南浦和駅近くの交番で道をきく。「ふみくら2丁目に行きたいんですが」「ふみくら?? うーんと、それはぶぞうだね!」「あ、文蔵(ぶぞう)って読むんですか!」「そうそう、あそこの交差点を左に行けば、簡単に行けますよー」「ありがとうございます!」って感じで道に出ると、すぐに文蔵2丁目の標識が出てきて安心。大通りから一本入った古い商店街と住宅街が一体化したエリアに足を踏み入れると、あった! 会場となる〈LETTER〉*をなんなく見つけてガッツポーズ。
*余談1:LETTERは洒落たジェラート屋さんなのだけど、立地、構造ともに変わってる。店主のジュンコさんに聞いてみると、昔は焼き鳥屋だったテナントとのこと。並びにはコインランドリー(ここがめちゃシブい!)、銭湯、洋品店、豆腐屋などがあり、どことなく懐かしくて歩くのが楽しい。
出店会場、LETTER2階に上がるとタクトくん、エッちゃんがきていて、ほどなく〈シリシリ器〉のニッタやコーヘーくん家族もやってくる。ワイワイ話しつつ荷解きをして準備をはじめるも……大苦戦! まったくイメージがうかばず、うまく整えられない。まわりのみんなは上手だから余計に焦り、やたらに手を動かして、どうにか誤魔化す。ふ〜〜〜っと息をついて、ニッタと共に〈喫茶むくむく〉に行くことにする。
徒歩1分、角をひとつ曲がった先にあるむくむくに入ると、北浦和勢がすでにビールで始めてる! レターとはまったく異なる雰囲気に安心し、店主のチャンヒーさんにビールを頼んで(缶ビール300円!)、いろいろ話す。ここもまた味があるっすね〜なんて話を向けると、小料理屋さんが夜逃げした後なんですよ〜と教えてくれたり、いちいち面白い。なんだなんだ、南浦和! めちゃめちゃいい町じゃん! 路地に商店があって、人が行き交う。こういう区画ってなかなか無いんだよなァ。
いつの間にか始まっていたイベント、早々に小中の同級生一家がきてくれたり、ご近所さんと話してみたり、旧友と再会したりと。わあわあ、ぎゃあぎゃあやってるうちに、なんだかんだで本やトートバッグが売れていく。店番を放棄して遊んでると「戻ってきてよ〜(泣)」とタクトくんに呼び出されて、気がつく。オレが買ったレコード*がない! 忽然と消えてしまったダブの名盤。一同ざわつくも、音盤珍事はすぐに解決、ちょっとした山場になる。
*余談2:この日の目玉はなんといってもコーヘーくん! 良質すぎるフリマというか、欲のなさすぎる値付けに音楽好きは大興奮。みんな沢山買っていた。オレは件のダブ盤、エンケンの嘆きのウクレレ、ジョセフ・スペンスのテープなどを購入(←今聴いているのだが、最高である)。
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