2025/06/21

6/21 店日誌

6月21日、土曜日。胃腸の不調にともなう身体のダルさは回復傾向。就寝中の排便数もグッと減り、起床後の気分はスッキリ。コーヒーを淹れたのちラジオを流しながら草刈り、シャワーを浴びる。朝の習慣を一つずつ取り戻していく。たぶん明日にはもっと早く起きられる。体操もできるだろう。小さな希望、楽観が集まって大きなエネルギーになる。歩く、走る、食べる、飲む。読む、聴く。些細な行為が積み重なって、つくられるものって何だろう。人柄? じゃなくて、もっと柔らかいことのような……。時間をかけて考えてみよう。

しかし、私は、日常生活ではきわめて保守的な人間で、一日を殆ど同じくり返し、同じペースで過ごさないと、身体の具合が悪くなってしまうのである。(小林信彦)(*1)

小林信彦『東京のロビンソン・クルーソー』の表題章を再読、この人、やっぱり変わってる。昭和39年以降の好景気にわく日本にあって「(これで、なんとか不況になるだろう……)」と念じていた人はどの程度いたのだろう。「やっぱり、大部分が体制順応派だと思う。ただ少数の、どうしても秩序の中に入っていけない」(*2)と書く人に居場所はあったのだろうか。

(*1)「東京のロビンソン・クルーソー」p.162 (*2)「私の早大事件」p.144

天久保1丁目〈Good Near Records〉ではセール開催中。買い物3000円で10%、5000円で20%割引になるらしい。目をつけてる盤は安くはないし、地味だから誰にも買われないとは思うのだけど、購める時機が来たのかも。

今日明日、明後日は13時開店。オンライン・ストア〈平凡〉もよろしくどうぞ。

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