2020/03/24

『地下街の人びと』


アルバムを聴いた「瞬間」の感覚を大事にして欲しいと
思うと共に僕らのメッセージが多くの人々の心に刺さることを切に願う。


光風&Green Massive『地下街の人びと』が届きました。
ダブアルバムを挟んだ4作目は全9曲、収録時間は約31分。置かれた音、選ばれた言葉の印象を言葉にすれば「無駄がない」。今、この時代に鳴るべき、真っ当なレベル・ミュージック(抵抗の音楽)。アルバム全体はモノトーンではありますが、インストの2曲の色付けが絶妙だなあと思います。

販売価格は3080円(税込)。4月5日(日)には、〈代官山UNIT〉でリリースパーティー開催とのこと。

2020/03/22

「PEOPLE’S PARK −Cinnamon Meeting−」−終了しました!−

フライヤーデザイン:RUMINZ

" CINNAMON MEETING!"

雑誌『EL CINNAMONS』の発売記念を兼ねたシナモン集会inつくば

日時:
3月22日(日)
15時開場(DISCOS)/17時開場(OctBaSS)
※入退場可能(リストバンドを付けて頂きます)
※出入口に消毒剤あり
※うがい用の紙コップあり

会場:
Club OctBaSS/Bar DISCOS茨城県つくば市天久保1-5-4くいだおれ2号館1Fhttps://www.octbass.info/

料金:
2500円(一般)/1500円(学生)
※共に1ドリンク込み 

出演:
LIVE:
Tiny Step“South side”Trio 山口ゆきのり,秋廣シンイチロウ,森俊也
小池龍平(bonobos,LITTLE TEMPO)
ワダマンボ(CaSSETTE CON−LOS)

Beat LIVE:
tactsato(home made radio club)

DJ:
宮田信(MUSIC CAMP/BARRIO GOLD RECORDS),ヒデ・モリモト(SOUL BONANZA/オクラ印),EL BARRIO DISCO,Count D.(LOS ROYAL FLAMES),uCjima(NIGHT FOX CLUB),SUSHIRAW, 河内卓(北と南),MARIANNE MAFILLE, EL CINNAMONS

主催:
PEOPLE BOOKSTORE×EL CINNAMONS

***

開催にあたって

今日は、3月19日。シナモン集会は明々後日の日曜日、22日に開催予定です。前記から約2週間、さらなる換気対策を打ち出します。当日、出入口は歩道に面するDISCOS側になります。ここでまず、入場される方は料金のお支払い、リスバンドの受け渡しをした上で、手の消毒を行う予定です。この入り口は常時開放、換気が常に行われる状態とします。さらに、普段はメインの出入口となっているOctBaSS側のドアも開けることにします。出入口としては使用できませんが、こちらも常時換気が可能な状態とします。

さらに、出入口、カウンター、男女それぞれのお手洗いに*消毒剤を準備します。気になればすぐ消毒が可能。お手洗いにはうがい用の紙コップも準備します。
*消毒ではなく除菌。弱酸性 次亜鉛素酸水を用います。

当日は入退場自由です。新鮮な空気を吸うために外に出て頂くことが可能です。少し休んで、再入場もできます。ご来場頂くみなさまそれぞれの体調、精神的なバランスを鑑みて適宜判断してください。当日、マスクは配布出来ないので、不安のある方はご着用の上、ご来場ください。

よろしくお願い致します!

***

今日は、3月4日。上記のイベント「PEOPLE’S PARK−CINNAMON MEETING−」の開催を予定しているのは、約三週間後の3月22日。それまでに、新型ウイルス騒動が少しでも沈静化していることを願って書いています。出来る限り注意をしつつ、可能なものは準備をして開催するつもりです。

換気対策として、当日の出入りは自由としました。会場入り口で料金を頂いた方にはリストバンドを渡します。それを付けて頂ければ、何度だって出入り可能。窮屈かなと感じたら、どうぞ外に出て空気を吸ってください(出入口には消毒剤を設置しますので、出入りの時にご利用可能)。合わせて、ご希望の方にはうがい用の紙コップも提供しますので、どうぞお気軽にお申し付けください。ご来場の方、みなさまに配れるだけのマスクの用意はございません。お手数をおかけしますが、各自でご準備頂ければと思います。

ご来場にあたってのご希望、ご不明点があれば主催者までお気軽にお問い合わせください。出来る限り対応するつもりです。

PEOPLE BOOKSTORE 植田浩平
EL CINNAMONS トニー李

2020/03/21

<PEOPLE'S PARK-CINNAMON MEETING->開催記念放談 PART5

冷蔵庫にも、シナモン集会。(植田)

3月22日(日)に開催される「PEOPLE’S PARK -CINNAMON MEETING-」。つくばの書店・〈PEOPLE BOOKSTORE〉と横浜発の雑誌『EL CINNAMONS』がタッグを組んだこのパーティの魅力を伝えるべく、店主植田とトニー李編集長による同級生放談(最終回)をお届けする。(李)

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タイムテーブル公開

 この放談も今回が最終回。
 長々とおしゃべりしてきましたが、ここで当日のタイムテーブルを公開しましょう。

-OctBass-
1630 EL BARRIO DISCO(60)DJ
1730 小池龍平(30)LIVE
1800 ヒデモリモト(60)DJ
1900 ワダマンボ(30)LIVE
1930 TinyStep“South side”Trio(60)LIVE
2030 uCjima(60)
2130

-DISCOS-
1500 メンチカツ伊藤(50)DJ
1550 河内卓(50)DJ
1640 MARIANNE MAFILLE(50)DJ
1730 Count D.(50)DJ
1820 宮田信(60)DJ
1920 tact sato(20)LIVE
1940 EL CINNAMONS(35)
2015 EL BARRIO DISCO(15)LIVE
2030 ヒデモリモト(30)DJ
2100 宮田信(30)DJ
2130 

 会場のOctBaSSはつくばエクスプレスのつくば駅から徒歩10分くらい。この季節、晴れていたらつくば市中央公園を抜けて行く道も気持ち良いかもしれない。
 オープンが15時なので、お昼を食べてから遊びに来てほしいですね。つくば駅前でお勧めのお店とかってあります?
 OctBaSSの近くで言ったら中華料理の大成軒。これ、一本でしょう!
 力強い(笑)。終演時間も東京や横浜から遊びにきた人たちが帰りやすいように設定したので、ゆっくり遊んでいってほしいですね。
 そうそう、物販もあるんですよね。
 ワダさんのお店、Piquantと宮田さんのレーベル、BARRIO GOLD RECORDSの出店が決まっています。後は各出演者の音源や雑誌、ZINEなどをずらりと揃える予定なので、一度覗いてみてください。

コロナウイルス対策について

 最後に、当パーティのコロナウイルス対策を改めて伝えておきましょう。
 はい。そこが今、いちばん気を使わなければいけないところなので。「開催にあたって」という文章を更新したので、まずは以下を一読願います。

開催にあたって
当日、出入口は歩道に面するDISCOS側になります。ここでまず、入場される方は料金のお支払い、リスバンドの受け渡しをした上で、手の消毒を行う予定です。この入り口は常時開放、換気が常に行われる状態とします。さらに、普段はメインの出入口となっているOctBaSS側のドアも開けることにします。出入口としては使用できませんが、こちらも常時換気が可能な状態とします。

さらに、出入口、カウンター、男女それぞれのお手洗いに消毒剤を準備します。気になればすぐ消毒が可能。加えて、うがい用の紙コップも準備します。

当日は入退場自由です。新鮮な空気を吸うために外に出て頂くことが可能です。少し休んで、再入場もできます。ご来場頂くみなさまそれぞれの体調、精神的なバランスを鑑みて適宜判断してください。当日、マスクは配布出来ないので、不安のある方はご着用の上、ご来場ください。

 換気対策としてお店の中の2つの扉を常時開放し、再入場可能とする。消毒剤を店内の数カ所に設置し、うがい用の紙コップも用意する。その上で参加するかのご判断は各自無理せずにしていただくということですね。
 そうですね。ご自身の体調に合わせて、無理のない判断をして頂ければ。精神的にも負荷がかかっている人もいるでしょうし、ご自宅で静養という選択も尊重します。
 なかなか大変な時期の開催となりましたが、当日、集まれる方は楽しい集会にしましょう!
 はい。22日は大安。万事に吉とする日です。きっと、あたたかい場になるんじゃないかな。



<PEOPLE'S PARK-CINNAMON MEETING->開催記念放談 PART4

路上にも、シナモン集会。(植田)

3月22日(日)に開催される「PEOPLE’S PARK -CINNAMON MEETING-」。つくばの書店・〈PEOPLE BOOKSTORE〉と横浜発の雑誌『EL CINNAMONS』がタッグを組んだこのパーティの魅力を伝えるべく、店主植田とトニー李編集長による同級生放談(第4回)をお届けする。(李)

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出演者紹介④ -ヒデ・モリモト、uCjima、EL BARRIO DISCO-

 今回はメインフロアのOctBaSSでDJをしてくれる3人から紹介していきましょう。まずはヒデ・モリモトさん。
 ヒデさんの名前を初めて認識したのは、Piquantで買った『RITMO de SODADE from CABO VERDE』というMIX CDだったんですが、予備知識ゼロで聴いたこのMIXがエラくかっこ良くて! 土臭いんだけどルーディーで色気があるという。ヒデさんはアフリカなどの辺境音楽を発掘するエキスパートのひとりですよね。
 そんなディガー、掘り師たちの奥深い世界について書いた「移民とレコード」(『EL CINNAMONS』4号収録)は面白かったなあ。「貼り紙はしたかい?」のフレーズが頭から離れなくて。
 最近では「オクラ印」という「東京からトロピカルミュージックを発信する」レーベルを主宰していて、民謡クルセイダーズなどで活躍するパーカッショニストの小林ムツミさん率いるクンビア・バンド、「ムンビア・イ・スス・カンデローソス」の7インチをリリースするなど目が離せないですよね。

 続いて、uCjimaさん。
 牛島くんは「NIGHT FOX CLUB」という東京随一のノーザン・ソウル・クラブで活動するDJで、同時に弟とのユニット「牛島兄弟」で映画のZINEを作ったりしているんですよ。
 『だれかの映画史』ですね。
 牛島くんの文章には、どんな状況でも自分を客観的に見ている視点があって、そこから生まれる苦みとユーモアのようなものが良いんです。
 去年、映画『ノーザンソウル』を観て、興味が増していたから楽しみだな。
 いきなりトリをお願いしてしまったんですが、「自分にとってのシナモン・フィーリングなソウルミュージックのレコードを持っていこうと思います」と言ってくれたので、みんなで最後に踊りたいですね。

 続いて、EL BARRIO DISCOさん。
 EL BARRIO DISCOさんは、自身で「EL BARRIO DISC STORE」というオンラインレコードショップを主宰している東京のDJで、今回はオープンをお願いしています。
 「BARRIO」と付くということはチカーノ系ですか?
 本人は70年代のサウスブロンクスで活躍した音楽グループ、ゲットー・ブラザーズの“ミクスチャー感覚”に影響を受けて活動を始めた人なので、チカーノやラテンはもちろんですが、ソウルやディスコ、レアグルーヴ、ヒップホップなど音楽性は幅広いです。
 ラップもされるんですよね?
 EL BARRIO DISCOは1MC兼1DJのラップユニット名義でもあるので、DJとは別にDISCOSでのショットライブもお楽しみに!

出演者紹介⑤ -宮田信、Count D.、tactsato-

 ラウンジフロアのDISCOSの出演者に移りましょう。まずは宮田信さん。
 宮田さんはチカーノ・カルチャーを日本に紹介し続けている「伝道師」のような方で、自分がそもそもチカーノの文化により深く興味を持つきっかけになったのも宮田さんの文章やラジオでした。MUSIC CAMP/BARRIO GOLD RECORDSを主宰されていて、ジョー・バターンやチカーノ・バットマンなどの海外アーティストの招聘から音源のディストリビューションまで行っています。
 宮田さんのDJがつくばで見られるのは貴重ですよね。
 はい。当日は甘くメロウな本物のチカーノ・ソウルをたっぷりとかけてもらうつもりです。だからこそ、G-RAPやヒップホップ、グラフィティなんかが好きなローカルの若い子たちにも体験してもらいたいですね。

 続いて、Count D.さん。
 Count D.さんはLOS ROYAL FLAMESという2人組のスワンプ・ポップ・ユニットのヴォーカリストとして活動していて、この人もチカーノ・ソウルにメチャクチャ詳しいんですよ。DJは宮田さんの前の時間にお願いしたので、夕方からは甘く危険なチカーノタイムになります。
 DISOCSは側面がガラス張りになっているので、シチュエーション的にもバッチリでしょうね。
 また本人のスタイル、佇まいに“ロックンロール”のフィーリングがあって最高なんですよ。そこも注目してほしいですね(笑)。

 続いて、tactsatoくん。
 タクトくんはPEOPLE BOOKSTOREを介して出会ったイラストレーターで、イラストはもちろんのこと、ビート作りなどを含めて才能の塊ですよね。
 そもそもOctBaSSが初対面の場だったんですよね。
 2016年の「PEOPLE’S PARK」のときに「『EL CINNAMONS』買いましたよ」って声をかけてくれて。タクトくんにはチカーノタイムの後にビートライブを行ってもらいます。甘くトロけた体がビートを欲するようなイメージで流れを組んでみました(笑)。
 OctBaSSの店長でラッパーのSPRAが参加するなんて展開もあるのかな?
 そう言えば、もうすぐPEOPLEでもタクトくんの個展が始まるんですよね。
 年始に田端のWISH LESSギャラリーでやっていた「WILD PANTS CLASS」という個展の巡回展ということで、シナモン集会が行われる3月22日(日)から4月12日(日)まで行っています。もし余裕があったらシナモン集会の前に覗いてから来るというのもありだと思います!

出演者紹介⑥ -河内卓、SUSHIRAW、MARIANNE MAFILLE-

 最後は駆け足でいきましょう。まずは河内卓さん。
 河内さんは『北と南』という文芸ZINEや『ほんほん蒸気』という冊子
を作っている同い年の編集者で、先ほどの牛島兄弟の『だれかの映画史』の編集を担当しているのも彼なんです。
 某出版社の編集者でもあるんですよね。
 小沢信男さんのエッセイ集など良い本を作っていて、是非、植田さんにも紹介したいなと。音楽も好きで、何でも最近はK-POPにハマっているようなので、そのへんもかけてもらうつもりです。

 続いて、SUSHIRAWくん。
 寿司郎は『EL CINNAMONS』には欠かせない存在で、今回はコラムとともに「椰子生子」名義で雑誌のCM動画まで作ってくれて。
 「PEOPLE’S PARK」でも過去にDJをしてくれましたよね。一曲目に「スシ食いねェ!」をかけたという(笑)。オレのカラオケの十八番。
 しかも英語版の「Oh! Sushi!」を(笑)。いつの間にか「でぶコーネリアスEX」というバンドに入ってギターを弾いていたりと、予測のつかない男なんですが、それを含めて面白い男です。

 そして、MARIANNE MAFILLEさん。
 マリアンヌさんは“EL CINNAMONS第4のメンバー”と言われているデザイナーで、本誌のデザイン面はすべて彼(彼女?)に任せています。打てば響くというか、とにかくどんな話題でも話せる数少ない友人で、選曲の方もバッチリだと思います。
 あ、EL CINNNAMONSはDJしないんですか?
 残念ながらボスのチャーリー宮毛が参加できなくなってしまったので、おれとメンチカツ伊藤の2人でお茶を濁そうかなと。取りあえずチャーリーさんの曲はかけます。なんてったって「シナモン集会」ですからね。


(PART5に続きます!)

<PEOPLE'S PARK-CINNAMON MEETING->開催記念放談 PART3

レオン・レッドボーンとシナモン集会。自室です。(植田)

3月22日(日)に開催される「PEOPLE’S PARK -CINNAMON MEETING-」。つくばの書店・〈PEOPLE BOOKSTORE〉と横浜発の雑誌『EL CINNAMONS』がタッグを組んだこのパーティの魅力を伝えるべく、店主植田とトニー李編集長による同級生放談(第3回)をお届けする。(李)

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出演者紹介① -Tiny Step“South side”Trio-

 まずはライブアクトから紹介していきますか。
 前々回の放談で「今回のパーティは『EL CINNAMONS』に縁のある人たちに集まってもらって〜」というふうに説明したんですが、メインフロア(OctBaSS)でライブをしてもらうTiny Step“South side”Trio小池龍平さんの2組は植田さんからの提案ですね。
 もともとTiny Step“South side”Trioの山口さんと「つくばで何かやれたら良いですね」という話をしていたんです。それで「シナモン集会」の企画が持ち上がったときに、この“シナモン”なメンツと一緒にやったら絶対に面白いだろうなと。さらにその中に(小池)龍平さんが加わるのもイメージできたので、2組ともに声を掛けさせてもらいました。
 Tiny Step“South side”Trioはどういったグループなんですか?
 ごきげんなインスト・ロックステディグループですね。「TINY STEP」は、ハモンドオルガン/キーボーディストの山口さんによるソロ名義で、そこにギタリストの秋廣シンイチロウさん、ドラムの森俊也さんが加わった“South side”Trio編成でライブをしてもらいます。
 今年の1月に『YUME KARA SAMETEMO』という初の7インチが発売されたばかりなんですよね。
 そうです。山口さんと出会ったのはちょうど去年の今頃で、そのときにCDをいただいたんですが、一聴してすぐに気に入りました。自分もライブは初体験なので楽しみですね。



出演者紹介② -小池龍平-

 続いて、bonobosやLITTLE TEMPOのメンバーとしても活躍するリズムギタリスト/シンガーソングライターの小池龍平さん。何でも植田さんは長い付き合いなんだとか。
 お店を始めるずっと前に、つくばで「MOJO SESSION」というイベントを企画していたんですが、その初期の頃からずっとお世話になっているのが龍平さんですね。色々な人やお店を紹介してくれた恩人であり、愛する先輩、兄貴って感じです。
 植田さんの変遷をよく知る人物であると。
 本当にそうっすね。逆に龍平さんの活動が広がっていくのも見てきましたし。自分も大好きなバンド、LITTLE TEMPOのメンバーに加入したときはわざわざ電話をくれました。龍平さんには、何度もつくばでライブをしてもらっていますが、ソロ出演でいうと久し振りになりますね。
 どんな感じのライブになりますかね?
 スウィート&マイルド(ときどきヤマン!)な音と声を聞かせてくれるはずなのでお楽しみに。あと、MCにも乞うご期待!と言っておきます。



出演者紹介③ -ワダマンボ-

 そして、CaSSETTE CON-LOSのヴォーカル/ギタリストのワダマンボさん。ワダさんとはどうやって知り合ったんでしたっけ?
 ワダさんとは住んでる街がたまたま一緒なんですよ。で、ある日、散歩をしていたら偶然、Piquant(ワダ夫妻がやっている雑貨と音楽の店)を見つけて。しかもその前にブックオフでEL CHICANOが特集された音楽誌を買っていたんですが、お店に入ってすぐ手に取ったレコードがEL CHICANOだったという(笑)。



 “MAGNETIC”(磁力的)ってやつですね(笑)。
 それで『EL CINNAMONS』の2号でPiquantのロングインタビューをさせてもらって、それ以来、毎号参加してもらっています。ワダさんは文章もとても良いんですよね。
 実はワダさんにも「MOJO SESSION」に出演いただいているんですよ。だから僕個人的には原点回帰的な感じもしていて。何よりもワダさんのライブが、またつくばで観られるのがうれしいなあ。
 パーティ全体の雰囲気的に「メロウな感じでやれるかも」って言ってましたね。ロマンティックで夢見心地でメロウ。そんな空間になると良いですね。
 そう言えば、ワダさんには「TSUKUBA TO CUBA」という曲があるんですよ。あの曲がすごく好きなのでやってくれたらいいなぁ(笑)。
 あとは3組とも古くからの付き合いというふうに聞いているので、せっかくならセッションなんか実現したら素敵ですよね。ちょっと提案してみます!


(PART4に続きます!)

<PEOPLE'S PARK-CINNAMON MEETING->開催記念放談 PART2

「魅惑のオンラインショップ」、〈パライソレコード〉にもフライヤーが!(植田)

3月22日(日)に開催される「PEOPLE’S PARK -CINNAMON MEETING-」。つくばの書店・〈PEOPLE BOOKSTORE〉と横浜発の雑誌『EL CINNAMONS』がタッグを組んだこのパーティの魅力を伝えるべく、店主植田とトニー李編集長による同級生放談(第2回)をお届けする。(李)


オン・ザ・ロード

 植田さんと初めて会ったのは2012年ですよね。
 8年前。もうそんなに経ちますか。
 横浜に白楽という面白い街があって、そこで定期的に行われている「ドッキリ闇市」というイベントに植田さんが遊びに来ていて。
 その日、打ち合わせと称して、白楽に呼び出されて。駅を降りたらすぐドッキリ闇市で。ビール片手に「うわー面白い!」って歩き回っていたら、李くんが出店していて、発売されたばかりの『STREETWISE』をその場で買ったという。
 だからふたりの出会いは「路上」、ビート文学だって言ってるんです(笑)。お店を始める前でしたよね?
 そうですね。その翌年に地元のつくばで良い場所が見つかって、「それじゃあ、何かお店でもやってみようか」ということで古本屋を始めました。それでお店をオープンするタイミングで「『STREETWISE』も置きたい!」と思って連絡したんですよね。
 それ以来、売り切れてもずっとオーダし続けてくれていて、本当に感謝しています。
 その後、しばらく音沙汰がない時期があって「李さん、どうしてるんだろう?」と思っていた頃に、EL CINNAMONSという名義でTシャツやセレクトCDを作り始めたことを知って、そこから再び注目するようになりました。

LOS CINNAMONS?

 そもそもEL CINNAMONSってどういうきっかけで始まったんですか?
 横浜にチャーリー宮毛という面白い人がいて。CRAZY KEN BANDの剣さんと10代の頃からの親友で、お互いに強い影響を与え合っている間柄なんですよ。そのチャーリーさんがブーガルーというラテン音楽に出会って、新たにバンドを始める時に“シナモンフィーリング(CINNAMON FEELING)”という感覚を打ち出すんです。
 ちょっと長いですが、「シナモンフィーリングとは」という文章を引用してみますね。これ、坪内祐三さんが定義した「ストリートワイズ」みたいで好きなんだよな。

「例えば、NYの下町に見る色使いの派手な手書きの看板、安ホテルのラウンジのコーヒーの味、三流デパートのエスカレーター付近のペンキの匂い、地下鉄のなかで聞こえるトリッキーなスパニッシュ・スラングなど。これら妖しくチープな空気を形成している諸要素と出会った瞬間に感じる異国的で、気の遠くなるような心地よさを指す。また、心地よさとは一見対極にあるトラブル感やアンラッキー感をも含みこむ」

 何のこっちゃって感じですよね(笑)。ただ、僕はこの“シナモン感覚”というものに一発で魅了されてしまって、それで2012年に作った『STREETWISE』という雑誌でチャーリーさんの特集を組んだんです。
 あの特集は濃かったですね!
 そうしたら今度、その特集を読んだという変な男が現れて。
 『EL CINNAMONS』で表紙イラストを描いているメンチカツ伊藤ですね。
 “シナモン感覚”に反応していた奴がもうひとりいたことにビックリしたんです。しかも同い年で。それからは3人で集まるようになって、何回目かの飲み会の翌日だったと思うんですが、チャーリーさんが3人で撮った写真をツイッターにアップしていて、そこに「EL CINNAMONS」と書いてあったんですよ。知らぬ間に(笑)。それが始まりですね。
 でも、本当は「LOS CINNAMONS」が正解なんですよね(笑)。
 そうなんです(笑)。後で気付いたんですが、「そのいい加減さも含めて自分たちらしい」と開き直って、そのままユニット名にしちゃいました。

ここから、すべてがはじまった(らしい)。(植田)

絶妙な“チンピラ感”

 そのユニット名がやがて雑誌名になったと。
 編集者の血が騒ぎまして(笑)。最初は同人誌という形で第1号を作り、2号目からは自分がシナモン感覚を共有できると思った人たちに声をかけさせてもらって、現在4号まで刊行しています。
 昨年末に発売された4号の感想をツイートしたら、すぐに反応してくれて嬉しかったんですが、EL CINNAMONSは誌面に「路地」を作るのがうまいですよね。整理されすぎていない、雑踏のような記事作りに毎号感心するなあ。あと、絶妙な“チンピラ感”が漂っているのが良い。個人的には、昨今増えている書店だったり、リトルプレスに足りてないのはそこだと思っていて。「いーじゃねえか! 誰に頼まれたわけじゃねーんだから!」って酒を煽る感じ(笑)。
 ワハハハ。確かに今もビールを煽っていますし。もう一杯行きましょうよ!
 家に帰るのが怖い(笑)。
 最近は3人で会う機会も減ってしまったんですが、雑誌の中でチャーリーさんとメンチカツはシナモン感覚をより深く追及していく方向に、僕は僕でシナモンを媒介に外に広がっていくような方向でそれぞれ動いています。まぁチャーリーさんの文章が載っていれば、それは紛れもないシナモン雑誌なので、そこはブレないようにしつつ、今後も続けていけたらなと。
 ちなみに次号の予定はあるんですか?
 頭の中では常に考えていますよ。というか、そればかり考えている(笑)。文芸誌でも音楽誌でもカルチャー誌でもない、そのあわいの領域というか、結構、可能性があると思っているんですよね。
 じゃあ、そろそろ出演者の紹介をしていきますか。


(PART3に続きます!)

<PEOPLE'S PARK-CINNAMON MEETING->開催記念放談 PART1

ご近所さん、〈古着屋May〉にもフライヤーあります!(植田)

いよいよ開催まで2週間を切った「PEOPLE’S PARK -CINNAMON MEETING-」。つくばの書店・〈PEOPLE BOOKSTORE〉と横浜発の雑誌『EL CINNAMONS』がタッグを組んだこのパーティの魅力を伝えるべく、今回から数回に渡って、店主植田とトニー李編集長の同い年コンビによる放談をお届けする。(李)

誰がいちばんメキシカンパーカーが似合うか!?

 ご近所の古着屋さんにフライヤー置いてきましたよ。
 ありがとうございます。こちらもちょうど最後のお客さんが帰って、お店を閉めたところです。
 植田さん、何か気付きません?
 ん?
 洋服が……。
 あ、さっきと違う(笑)!
 “シナモン”なメキシカンパーカーを見つけたので、そのまま着てきちゃいました。
 イイすねー。古着屋Mayの方はうちのお店やイベントにもよく遊びに来てくれるんですよ。自分もちょくちょく顔を出すし。お客さんの行き来もあったりね。いい感じのご近所さんです。
 まさに去年、OctBassのパーティに行った時にバーカンで話しかけてきてくれて知り合ったんですよ。「その上着、かっこ良いですね」って。
 そういう出会いは嬉しいな〜。
 メキシカンパーカーってもともと70年代に西海岸のサーファーたちが愛用してたんですよね。そんな話から「誰がいちばんメキシカンパーカーが似合うのか」というお題で激論になって、ひとまずシアターブルックの佐藤タイジということで落ち着きました(笑)。
 なかなか戻ってこないと思ったら(笑)。じゃあ、せっかくなんで一杯やりながら話しましょうか。
 そうしましょう。(これを読んでいるみなさんも)乾杯!


くだんのメキシカンパーカー。よく似合ってました。(植田)

ふたりの好きな本

 この間、PEOPLEに矢吹純くんの展示を観に行って、みんなでワイワイ話していた時に、常連のお客さんにこっそり「おれと植田さんが話しているところを撮ってくれますか」って頼んでいたら、植田さんが気付いて「またあの会話のやつ、ツイッターにあげようとしてるんでしょう」って言いましたよね。
 「家へ帰るのが怖い」「夕陽を観るのが怖い」みたいな会話を僕らがしているというツイート。あの引用の仕方、すげー好きなんですよ。センス良いなあと。
 実はあの時、ちょっと嬉しかったんですよ(笑)。ちゃんと覚えてるんだって。
 アハハハ。あのツイートの元ネタは写真家の森山大道と中平卓馬の会話ですよね。
 『犬の記憶』(現在は河出文庫)という森山大道のエッセイ集の中の「逗子」という一編に出てくるんですが、ずっと前に植田さんと「あのエッセイの中に流れている無為な時間やふたりの関係性がすごく良いんだよね」という話で盛り上がったんです。
 まだふたりとも写真家として活躍する前の時代だから、とにかく暇なんですよね。それで昼から喫茶店でお茶をして、そのまま逗子海岸に行って海を眺めながらダベって帰ってくる。ただそれだけの話なんだけど、何か良いんですよね。
 だから僕の中で植田さんというと、まず初めにあのエッセイのことを思い出すんですよ。

公園で集会

 しかし、新型コロナウイルス感染症の余波はすごいですね。
 ほんと、ここ1、2週間でどんどん状況が変わってきていますよね。
 ライブやコンサートも中止や延期になったりして。
 そんな中で3月22日の僕らのパーティですが、できる限りの注意と予防対策を取った上で予定通り開催しようと(換気、消毒対策に関しては上の記事でご確認を)。
 はい。正直、何が正解か分からないですが、こういう時だからこそ集まりたいという思いはありますよね。
 “CINNAMON MEETING”ですからね。
 “MEETING”って言葉は、いつかパーティの名前につけたいなと思ってたんです。ローライダーやハーレーのシーンで使われるんですが、響きも含めてかっこ良いなと。
 PARK(公園)でMEETING(集会)だからちょうど良いですよね。
 ちょっと暴走族みたいですけど(笑)。「PEOPLE'S PARK」という名前は、お店の1周年パーティの時につけたんでしたっけ?
 2周年からですね。あの頃は何周年とかって、パーティーの口実が必要だったんです(植田補足:今はいりません!)。それからはうちのお店が主宰するパーティの通しタイトルという感じで使っています。公園のように自由に遊んでほしいって。
 僕は初回から参加しているんですが、このブログで開催記念インタビューをやりましたよね。
 宣伝用に録ったのに前日の朝になって原稿が送られてきたという(笑)。
 ……。
 いや、嫌みじゃなくてあれはあれで面白かったなと。
 でも、次の年のインタビューでは植田さんが謝ってますよ。「私植田の怠惰がたたり」公開が遅れたって(笑)。
 ……。
 (DADDY KAN氏の甘いMIXが店内に鳴り響く)沁みますね〜(笑)。でも、その頃から植田さんは「いつかEL CINNAMONSのイベントをやりたいね」って話をしてくれていましたよね。
 「EL CINNAMONSがパーティを雑誌のように『編集』したら面白いだろうな」という予感があったんです。それができる機会ってすごく少ないと思うし。
 それで昨年末に『EL CINNAMONS』の第4号を久し振りに刊行したタイミングで、本誌に縁のあるミュージシャンやDJ、編集者、イラストレーター、デザイナーなどがワイワイ集まって、遊びにきてくれたお客さんと一緒に一日限りの「雑誌」を作ってみようと。そんな感じで始まりましたね。


(PART2に続きます!)