午前中、歯医者に行ったのち、ずーっと寝ていた。昼食と夕食、その前後の散歩以外は布団の上。本を読んでもすぐ眠くなる。1週間の疲れが溜まっていたのか、歯の治療で力を使ったのか……ほとんど何もできなかった。
2026/07/27
7/27 店日誌
7月27日、月曜日。曇り空の朝、キース・ハドソン『ピック・ア・ダブ』を聴いたのち(こりゃ素晴らしい!)、家を出る。燃えるゴミをだして、歩きだすと、だいぶ涼しい。1週前は酷暑の真っ只中、3連休も重なって疲労困憊だったことを思えば、だいぶマシ。スタスタ歩ける。足が軽い。陽の当たらない裏道を選んでいけば、いい気分。ようやく暑さに適応し始めたかな〜とも考えたりもするけれど、まだ7月。これからながい夏がくるはずで、こうやってホイホイ歩けなくなるんだろうなあ……。
今月に入って、東京どころか柏あたりの街にも出ていない。古本屋にレコード屋、喫茶店、居酒屋をめぐりたい気持ちはあれど、一歩が踏みだせないまま。くっ! ガッツが足りない! ファミコン版『キャプテン翼』のセリフがぴったりの状態だ。
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夏葉社の書籍、バーナード・マラマッド『レンブラントの帽子』と吉田篤弘『神様のいる街』が久しぶりに再入荷。栃木県足利市で編まれるミニコミ『GO ON』第12号も届いて、新刊棚にも元気が出てきたかなーと思います(佐伯誠/松本祥孝『街の灯』も近日中に再入荷予定!)。
では、今日も開店! 在庫確認などのお問い合わせはお気軽にー!
2026/07/26
7/26 店日誌
7月26日、日曜日。暑いけど、先週中の酷暑に比べれば、だいぶ楽。自転車でシャーっと走っても汗はにじむくらいだし、店にきてクーラーをつけずにいても、まあ大丈夫。ひとまずは棚の整理と本の値付け。ブログを書いたら、均一価格の本を外に出して、開店だ。今日はお客さん来るかな〜。牧田さんが『轟音』の納品にくるって言ってたな〜。催事も山場もない営業日こそ大切にしたいな〜と考えたのは、今日の朝方。
苗場ではフジロック、牛久ではカッパ祭り、竜ヶ崎でもなんかやってるらしい。きのう、たまたま集まったミヨシくん、ニッタ、シナさんと地元話ができたのは楽しかった。
ではでは、開店! オンライン・ストア〈平凡〉もよろしくどうぞ。
2026/07/25
7/25 店日誌
ま、これなんでございますな。不条理は疲れる。不条理にテレビクルーとバーさんが入り込むと、この世の終わりのような平穏な不条理が現れまして、いっそ疲労に拍車をかけますものですから、ムル三が養老院へ参りましておっ母さんの葬式に立ち会いますお話は、後日のこととさせていただきます。(橋本治)
あ〜面白え! 文藝別冊の追悼総特集『橋本治』に入っている遺稿「異邦人・落語世界全集」(口演:橋本治/速記:若林肝臓)にびっくり。最後の最後まで、こんなに愉快なものを書いていたとは。しちめんどくさいカミュの作品はスルスルと滑らかに、笑いと一緒に吸収できるなんて……これは大発明なんじゃなかろうか。
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ここのところ、いい買取が続いていて、店での反応も上々。映画と漫画の棚に大きく入れ替えがあって、コツコツ手を入れ続けている東京本コーナーにも厚みが出てきたような。この暑い(あっっっづい!)なか、店まで足を運んでくれて、本を売ったり買ったりする方々がいて、助かってます。
今週末も通常営業。オンライン・ストア〈平凡〉にも入荷あり。
2026/07/24
7/24 店日誌
大人がやるようなことを機械が代行してくれて、わりと簡単に処理できるようになっちゃったから、子供が大人を畏れる理由がないんです。しかも大人はそんなにカネを使ってくれないけど、若い少年少女はバカみたいに平気でカネ使っちゃうというのがあるから、そこに合わせて、ケータイの基本料金も安くしましょうと。(橋本治)
おととい、きのうに続いて、橋本治を読んでいる。手元にあるのは2019年に逝去した橋本治を追悼する文藝別冊『橋本治』。奥付によれば2024年3刷、こつこつ増刷されている! うーん、これはいいことなんじゃなかろうか。ロング・インタビュー「どこまでみんなバカになるのか」(取材・構成/「熱風」編集部)はもうちょっとだけでも多くの人に読まれてほしい。
橋本さんはこの「流される速度」に少しだけ手を加えた。加速したのである。数行のうちに一年が経ち、頁をめくると十年が経っている。「だって、普通の人の人生なんて、そんな感じのもんでしょ」と言わんばかりに。(内田樹)
上記の一節に触れて、頭を打たれたような感覚をおぼえる。そう、あっという間に時間は過ぎる。人生は流れていく。ここでの「加速」は橋本治の小説内での話なのだけど、実際の時間にもあてはまる。「自分の頭で考えろと言ってもね、他人の頭が考えたことをなぞるのが精一杯、というのが普通の人間です」って言葉を伝えるのは松家仁之。ここもガーンとなりますね。
さあ、今日も開店します! いろいろ入荷がありますよー!
2026/07/23
7/23 店日誌
もう無理!って直観に任せてきのうは休み。午前中の歯医者を済ませて、昼食、買い物をしてから帰宅して「やりきった!」って感じでビールを飲みだすと眠くなる。本を読みつつラジオ、ユーチューブを拾い聴きして、泥のように眠る。思いのほか、疲れてたのを実感する。
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くだらない努力っていうよりも、「つまんない言葉」っていうふうに俺は思っちゃうの。なにか、つまんない言葉で一生懸命言おうとしてる。だから、いつも何かが足りない。(橋本治)
ダラダラしながら読んでいたのは、橋本治・中野翠『ふたりの平成』。1989(昭和64)年の天皇崩御にはじまる対談は、軽いようで、端々で「ん?」と立ち止まらざるを得ない言葉が飛びだすから油断がならない。「橋本治」という不定型かつ巨大な知性におののきながら、読んでいく。
弱い子供でいるよりも、試練という通過儀礼を通して強い子供になったほうがいいと思うんだ。だから、べつに俺は、大人になる必要なんかないと思うんだ。「強くなれた子供」を大人と言えばいいんだからさ。
うーむ、これはかなり重要な定義なのでは。橋本治の本を読み、橋本治の言葉に触れていると、規定の物差を手放す必要性をつよく感じる。あれがこう、これがこう、だから世界はこうなってる。そんな把握をいったんゼロにしないとついていけない。
今日からしばらくは通常営業です。お暇があればお出かけください。
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