2022/05/12

『WALATTA』(CD)

(故)リー・ペリーも驚きのきらめくヘヴィー・ラヴァーズ・ロック/ストレンジD.I.Yレゲエ大傑作ベストセラー。フィシュマンズやラブワンダーランド好きにもスイセンします。

BRENDA RAY『WALATTA』(CD)が届きました。
祝! リリース15周年。ピアニカ・メロウ・レゲエの名盤がひさびさにリプレスされました。70年代半ばのイギリスで活動をはじめた女性ミュージシャン、ブレンダ・レイが独力で創り上げたレゲエ・サウンドはヌルめのお風呂に浸かっているような心地よさ。ささやき声のヴォーカル、エキゾチックでファニーな音色の組み合わせが生み出す、この空気。聴くほどにクセになる。

販売価格は2530円(税込)→2200円(税込)。題名「ワラッタ」はエチオピア語で「長女」を意味する言葉とのこと。

5/12 店日誌

5月12日、木曜日。開店しながら展示設営をしていた昨日、思いのほかお客さんが来てくれて、嬉しくも焦った。序盤はあたふたしながら行ったりきたり。中盤以降は設営に集中できた。ほっと一息、参加メンバーで生ビールで乾杯したあと店に戻ると、時間をかけて棚を見る人。缶ビールを持ってくる友人。小さくとも動きのある一日だった。

ここ最近、改めて店にいることが面白くなってきた。本棚を整えて、並び方を変えてみたり、面出しするものを入れ替えたり、些細なことで店内の雰囲気や表情は変わってくる。静かに、地味に続く日々こそ大事にしたい。

今日から「小島武展」がスタート! お気軽にご来店ください!

2022/05/11

5/11 店日誌

5月11日、水曜日。明日からはじまる「『小島武 イラストブック』発売記念展」(5/12〜5/30)の設営のため、今日の当店は変則営業。開けながら、隣の〈千年一日珈琲焙煎所 CAFE〉で作業をしています。ご来店の際はお声がけください。状況によっては一時閉店とすることもあります。あらかじめご了承ください。

鎌倉の出版社「港の人」から、遠藤哲夫『理解フノー』はじめ「四月と十月文庫」シリーズ、中田敬二『転位論』が届いています。その他にも各地の書店、出版社からも新刊を補充しています。

間借りしている〈平凡〉にも本、音源を少しずつ追加していきます。お暇があれば、覗いてみてほしいです。

2022/05/10

『転位論』

オレには、時代の要請に応じた「現代詩のカタチ」、というあついおもいがある。だけではない。オレ、サハリン難民! です。(なかだ)

中田敬二『転位論』が届きました。
1924年、サハリンに生まれた詩人・中田敬二の2012年作。冒頭の連作「るばいやーと・片言(かたこと)集」から氏の言葉がバシバシ飛んでくる。独特の速度で、四方八方から(「サセテイタダキマス」を「シマス」となぜ いわないのか? きみは」)。それらを掻い潜って、少しずつ進んでいくと、また言葉にぶつかる(「生きるとは 酔いどれること 死ぬとは 夢見ること」)。

牧野伊三夫の絵画、英訳と伊訳、原文とが飛び散りながら屹立する、稀有な詩集。あちこちに持ち歩いて、拾い読むもよし。じっくりと時間をかけて読み解いてゆくも、よし。とにかく格好の良い本である。

販売価格は1980円(税込)。詩に添えられたメモ(ノート)もお見逃しなく。

大宮麻比古 写真展「Overgrown」

潰された森林や田畑のあとに茂るシリコンの葉からは 循環も文化も日常の余白すらも不必要だと迫られているような息苦しさを感じる。肥大したシステムをうまく利用していかに得するか。そんな価値観は異様なものではなく、むしろ普遍的なものなのかもしれない。

大宮麻比古 写真展「Overgrown」
会期 2022年5月19日(木)−6月6日(月) 11:00–18:00 ※火・水定休 
会場 千年一日珈琲焙煎所(茨城県つくば市天久保3–13–3高野テナント105)

5/10 店日誌

5月10日、火曜日。雨上がり、朝の空気は澄んでいた。那覇と鹿児島の最高気温は26度。大阪25度。東京22度。朝と夜の温度差に要注意。そんな話をラジオで聞いた。季節の変わり目がコロコロ、コロと転がって、今は春? 初夏なのか? いやいや梅雨がもうすぐやってくる。

書籍、音源に入荷、補充あり。通販などのお問い合わせはお気軽に。

2022/05/09

5/9 雑記



朝、思い立って東京へ。家から最寄りのバス停まで早足で20分ちょい。高速バスで東京駅、中央線に乗り換えてお茶の水で降りる。〈ディスクユニオンお茶の水店〉に開店と同時に入って、本を数冊、レコードとCDを何枚か買う。喫茶店〈穂高〉で一服したのち中央線で阿佐ヶ谷に向かう。今日は〈古書コンコ堂〉で開催中(代田橋〈バックパックブックス〉と同時開催)の展示「LIGHT HERE,LIGHT NOW」の様子を見るために、家を出たのだ。

設営の途中までしかいなかったから、どんな風景ができているのか見ておきたかった。心配はしていなかったけど、果たして、まあ! すごくいい展示になっていた。作品数と色合いとで生まれるリズムが心地よい。本棚と作品のバランスがいい。これまで見てきた矢吹くんの展示のなかでは、いちばんの洒脱さ。いい絵を描いて、うまく飾った。シンプルなことを達成していた。

ここでも本を数冊買って(なんせお手頃なのだ!)、東京駅に引き返して高速バスに乗る。曇り空のなか出発。本を読むうち眠くなり、目を開けたら田んぼの風景が広がっていた。あっという間に茨城県、守谷市、つくば市と通過して筑波大学に到着。雨のなか歩いて家に帰ってきた。

電車とバスでは、鉄の固まりに運ばれることには変わらない。ただ、つくばエクスプレスは情緒に欠ける。移動しているのでなく、輸送されている感覚を消しきれない。本を読んでりゃ時間の過ごし方としては、悪くない。でも、今日はバスが良かった。存分に自分のなかに沈み込めた。慌ただしかったここ最近、数週間のこと、この先のことなどをぼんやりと考えていた。

この数日の歩行時、脳内再生されるのは曽我部恵一BANDの「天使」が多い。数週間前のライブで聴いた残像がまだ残っている。