5月28日、木曜日。朝イチのレコードは、Slim Smith『EARLY DAYS』。美声シンガーのスリム・スミスのアーリーデイズ、さぞかしメロウなんだろな〜と針をおろすと、A面前半はファットな低音が響いてびっくり。単に音がいいってことでもあり、アーリー・レゲエの時期に差しかかった頃の録音でもあるのだろう。その後にはスカ・チューンやロックステディもあり、ソウルフルかつスウィート、タフな14曲を堪能した。たった1度だけで、何かが分かるわけじゃないのだが、レコードは最初の1周目をどう聴けるかが重要だと思ってる(時間が経てば、また新鮮に出会えたりもするけれど)。
レゲエがジャマイカのソウル・ミュージックなら、スカはジャマイカのロックン・ロールだろう。ロックン・ロールには「チャック・ベリー不滅説」というのがある。なぜなら、彼が歌ったテーマが、誰もが必ず経験する恋やセックス、車や学校といった、まさに「青春もの」だからだ。(宮崎研二)
山名昇(責任編集)『ブルー・ビート・バップ』に入っている、宮崎研二「バスター親分、登場だ」が素晴らしい。平易ながらもプリンス・バスターに対する敬意があり、バスターと共に時間を過ごした上での体験、高揚までもが言語化されている。上記の「スカ=ロックン・ロール説」は重要な指摘だと言えるだろう。
かと思えば、ハード・ボイルドな曲の「アル・カポン」に乗せる「チュク、チュク」という「くちカッティング」。これにはパターンがいくつもあって、「パッピキ、パッピキ」や「ドッチキ、ドッチキ」、「チキ・チュク、チキ・チュク」、「ヘキ、ヘキ」などあり、真似しようにもなかなか難しい。
「くちカッティング」を解説する箇所が、このテキスト内の個人的ハイライト。文字面じゃなくて、実際に口にしてみるとわかる音があって、面白い。「ヘキ、ヘキ」なんて、あの特有のコブシっていうかヒネリがあって成立してるんだよねえ。スリム・スミスからプリンス・バスターに話が移ってしまったけれど、まあそんな気分だったというわけで。
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明後日30日(土)の営業時間を変更します! お伝えしていたよりさらに1時間短くなり、11時〜14時で店を開けます。「パスカルズ つくば公演」会場での準備にかかる手間が思いのほか大きいため、31日(日)の出店準備も重なったため。ややこしいですが、ご了承ください。
今日明日は通常営業! いろいろ入荷もあるので、よろしくどうぞ〜!
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