2024/08/17

8/17 店日誌

8月17日、土曜日。警戒されていたよりも台風7号は大きく荒れず、風雨が強くなったくらいで通り過ぎた。これなら店を開けててもよかったかなーと思わなくもなかったけど、やっぱり休んでよかった。お盆の連休前半の勢い、真夏の日々の疲れが蓄積していたことを実感したから。いくら寝ても、眠い。気を抜くといつにまにか眠っている。たった1日(正確には半日)、店を休んでダラダラと過ごしただけで、だいぶ身体が楽になった。

このLPのA面第一曲も、たとえばハワイの安食堂のジューク・ボックスでふと聞いたなら、ぼくはきっとレコードをさがすはずだ。晴れた日のまっ青な空ときらめく陽、雨の日のけだるいもの悲しさ、そして夜の暗さと波の音を持ち歩きながら。(片岡義男)

朝起きて、女性ブルースコンピを片面聴いたのち、久保田真琴と夕焼け楽団『ハワイ・チャンプルー』に針を落とす。A面第一曲「スティール・ギター・ラグ」のイントロ前の波の音から、もう最高。ジワーッと身体に沁み込んでくる。バンド名、タイトル、ジャケット、ライナーノーツすべてがうまく組み合わさっている。これぞレイドバック・チャンプルー。

うっすらと夏の終わりも見えてきた。(と言っても、9月いっぱいはそれなりに暑いのだろうけど、と言うか、今日もメチャクチャ暑いのだけど)そう書いてみるだけで、気持ちがちょっと楽になる……なんてのは気のせいか。

今日明日は通常営業! オンライン・ストア〈平凡〉もどうぞよろしく。

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