いとう「そうだね。編集とは面白いことを考えるということであるべきで、「とりあえずこれでいいだろう」という現状維持は編集のあるべき姿ではない。何故なら、現状維持ということには自分が加わることによって生まれる取り合わせの妙がないから。でも、自分なりに何らかのアイデアを組み込んでいけば、それは新しいものになりうる。(中略)つまり、自分なりの要素が入ることで新しくならざるを得ないのに、それが新しくならないということは、言うなれば編集が行われてないということでしょう。」
―いとうせいこう
(『記憶に残るブック&マガジン-時代を編集する9人のインタビュー集』より
/聞き手+編集 深沢慶太)
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「うまくやることとは何だろう。自分が何をやりたいか、まずそれがあり、それに向け、どう具体化していくか。そう考えることがすでに編集なんだ。つまり、編集というのは「なりたい自分」にどうやってなれるか。自分の周辺にある情報を再組織化できるか、そういう技術だと思う。」
―後藤繁雄
(『IN/SECTS』vol.000-“こんな時代の編集”より)
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