2026/10/21

10/21 店日誌


本当に面白いものやら笑えることっていうのは、ドブや道端に落ちてるもんであり、街の面白さとはその街を形成している人々の息遣い。(チャーリー宮毛)

10月21日、水曜日。先週の土曜日に納品された『EL CINNAMONS』vol.5のページをめくっていて、思わずニヤつく。こんな塩梅の雑誌が読みたかった。有り体のイケてる店、人を紹介するんじゃなくて、個人の興味が誌面に反映されている。SNSで話題の……みたいな意識は皆無だし、金銭的に余裕のある人だけが行ける場所、会える人は出てこない。直感を信じて、行動を起こす───角を曲がるか、扉を開けるか───ことで掴んだ実感、経験が書かれているのが嬉しいのだ。好奇心と感性が織り込まれた120ページに拍手を送りたい。

あと一年もすれば、私もすこしはジャズを語ることができるようになるだろうが、とにかく、そんなふうにジャズを聴いているうちに、時代というものに対する考え方が変わってきたのだ。要するに、よくも悪くも時代は変る。(須之内徹)*

須之内徹『さらば気まぐれ美術館』を読んでいると、あちこち付箋だらけになってしまう。とにかく面白い! って書けばそれまでだけど、この味、読み手を引きつける力は何なのだろうか。魔力のような強度がある。書きながら迷い、迷いながら筆を進める須之内話法の虜になっている。今日もぐいぐい読んでいく。

*「モダン・ジャズと犬」(須之内徹『さらば気まぐれ美術館』p.114)

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南浦和、古賀、益子、北茨城とつづいた遠征出店がようやく終わった! 季節は夏から秋になり、雨があり晴天もあった。失敗あってこその手応えもあり、予期のできない出会いにも恵まれた。店に閉じこもって屈託していくより、疲労の度合いも軽かった気がする。声をかけてくれたみなさん、手伝ってくれた友人たちに感謝、感謝! どうもありがとう。

では、久しぶりに開店〜! オンライン・ストア〈平凡〉もどうぞよろしく。

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