11月1日、日曜日。「discoromancerです」と表題のついたメールが届いたのが、きのうの昼頃。なんでも身近な人たちの音源をリリースしていくレーベル“勘NAVI TAPES”と“MultiWorldMusic”を立ち上げて、その第1弾作品ができたので、これから持っていきたい。へへえ、なるほど。あのディスコロマンサーさんがレーベルを……って、いまからですか! だいぶ意表をつかれたのだが、買い取る旨の返信をして来店を待つ。はたして、午後早い時間に、ご当人がやってきた。
八王子の怪僧、ゼンちゃんこと善四郎(キングダビデ3世)。70年代からブルース、レゲエを軸に、八王子の地下室より独自の強力な音源磁場を創り続けてきた男とディスコロマンサーことヒルッチのサイケ/トランスが衝突。生バンドと打ち込みを行き来しながら、Z-46という電子的な一断面が生まれた。
どもーお久しぶりです! これができました! って差し出されたのが、Z-46『SOUNDS OF FREEDOM』なるカセットテープ。どことなくスリッツのアリ・アップを連想させるイラストが描かれたジャケットに「TAKE Rodriguezはそのあまりの適当さに記憶から消し去り、WOODMANも聞くなり牛乳を吹き出した!?」とのコピーが踊ってる。こりゃあ、面白そうだぞ。
2003年録音、驚愕のアフリカンパンクトランス! 八王子ヘッドチャージによるRE REMAIN LIGHT? 日本のベースミュージックの胎動の記憶、禁断の音楽がDISCOROMANCERのタイでの裏マスタリングにより今ここに立ち現れる!(プリンス太田/MWM)
迷わずに買い取り、その場で支払も済ませる。お連れの方ともども店でも買い物をしてくれて、じゃあ何かあればまた! 挨拶をして送り出し、テープを再生してみると、ウーン! やっぱりスゲエ! ポスト・パンクのスピリッツとファンクネスの融合、カットアップ、コラージュ的でありつつ、ダンス・ミュージックのミックステープのようにも聴ける。“RE REMAIN LIGHT?”って惹句も的外れとは思えない。
こんな風な持ち込み、未知との遭遇があるから、店にいるのは面白い。本作、Z-46『SOUNDS OF FREEDOM』は店頭とオンライン・ストア〈平凡〉で購入可能。両面で50分収録、ダウンロード・コードとステッカーも付いてます。
ではでは、今日も開店します! 天気がよくて嬉しいですねー!
