2011/09/06

2011/09/04

2011/09/03

words from "ONE HAND CLAPPING".


アートは、大金持ちになり、派手な葬式をしてもらうのが人生の目的の人には無縁のものだ。
平穏無事に暮らしたい人にも同じく。そして、サンダルズは90年代、アートという光り輝く危険に手を染めたのだった。
そのうえ、パッケージされ、商品にされることを拒んだ。
かわりに"complete nakedness"全面的な解放という神話的な目標を表明した。(※)


こんな時代に音楽を聞く。
だからこそ、僕は音楽の本来持っていた効用を信じたい。
ポップ音楽は、何よりもまず明日への楽しみであり、誰にでも参加出来る祭典であり、
儀式であった筈だ。それは特別なことではない。
ジェームス・ブラウンはステージの上で一瞬説教師になることができる。(※※)


—詩の朗読は冗談で始めたの?
「違うよ。僕はそれより前からやっていたんだ。僕はとても真剣だった。
例えば、ヴァイオレッツのステージの上にはタイプライターが置いてあって、
誰もが一語はタイプできるんだ。それで次の人に交代する。それで最後にそれを朗読したりした。
あれは特別だったと思うよ。」(※)


そして、言葉。簡潔な、易しい言葉が歌詞には使われているけれども、
同時に映画のサウンドトラックからかTVの抜粋か、歌詞以外にもサンプリングされた言葉、
もしくはエフェクトを掛けられた言葉が頻繁に顔を出す。
それはまるでメディアを空気のように呼吸して生きてきた、僕達の時代のサインのようでもある。
彼等は僕達と同じように、極めて現代的な存在である。(※※)


基本的なアイデアは"参加すること"。
オープン・マイクで人々は自分たちの好きなように詩や物語を喋ることができた。ゲームもやった。
デレクとジョンはスタンダップコメディをやったりもしていた。」(※)


彼等はサンダルズとしての活動を最初から音楽家として限定していたわけではない。
例えば、彼等が88年にセッティングしたクラブ"The Happenings"は、現在のクラブという言葉から
想像できるようなものではなかった。(略)そんなお決まり事とはそれは無縁だったのだ。
そうではなく、それはその場にいる人間たちが主役の、自分達の手で、誰にも邪魔されることなく、
自由に楽しめる場所を作り上げようという試みであった。(※※)


(※)「ONE HAND CLAPPING -HIROSI EGAITSU」issue:02 (『relax』#77より)
(※※)「サンダルズの“CHANGED”」 (『人々の音楽について -One Hand Clappin'』より)

2011/09/01

選べないブルース



右か、左か、選べるか。
選ばないことを、選べるか。
どちらに進む。どこかに戻る。どこにもいかない。


先のことは分からない。
一寸先は闇、というのは間違いない。
一分後、自分は生きているのか、定かでない。
三分後、自分は死んでいるのか、定かでない。


選ばない。選べない。
どこにもいかない。どこへもいけない。


先のことは分からない。
二寸先には光が見えるか。
その角に、あなたがいるのか、定かでない。
そのまた角に、誰がいるのか、定かでない。


石橋は叩いて、叩いて、崩れさる。
もう、どこにも進めない。戻れない。


ああ、選べない。
選ばないも選べない。

2011/08/31

山形雑感 その二


「蔵王 新龍岩祭」で出会った「BB STONES」
シンちゃんとアニーキーさん。共に眼鏡で入れ墨だらけの、感じの良い二人組だ。
尖りまくって、どこかイナたいシルク作品、Tシャツがとにかく目立ってた。
画像をみれば一目瞭然、良く分かってる("Everybody must get stoned!")。


家にぺろっと貼ってある「nbsa+×÷」のポスターとか、
車に積んである「ROJO REGALO」の段ボールが彼らの作品だと知って、驚いた。
"類は友を呼ぶ"とはこのことか。とても嬉しい巡り合わせ。


次に会う時には、Tシャツかなにか、買わせてもらおう。
きっとまたどこかで話せるだろう。


そんな彼らの主催イベントをご紹介。


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HIGH VOLTAGE vol.1
-LIVE- MEGA8BALL(東京)/The GLITTERZ/KLAXONS
KAT da HidePoet(会津若松)/IRIE ROOTS VIBRATION
-DJ- 空中水泳(金沢)/DAIA(会津若松)/RIPPER/越後 JAH 推進委員会/千谷川 High-Fi
-VJ- TZ
-DANCE- 渡部恵美子
-PAINT- MAC(INTERNATIONAL MOTHERFUCKER)
-SOUND- CREATION TROOPS SOUND SYSTEM
-DECO- BBSTONES
-SHOP- MAGIC BUS/INTERNATIONAL MOTHERFUCKER
CAFE SAVAI/ART OF ROCK JAPAN



open19:30/start20:00/close5:00 adv¥2,000(w1d)/door¥2500(w1d)
PG/GOLDEN PIGS 025-201-9981



http://www.goldenpigs.com/black/schedule/pc/10.html

2011/08/30

山形雑感 その一

山形、蔵王でみつけた面白いもの。
出会った人たち、音と温泉。山々と夜空。
いくつかの発見と雑感をメモしておこう。


「裸音寺ROCKERS」 / 「ギリギリBOYZ」 / 「endakadoruyasu」・・・
山形のバンドと、ライブハウス「sandinista」を中心とした独特の雰囲気が印象深い。
黒さ、悪さ、渋さを兼ね備えた大人の格好良さ。


「sandinista」や、「storoke」で遊ぶ人たち。
そして「龍岩祭」に集まる人たち。町と山を行き来する人たち。
その在り方を発見して、山形がぐっと面白くなった。


スケーター、バンドマン、あちこちのタトゥー。
料理人、職人、缶ビール。ステッカー。グラフィティ。外国人。
ユルく(relax!)、無理なく(open!)、楽しむスタイル(enjoy!)。
遊びに長けた大人がいるってのは素晴らしいことだ。


そう、だからこそ。
若者が遊び方のコツを学ぶ場所、つくばにもそれが必要なのだと思った。
大人の格好良さを肌で感じなきゃダメだ。若人はもう少しビビらなきゃ、ダメだ。
ボクたちは、もっともっと遊ばなきゃ、ダメだ。


人が人と出会うこと、自分とは違う誰かを認めること。
その触媒となり得るスペースをつくること。
これは自分の一つの目標だ。


動く。出会う。繋げる。
まだまだ、これを続ける。とにかくそれだけだ。


その二に続く。