2016/02/25
『ハロー風景』
“ぼくは「知らない」をそっと持ち運ぶ。水のたっぷりと入った水瓶みたいに。「知らない」というのは、ひとりでゆっくりできる余白みたいなものだ。陽当たりのいい浴室にも似ているし、シーツを替えたばかりのホテルの部屋にも似ている。”
-寸(『ハロー風景』編集人)
うるおいとお風呂の風景をスケッチした前号が当店でも好評だった、『ハロー風景』。
似たものを探すのがむずかしいこの冊子を象徴するのが、上にひいた言葉なのかなとボクは思っています。「知らない」と「余白」。ここから広がる感覚を写真と言葉で印刷物に落とし込んだのが『ハロー風景』なのではないか、と。ここで紹介する2号のテーマは「お湯」。写真家・阿部健さんと編集人・寸さんが大分県の別府と日田(温・泉・地!)でみつけた「うるおってる風景」をながめていると、なんだか心が静かになるような気がします。温泉にはいって、ビール片手にこんなところを歩きたいよなーと夢想してぼんやりしてしまいます。
販売価格は1728円(税込)。僅かですが、創刊号も在庫しています(2/29に完売しました!)。
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