ひとつのパターンを繰り返すドラムボックス、さまざまな音楽要素を少ない手数に凝縮したオルガン、自身のミックスによるシンプルだがどこか定形を逸脱したサウンドなど、後に「エマソロ」と呼ばれることになる彼のスタイルはこの時すでに生まれており、カヴァー集でありながら、あるいはだからこそ、その「原点」を強く感じさせる作品になっています。
2023/10/10
『COVERS 2003』(EP)
10/10 店日誌
10月10日、火曜日。先月末から個性を持った音源の入荷が続いている。DJはもちろん、雑誌編集や催事企画を手がけるユニット・Soi48のミックステープ『ADM #001』は早くもレーベル在庫が完売とのこと。現状、卸先店舗(当店ふくむ)のみで購入可能。品切れているind_fris『森と雨』は今週中の再入荷予定。ウイイレヤクザ『NIGHTCAP』の在庫は残りわずか。
昨日までの3連休は、多くの方が来てくれた。カフェめぐり的なひやかしも多少あったが許容範囲。好奇心や興味にそって物を選ぶ人、目当ての本や音源を買いにくる人。そういうお客さんが来ると安心する。
今週いっぱい通常営業! 来週15日(日)は催事出店、16日(月)と17日(火)は休みます。
2023/10/09
『水月』(CD)
なのるなもない × YAMAAN『水月』が届きました。
前作『アカシャの唇』から10年ぶりとなる、なのるなもないの新作はプロデューサー/トラックメイカーの盟友・YAMAANとの共同名義でのリリース。1曲目「空よりも青く」のイントロ、一音目が鳴るだけで心がはずむ。「雲は分厚く/影は色濃く/木陰は優しく」と歌われるリリックにも安心してついていける。耳にする音、目で読む言葉、みつめる絵画の3要素が自然にとけあっていると感じる。
何もない を 失くさないようにしないと 目に映る全てに値札のついた 馬鹿になっちゃうよ
個人的には5曲目「Morse Code」で表現される世界に惹かれている。「ツーツーツーツー/ツートンツートン」とモールス信号で交わされるやり取り、描かれる感情に共感。聴くほどに面白い。
販売価格は2200円(税込)。ジャケットの絵画提供は白水麻耶子、織り込んで組み立てると箱庭になる特殊仕様。
10/9 店日誌
10月9日、月曜日。朝から本降り。旧友が〈てるてる坊主〉の屋号で出すカレーが食べられるのは今日が最後なのだが、諦めざるを得ない。まあ、今年は3回食べられたから、満足だ。また来年。そんなわけで午前中から動く気にならず、風呂に入りながらゴンチチのラジオを聴く。最近になってゴンザレス三上とチチ松村、両氏の声と顔を正確に把握できるようになった(……間違っていないはず)。
営業再開した〈ブックセンターキャンパス〉で手に取った、久住昌之『小説 中華そば「江ぐち」 アクマとタクヤのラーメン屋』を読んで驚く。こんなにすごい本だとは思っていなかった。情報にまみれた2023年の今、現在こそ読む意味がある。
18時までのんびりと営業中。お暇があればご来店を。
2023/10/08
10/8 店日誌
10月8日、日曜日。灼熱の夏が過ぎて、いちばん嬉しい出来事は吾妻にある古書店〈ブックセンターキャンパス〉の営業再開だ。SNSで開いてるっぽい情報を目にしていたけど「実際どうなのかな〜」と思って覗いてみると、開いてるじゃん! しばらく閉まったままだった均一の箱が開いているのが目に入って、ヨッシャ!とガッツポーズ。数ヶ月ぶりに足を踏み入れた店内にも欲しい本がたくさんある。ぐっと堪えて4冊購入。
その足で向かった〈古着屋may〉で履いたズボンはベリー・ジャスト! ウエストもレングスもぴったりだ。ただ、持ち合わせがなく、買わずに店に置いてきた。売れてくれるな……と、念を送りながら数日は我慢する。
自転車や徒歩圏内に好きな場所、店があるのはやっぱり嬉しい。SNSでのバズりやメディアの取材などで不自然な注目は集めてほしくない。好奇心を刺激される機会は身近にもたくさん転がっている。
今日明日は13時開店! オンライン・ストア〈平凡〉も稼働中!
2023/10/07
『ADM #001』(TAPE)−完売しました!−
アジア各国に根付くローカルなダンスミュージック・カルチャー『ADM』。(…)現地のクラブに潜入し、圧倒的なエネルギーを体感するとデトロイトやベルリンと変わらないダンス文化がアジアに根付いていることを実感できるだろう。