3月2日、日曜日。午前中、松野泉『あそぼ』を聴いた。なぜだかA面ばかりを聴いてしまっていて、久しぶりでB面に針を落とす。2曲目「遺影」の途中で読んでいた本を閉じて、耳を傾ける。「人は年老いたからといって 聖人にはなれない/過ちは癒やされず ただずっとそこにある/時は何も解決せず 傷つけられた魂は/私の前に立ち止まり ただ静かに震えてる」と閉められる、小さな歌。この一節だけを抜き出したところで、何かが伝わるはずもないのだが、胸をぐっと掴まれた。
「かさぶた食う子と無口な原田さん」「奈落」は目を閉じて、しっかりと聴く。針が上がったあとの静けさも音楽のようで、しばらく動けず。今日、聴くべき音楽を聴いてしまった。そんな感覚。午後からなにを聴けばいいのか。
今回の曲とかは、例えばなんかしながら聞かれても面白くないんじゃないかなと思って。聞く人が。せめて一回くらいは、ちゃんと聞く……っていうとアレですけど……ある程度そういう風に向き合って聞いた方が面白いんじゃないかなと思って。(松野泉)
今年も花粉の季節がやってきた。自分はそこまで酷い症状でないけれど、いちどクシャミが出ると止まらない。4発、5発と身体を震わせて、フーフー言っている。ほっとけば鼻水があちこちに飛んでいく。手拭いがないとやってられない。
今日明日は13時開店。これから寒くなって雪が降る……とか、なんとか。
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