2026/08/31

8/31 店日誌


8月31日、月曜日。シノモリ先生こと篠田守男さんが亡くなったのを伝えてくれたのは、野口修さん。正確に言えば、野口さんが店にいるときに逝去を知らせる電話がかかってきて、かつて営んでいた〈アクアク〉での思い出、教え子たちとの交流、近年の篠田さんとのやり取りに話が移った。1972年に刊行された『快楽宣言』を持っていると話すと「え! あの本にはヘンリー・ミラーが出てるよ!」「あと、あの詩人の人も。ほら、現代美術家と結婚してて、映画評論なんかも書いてた」「……富岡多恵子?」「そう!」って感じで、野口さんとの会話はエネルギッシュで、元気が出る。

久しぶりで顔を出してくれたヒロタさんとは本の話を。「写真家の奥山さんが本を出したよー」「筒井康隆とか柄谷行人を読んでるんだけど、面白かったのは木内昇!」と色々教えてもらうなかで驚いたのは、木内昇さんが女性だってこと。長いこと、きうち・のぼるという男性だと思い込んでいた。いやはや、勉強になりました。

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古本の買取が多いなかで、新刊入荷もちょこっとだけ。盟友というか、なんというかで長く付き合っている自由研究者・金井タオルの『詩について』は、相変わらずの金井節。結論が出ないままのどうどう巡り。55ページの小冊子には一風変わった厚みあり。

さあ、8月最終日! いつも通りに開けてます。お暇があればご来店ください。

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