2023/05/08

5/8 雑記

午前中から午後、隣町の古本屋をまわってたくさんの本を目に入れる。棚から抜き出したのは何十冊か。購入に至ったものは十冊ちょっと。後悔なし。気にはなったが、買わなかった本とはどこかでまた出会えるだろう。今は楽観的な気持ちでいる。

俺たちには生まれつき、血が体内を駆け巡るような体験をさせてくれるもの、または心を落ち着けるようなものならなんにでも、誰にでも飛びつく気性があった。頭のなかの狼を鎮め、心の痛みを癒す霊薬を渇望していた。(「ブライトン・ロック」)

『ボビー・ギレスピー自伝』はあちこちに火薬が仕掛けられた、危険な書物だ。ボビーは知的な冒険者、繊細ながらも勇敢かつ大胆で、詩的な感性を持つパンク・ロッカー。パティ・スミスの名著『ジャスト・キッズ』を読んだときの感覚がよみがえる。

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