今、疑うと言いましたが、別の言葉で言うと、批評することです。町を歩いてショーウインドーの飾りつけを見て、私だったらこうするだろうと思うと同時に、その飾りつけのいいところ、おかしなところを、見つける習慣をつけて下さい。-串田孫一「やさしい芸術論」
2月2日、火曜日。先週末、古書店で購入した串田孫一『枯葉の踊り』(雪華社)の序盤、数箇所でうなってしまった。平易な語り口で本質を突く、書き手の姿勢に感服しながら味読している。上記のテキストを含む節はこう、締められる。「しかし、一番厳しく批評しなければならない対象は何か知っていますか。それはあなた自身です。あなた自身のなさる一切の事柄、これに厳しい目を向けて、あなたの芸術を育ててください」。
今日から2月。いつも通り、のんびり開けています。
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