今月末で閉店との報を受け、いくべきか、いかぬべきかと迷っていた〈かつ善〉に足を向ける。着いたのは11時15分頃、店前の行列をみて挫けそうになるも、駐車を済ませたのち列につき開店を待つ。前後の会話を耳に入れつつ、こんな時こそ常連面は控えたい、我欲は抑えたいよな〜とか考えながら本を読む(小林信彦『昭和のまぼろし』がヤケにハマって、ぐいぐい読んでしまった)。
入店後、入口脇の椅子で15分ほど待って、奥の座敷に通される。ヒレカツを注文して読書再開。なんとなく顔見知りの感のある配膳担当の方と言葉を交わしたり、茶を啜ったりしながら、待つ。10分ほどで供されて、しみじみといただく。馴染んだ店が無くなるのはさみしいけれど、こればかりは仕方ない。ご馳走様でしたと伝えて、さっぱりと会計を済ませた。
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