思ってたよりずっとヘヴィで、もろくも崩れ落ちていく人間の姿を見ていて、イヤになった。映画として嫌いなわけじゃないのだが、こりゃなかなか……と呟くのが精一杯で、しかと受け止められたとは言い難い。ドラッグ摂取、ジャズ演奏に合わせて踊りまくるシーンに迫力があり、エイドリアン・ブロディの鼻の穴のデカさに驚いた。なにより、建築物の持つ力──権威と欲望、それらへの呪詛を含む──に畏れいる。
信仰が大きなテーマになった映画『ブルータリスト』を監督したのはブラディ・コーベット。1988年生まれの36歳らしい。
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