2016/09/25

『モウタクサンダ・マガジン』issue 1


“現代みたいに「時間が一定のスピードで流れる」って決められたのはとても最近のことで、たった150年くらい前。それまでは、季節や昼夜によって時間(文字通り)伸び縮みしていたわけだ。(略)そうすると、「今って何時?」っていう質問の答えは、季節によっても昼夜によっても変わるのが当然だった”

(必ずしも)旅に出ない旅行誌『モウタクサンダ・マガジン』が入荷しています。
上にあげた画像のとおりに表紙から(画像はありませんが、裏表紙まで)びっしりとテキストが詰まっています。そして今号ではこの文章がいちばん面白いのでは、とボクは思っています。「1.3時間のタイム・トラベル」とは、なかなかに刺激的なアジテーション。なんでも江戸の時間を現代の時計に当てはめると、夏至と冬至では1時間ほどの伸縮が確認できるそうで、その伸び率を「タイム・トラベル」とし、思いっきり遊んでみたのがこの雑誌というわけです。

肝心な中身がどうなっているかは、是非店頭で確かめてください! 販売価格は1296円(税込)!

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(必ずしも)旅に出ない旅行誌「モウタクサンダ!!! マガジン」の2号目となるISSUE1。
今回の特集は「1.3時間のタイム・トラベル」。旅行者の時間感覚にチューニングを合わせる、雑誌型のタイムマシーンです。
1.3時間とは、中途半端で割り切れない時間感覚のこと。時計が刻む均一なリズムを歪ませ、自由に伸び縮みする旅のタイムフィーリングを手に入れるアイデアを詰め込みました。

気鋭写真家によるフォトグラフィー、ファッション、小説、マンガ、、インタビュー、短歌、詩、日記など・・・充実の全100Pです。


■収録コンテンツ 
知る・・・・・時間を歪めなさい、できるだけ丸く
彷徨う・・・・数理ロマン的・深夜彷徨
眠る・・・・・夢日記≒時間旅行記
呼び止める・・ちょっとすいません
踊る・・・・・身体のタイムマシーン機能
感覚する・・・五.五感へのトリップ体験記
読む・・・・・タイムスリップ読書
眺める・・・・世界に流れる1.3時間リズム
想像する・・・時間を旅する2編(のストーリー)
通勤する・・・通勤ユートピア
下車する・・・東京三軍駅1.3
死ぬ・・・・・あと1.3時間で人生が終わるなら? 等


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