2024/03/30

鹿児島出張記①

3月29日。朝9時に店に集合、友人に車で羽田空港まで送ってもらう。外は強風(暴風!)、雨もつよい。高速道路で車が風に煽られる。時間はたっぷりあるから、急がず行こう、安全第一。そんな気分で走っていくと首都高速が渋滞続き。合流につぐ合流、その度に車がつまる。余裕をもって出たけたつもりでも、じわりと時間が経っていくと、だんだん焦ってくる。トイレにも行きたい。1時間くらい我慢して、道が空く。羽田空港の看板も出てきて安心するも、目指す第3ターミナルの駐車場は満車。入り口で並んで待つ。一台ずつ、ゆっくり入車、屋上まであがってようやく駐車。小用を済ませて、空港内に入っていく。

第3ターミナルは国際線の発着所、大荷物の外国人観光客の姿が目立つ。ターミナル間を運ぶ無料バスに乗って、第2ターミナルを目指す。ここで送ってくれた友人と別れる。目的地に着き、手荷物を預けて、保安検査も済ませる。ほっとひと息ついたところで、関東地方の悪天候が原因か、飛行機の出発が35分以上遅れるとわかる。こればかりは仕方ない。本を読んで待つことにする。国内移動をする多くは家族連れ。いま、春休みなんだなーと実感する。

時間が経って、いざ搭乗。このあたりで青空もみえてくる。定刻から約40分遅れで離陸。後ろの席のちいさな兄弟が声をあげる。1時間ほど飛んだあたりで機体がガタガタ、大きく揺れる。ストーンと降下するような感覚がつづいて目をつむる。手に汗をにぎってやり過ごしたのち、あたたかいコーヒーをもらって落ち着くと、だんだん陸が見えてくる。緑が濃くて田んぼが多いなーとか思っているうち、無事に着陸。鹿児島空港で荷物を受け取り、外に出ると空気がムワッとあたたかい。初夏のような温度。待っていた泰尊くんと合流、キャンピングカーに乗り込むと、車内では光風&グリーンマッシブの「舟」が流れている。目的地までいい気分で走っていく。

伊集院駅付近で〈食堂湯湯〉の中村くんと合流、まずは温泉! ってことで泰尊くんの薦める〈湯之元温泉センター〉へ。入湯料は150円。おじいちゃんが多い。硫黄泉の熱めのお風呂にじわーっと浸かると、ああ最高。早めに上がって、外に出ると、もっと最高! 風が気持ちいい。泰尊くんの家を目指して、車は走る。ながくつづく海岸線、夕暮れどきのメロウな波に乗るサーファーたちが目に入って、心がやすらぐ。ここまで来られて、ほんとに良かった。

泰尊くんが手に入れた築100年の古民家、平家に着くと家族があたたかく迎えてくれる。まずは乾杯。ようこそようこそ、ありがとうと言葉を交わして杯を重ねる。23時過ぎまで飲んで、就寝。布団にはいって、すぐに寝た。

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