小さな夏休みの3日間、訪れたレコード店はふたつ。山梨市〈BIG FLAT(太平)〉と八王子〈道程〉。どちらも酔狂と言っていいほど立地がいい。商売上の計算よりも自分(店主)が気持ちよく、その場にいられるか。どんな風に商品を扱っていきたいか。つまりは、どう生きて、音楽文化と付き合っていきたいかが、自然体で表れていた。
中古レコードを主に、新譜(レコード、テープ、CD)もたくさん。この場でしか買えないであろうものも、結構ある。誰なのか、どんな音楽なのか、分からなくても欲しくなる。これが店で買い物をする醍醐味だろう。
Tシャツなど雑貨類が沢山あった、太平。在庫している音源、それぞれへの確かな愛を感じた、道程。どちらからも刺激を受けた。何より、心地よく過ごせた。個人が営む店ってやっぱり面白い! 経済力は無くても個性がある。人が自由に発想して、なんらかの方法で具現化する。その営みに触れると勇気が出る。嬉して、生命力が増してくる。
自分も明日からまた、店を開ける。どんな風に人を迎えられるか、想像するのがいつもより楽しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿