2月5日、水曜日。仕入れたばかりの、川崎大助『教養としてのロック名盤100』が読ませる。めちゃくちゃ面白い。「「究極の100枚」これからご紹介しよう。(…)あなたがほんのすこしでもロックに興味があるならば、最初に聴いてみるべき1枚は、間違いなくこの「100枚」のなかにある」と書き出される「はじめに」でたじろぐ人がいるかもしれないし、そもそも「教養」ってのが気に入らない! なんて声も聞こえてきそうだ。だけど、まあまあ落ち着いて。読み出せば、きっと引き込まれる。
ブルース、リズム&ブルース、ソウル(それからジャズも)の「先にあった」ものがファンクであり、発見されたばかりの「新しいやりかた」が世に出たとき特有の輝きが、70年代ファンクには充満している。
98位のファンカデリック『ワン・ネーション・アンダー・ア・グルーヴ』を紹介するなかの一節なのだが、この解説と先週放送された「ジャズ・トゥナイト」(特集:マイルス・デイヴィス「アガルタ&パンゲアから半世紀」)を組み合わせれば、ブラック・ミュージックの聴こえ方が変わる気もする。
オンライン・ストア〈平凡〉を通して売れていった新刊、自主制作の小冊子をぼちぼち補充している。今日明日中には再入荷するものもあるので、ご注目を。古本には日々、入荷あり。
今日明日、明後日は15時開店! 来週10日(火)〜14日(金)は休みます。
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