2022/10/05

『TOMU TOMU STORY』

ジム・ウードリング『フランク』のような、サイケデリックで奇妙な漫画を描いてみたくてオマージュも入れつつ描いていたらこんな話になりました。一応もうちょっと続いていく予定です。(「あとがき」)

Caffeine House『TOMU TOMU STORY』が届きました。
昨夏の入荷以来、当店でも好評の『エリオット・スミスのあれか、これか、それか』に続く、コミックZINE。ネコのような生き物「トム」が暮らす近未来、福利厚生面が完備された快適なユートピア(ディストピア?)的世界で日雇い労働に従事するトムの奮闘ぶり、仕事後のお風呂のなかで見る夢を描いたサイケデリック・ファンタジー。

販売価格は1000円(税込)。8日(土)から「TOMU TOMU STORY イラスト展」がはじまります。

10/5 店日誌

10月5日、水曜日。昨日は開店してすぐ〈千年一日珈琲焙煎所〉のオーツボさんが来て立ち話。入れ替わるように、〈Club OctBaSS/Bar DISCOS/Good Near Redords〉を営むエスプラくんもやって来て今週末にある筑波山麓での催事のこと、先週末にあったパーティーのことなど、話を始めて長くなる。今、思っていることを率直に伝え合える関係性は大事にしたい。それを続けて、お互いにいい環境をつくっていければ、一番いい。

その後は知り合いの方が用事を持って、数分だけ店にいた。しばらくたって、最長常連のOくんがいつも通りにやって来て、ビールを飲んで帰っていった。店を開けたら人が来て、色々話して時間が過ぎた。まあ、こんな日もある。

今日明日、明後日は15時開店。20時ごろまで開けています。

2022/10/04

10/4 店日誌

10月4日、火曜日。入荷したての『relax』2000年7月号の特集は「ヒップホップ誕生」と「モスバーガー」。収録されているインタビュー「巨大なる求心力、ヤン富田インタビュー」(p.40~41)で、ヤン博士いわく「音楽の解放っていうのがあったんだ、ヒップホップには。僕がヒップホップを好きになったのは、やっぱりそういう可能性を見たんだよね」。

一昨日の夜、近所の〈Club OctBaSS〉で観たラッパー・愛染(eyezen)のライブに驚いた。「サイケデリック・ドリル」なるジャンル? スタイル? なのか定かではないのだけど、強烈なトラックを乗りこなすパフォーマンスに興奮させられた。記憶はおぼろげ。されど、感じた熱は確かだった。進化をつづけるヒップホップの凄みを感じた。

今日も書籍と音源に入荷あり! お暇があれば、ご来店あれ。

2022/10/03

10/3 雑記

月曜16時のお約束、「世界の快適音楽コレクション」の再放送を聴くべく待っていたら、「第89回 NHK全国学校音楽コンクール」が始まってしまった。そのまま聴いても良かったのだけど、身体がゴンチチの声を欲している。聞き逃しサービスを使って、聴くことにする。特集は「劇場の音楽」。

ゴロリと横になって、てきとうに流しておく。夕方の風が居間に入る。出先でなんとなく買ってきた、植草甚一『退屈の利用法』は、今この状況で読むのにぴったりだ。いい加減に文章を拾っていく楽しみがある。JJ氏の気ままなお喋りも、ラジオっぽく感じられる。

2022/10/02

10/2 店日誌

10月2日、日曜日。好天につられて公園で寝そべる。履いていたビーサンをほっぽり出し、大の字になって目をつむる。アリが手足にまとわりつく。カサカサ葉っぱが揺れている。鳥の鳴き声。遠くで車が走る音。柔らかい風が肌をなでていく。自分が誰で、何者か。日々をどう過ごしているのか。余計な情報や記号から、自由になれる十分ちょっと。身体が軽くなったような気分になる。

ジャムバンド・PHISHがテーマになっている、菊池崇『「自由」って何だ?』は、昨日さっそく売れてしまった。でも、せっかくだから今日は彼らの伸びやかな演奏に身を任せて、力を抜いて過ごしたい。こんなに気持ちのいい日は珍しい。

今日は13時から19時までの営業。間借り中の〈平凡〉にもご注目を。

2022/10/01

『Isophonic Boogie Woogie』(LP)


「アフロのスティーヴ・ライヒ」と評されたローランド P. ヤングの1980年ソロ・デビュー・アルバム。70年代末期のサンフランシスコで自主制作された特異なアンビエント・フリージャズ作品であり、怒りと祈りの果てに生まれたスピリチュアル・メディテーション・ミュージック。

Roland P. Young『Isophonic Boogie Woogie』が届きました。
実験音楽であり室内楽、静かなる瞑想であり強烈な演奏でもある……。上記の惹句にもある通り「アフロのスティーブ・ライヒ」という表現以外にしっくりくるものがない、ローランド P. ヤングのソロ・デビュー作(1980年)。ジャケット含め、圧倒的な独創性に驚かされます。部分的にではなく、作品全体を体験してほしい。

販売価格は2530円(税込)。リリース元は〈EM records〉、2022年リプレス盤。

***


ネイティブ・インディアンとアフリカン・アメリカンとユダヤ系の血を持つローランド P. ヤングは、70年代バークレーのアンダーグラウンドFM局でDJをつとめ、一時、ブラックパンサー党も支持した極左ミュージシャンで、スピリチュアル・ジャズ・トリオ《インフィニート・サウンド》のリーダーとして活動してLPも発表。ラジオでの革命煽動的な言動が問題となりFM局から解雇されたことを期に、制作に打ち込んで発表したのがこの1stソロ・アルバム『アイソフォニック・ブギ・ウギ』(1980年)である。彼の言によれば、本作は彼がミュージシャンとして目覚めて以来の、エレクトロニック/アコースティック、アンビエンス、ジャズとの道のり、室内楽、ミニマリズム、ワールド・ミュージック、それらの出会いの総合体であり、トリップを促す冥想の作品として今も説得力を持って迫る。

10/1 店日誌

10月1日、土曜日。ツチダくん、ソニックさん、サクライさん、ヤマグチさんとヒラキさん、オオツボさん、ナツナさんとシンペイくん。見知らぬ方、若者とおじさん。昨日、店にいて話したり買い物をしていった人たちだ。来客多数ってわけじゃないけど、なんでもない平日にしては色々な話をしたように思う。

開けてみなけりゃ、分からない。いつ、誰がやって来るのか予想ができない。これが店の面白さだよなーと再確認。まだまだ蚊も多いけど、出入り口は開けたままにしておきたい。

空気が乾いていて気持ちがいい。のんびり、気ままに営業中。