2022/09/27

『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』

たとえ街に出たからといって必ず見つかるとも限らない、不確定でぼんやりとした事象。そういうものを求めて、薄曇りの住宅街をただ歩いてみる。きっと多くの人にとっては、頼まれたってやりたくない、生産性のない行為。そんな時間を無性に愛おしく思ってしまうのが、我々「酒の穴」なのだ。

『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』が届きました。
酒の穴というユニット名で活動している、パリッコ/スズキナオの5冊目の共著。webマガジン「デイリーポータルZ」に発表してきた記事から厳選し再編集した一冊で、書籍としての体裁はスズキナオが「STAND! BOOKS」から発表した2作(『深夜高速バスに100回くらい乗ってわかったこと』『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほう選ぶ』)の構成を踏襲したもの。

酒場っ子であり、ミスター・アイデア!(命名:スズキナオ)とも称されるパリッコと、マイペースのようで鋭い眼をもつスズキナオの組み合わせは、読み手に特別な時間を感じさせてくれるはず。

販売価格は1980円(税込)。初回入荷分はお二人のサイン入り。特典ペーパー付き。

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