2025/05/06

5/6 店日誌

5月6日、火曜日。代田橋駅に着いて階段を上がると、まずユウト、続いてロボさんの姿が目に入る。2人そろって笑顔で迎えてくれる。荷物を下ろしてまずビール! コンビニで3缶買って、乾杯だ。互いの近況などを話しつつ〈omiyage〉を覗くとデニス・ボーヴェルのCDを発見。お目当てだったロボ宙さんの最新音源と旧譜デッドストックを併せて購入。ATMで金をおろして〈バックパックブックス〉の棚に目を移すと、森永博志『あの路地をうろついているときに夢見たことは、ほぼ叶えている』がある! ちょうど読みたかったんだ。

椅子に腰を沈めて、ビールを飲んで話しつづける。居心地がいい。自分の店より落ち着く気がする。店や町の状況に耳をかたむけ、自分も話して、ぼけーっとしたり。気がつけば17時過ぎ。じゃあ、そろそろ行きますわーと眼前の駅から電車に乗って、初台へ。この日の大目的、パティ・スミスのパフォーマンスに立ち会うために〈国立劇場〉に向かう。

カネは使わなければ貯まるが、時間は使おうが使うまいが、どんどん消えていく。命と同じ。カネは人に貸したり、あげたり、預けたりできるが、時間はそうはいかない。(森永博志)

ゴールデンウィーク真っ只中の高円寺、代田橋の店主たちはそれぞれのペースを保っていた。大繁盛って感じでなくとも、自然体で健やか、小さくとも創造的。カネだけを物差しにせず世界と相対する人たちを頼もしく思う。

雨降りの連休最終日。13時から18時まで開けてます。

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