2024/02/23

2/23 店日誌

2月23日、金曜日。本を売りにきたミヨシくんと自転車を修理しにきたヨシオさん、Q.B.B.『古本屋台2』を買いにきたイケダさん、話題がくっついたりはなれたりしながら各々と話しているとスペクテイター編集部の青野さんが納品にきてくれる。チェーンの取り替えを終えたヨシオ、ミヨシ、ウエダの3人でコーヒーを飲み、1人ずつ帰っていく。開店直後にドッと友人、知人たちが居合わせた昨日だったが、真冬にもどった今日はどうなるだろう。

この数日、稲田奈緒美の大著『土方巽 絶後の身体』を紐解いている。分厚い本そのものはもちろん、約600ページを要して語られる土方巽という人物の厚み、巨大さにおののく。敗戦後に生まれた文化、風俗を背負い、ときにつよく反発しながらも懐柔し内包して生きた人。今朝ようやく十四章「三島の自決 1970」にたどり着いた。

読むべき本がある、というのはしあわせだ。ネット古書店で買った坪内祐三の未読の2冊に手を出したいのをぐっとこらえて、今日も土方巽の伝記にぶつかっていく。

今日明日、明後日は通常営業。週明け26日(月)・27日(火)は連休です。

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