2024/04/05

Today’s YouTube #480


4/5 店日誌

4月5日、金曜日。ドアを開けたまま営業していると、人が入ってきたことに気がつかない。手元の本に夢中になっていて、気配を感じて顔を上げると数組のお客さんがいて、驚かされる(ぎゅっと人がつまったときにかぎって、冷やかしが多くのなるのもある種の群集心理なのか)。昨日は開店前から入店、購入があいついだ。なじみになった感のある高校生二人組は、それぞれ中古CDと古本を買っていく。100円の文庫本を吟味する人も、何人かいた。

夕方頃にきた人の立ち姿、どこか見覚えがある。むむ……と、一瞬かんがえて、すぐにわかった。先ごろ『観光地ぶらり』を上梓した橋本倫史さん。手書きメッセージ入りの告知ポップを持ってきてくれた上、数冊の本もご購入。とても嬉しく、ありがたい。

開店直後のナツナさん、夕方過ぎのコタケの来店は明日にせまったNRQのつくば公演の出店と告知に関する伝達だった。いいペースで予約が入っているようで、一安心。本もしっかり準備せねば。

今日は通常営業。明日6日(土)は上記公演に出店するため、短縮営業。

2024/04/04

4/4 店日誌

4月4日、木曜日。またしても、ああ! またしても、だーーーーれも来なかった。呪われたとか、大袈裟なことは書きたくないけど、水曜はいつも暇なのだ。冷静になれば鹿児島出張の直後だし、冷たい雨が降り続いてもいたわけだし、人が来ない理由はいくらでもある。おかげで買取の大箱の査定を済ませられた(いい本、たくさん!)。でもさ、あんまりにもどっちらけだと気がふさぐぜ。

19時半過ぎ、雨も弱くなったし帰っちゃおう! と店を閉めて、自転車に乗る直前に「うえださーん!」と声がして顔を向けるとエスプラくんが来ていた。すぐさま引き返して、鹿児島での話をいろいろと、つくばの話もいろいろと。なんだかんだで長くなる。ほんの数十秒、タイミングがずれていれば、すんなり帰っていたのだけれど。

出張中に停滞していた、オンライン・ストア〈平凡〉も少しずつ更新していく。上にも書いたけど、本の買取りも充実している。気になれば、ぜひチェックしてほしい。

今日明日は15時開店! 些細なことでも、お問い合わせはお気軽に。

2024/04/03

4/3 店日誌

4月3日、水曜日。いつのまにか、4月。3月末に鹿児島に行って、帰ってきたら、4月になっていた。当たり前のことなのだが、妙な感じ。いまいち時間感覚になじめない。3泊4日の滞在がそれだけ濃かったのだ。考えてみれば、そりゃそうだ! 迎えてくれた泰尊&中村のコンビのぶっとさよ。案内してくれた温泉の暖かさよ。紹介された人のカッコ良さ、明るさ、色の濃さと言ったら、かなりのものだよ。

一昨日の夜に東京着。荷を解いてから出かけた月島〈好美屋〉の味は相変わらず。万人には薦めないし、行ってほしくないけれど、俺はまた行く。お茶の水にできた〈GOND〉は、〈ダバ・インディア〉に近い空気が感じられた。カレーも美味い。値段も良心的。ぜひまた、行きたい。

今週末、6日(土)はNRQのライブに出店するため、短縮営業。詳しい時間は、もうちょい考えてからお知らせします。鹿児島で世話になった中村くんの〈食堂湯湯〉もつくばで初出店。ここのレモンサワーはおすすめです。

今日明日、明後日は15時から20時までの通常営業。改めて、よろしくどうぞ。

2024/04/02

鹿児島出張記⑤

4月1日。起きたら月が変わっている。うまく受け止めきれないまま、〈かごっま温泉〉の湯に浸かる。好みの温泉とは言いきれない。でも、宿のすぐ近くにあって助かった。昨夜の疲れがほどけていく。早めにあがって、外のベンチで財宝を一気に飲み干す。これがやっぱり気持ちがいい。

部屋に戻ってチェックアウト、中村くんと合流して街に出る。市電とよばれる路面電車で〈ROCK POINT COFFEE〉、〈COMMON COFFEE STAND〉をハシゴする(けっこう離れているのだけど)。はじめて行った前者、ロックポイントの店構えとしつらえ、置かれたレコードなどに共感して、店主岩崎さんと話し込む。力の抜き方がちょうど良い。インディーだのと言葉にせずとも、当たり前にやりたいことをやっている人に会えると嬉しくなる。後者、コモンの大迫くんのセンスも好きだ。なんてことない顔をして、シャレたことをやっている。ここで話した美容師さんも実に洒脱な人だった(泰尊くんの髪を切っていると後で知る)。

再度市電に乗って、鹿児島中央駅。JRに乗り換えて向かった伊集院駅で泰尊くんと合流。車で鹿児島空港まで送ってもらう。旅の終わり間近で3人の気持ちがぐっと交わる。ああだこうだと話すうち、あっという間に空港着。空港内の食堂でさらうどんをたいらげ、2人と別れる。中村くんは週末6日(土)、泰尊くんは再来週14日(土)につくばに来るから、すぐにまた会う。でも、やっぱり別れはさみしいものだ。こんなに手厚くもてなされたら、自分もなにかを返したい。こうして、人との関係が太くなっていくのだとしたら、大人になるのも悪くない。いい人たちとたくさん出会えたよ! 鹿児島のみなさん、ありがとう!

(帰りの飛行機が羽田空港付近で激しく揺れて、思わず両手で椅子を掴んだ。あれは、怖かった……。)

鹿児島出張記④

12時前、ほぼすべての出演者と出演者が揃ったところで、パーティーの主宰者・泰尊による決起集会がおこなわる。いってしまえばメンバー紹介。かなり大袈裟(かつ下世話)に、煽りまくる。そのおかげで関係者全体があたたまる。では乾杯! と同時にバタバタと開演。DJ SOUL BONGOからSENAへと繋ぎ、grass roots jointのライブがはじまる。TASKのラップが熱い熱い! 言葉数の多いMCにも共感。若いから、青いからイイわけじゃない。彼の世界に相対する姿勢にグッときた。西聖夜からHAMASへと振れ幅の広い演者がつづいて、iroiro靖子! 爆発力のあるタイの音楽がバンバン流れて、会場の温度がグンと上昇。靖子さんのブチかましはパーティー前半の驚きだった。

鹿児島市議会議員・のぐち英一朗さんが飛び入り、投票日がせまる市議会選挙への投票、参加を呼びかける。そのままマイクが泰尊、中村、植田にわたって3者のトークセッションに。言いたかったのは「食堂湯湯をどうぞごひいきに! できるだけ長い目で!」ってこと、それだけは伝わったはず。話し終えてすぐ、楽しみにしていたT4T4 the MONDAYことタオくんのビートライブを初体験! あれぞ、センス・オブ・ワンダー。アンビエント~トライバル~ダンスを行き来しながら、波を生む。grass roots jointはじめ若い聴衆が引き込まれていたのが印象的。最年長の出演者・ぢゃんシーラカンスも、とてつもない! 声が太い。言葉が強い。野生と知性が入り混ざる大熱演。こんな人がいたのか……と畏れ入る。つづくDJ、KEITAのプレイもすばらしい。派手な展開はなくても紡ぐビート、テンポが的確で望まれる音をしっかりと置いていくセンスに脱帽した。

17時半を過ぎて、パーティーも佳境に。熊本から来た歌い手・しみずけんた&宇都ぽん良太郎のライブは手練れの職人芸。ラテン〜スパニッシュをベースに歌謡曲っぽい歌詞をのせるユニークなスタイル。敷居は低くても安っぽくならず、しっかり会場を盛り上げる。哀愁と愛嬌が入り混ざる見事なステージだった。せまい店内の熱気はムンムン。どんどん人が集まってくる。みんな、泰尊の出番を待っているのだ。子どもや年長者のファンが多い。ながめの挨拶から本番がはじまって最後までフルパワーで駆け抜ける。個人的には、ぢゃんシーラカンスを迎え入れた「百年樹」がハイライト。ヒップホップ〜ラップというよりソウル・ミュージック、〈食堂湯湯〉の店内を温泉ばりの高音に引き上げた。誰よりも、店主の中村くんがいちばん盛り上がっていたのも嬉しかった。いい友人、先輩や後輩にめぐまれた食堂湯湯の未来は明るいぞ。

勢いのまま、中村くんの胴上げ(!)、ぎゅうぎゅう詰めの集合写真を経て、閉幕! でも、帰る人が少ない。あちこちで楽しそうな声が聞こえる。酒もぐいぐい進んでいる。片付けよりも、ご歓談。このときにようやく挨拶できた人も多かった。24夜目を迎えたパーティー「旅の途中」の根の太さ、深さをしみじみと思い知る。

2024/04/01

鹿児島出張記③

3月31日。起きて、階下の湯湯に行くと、中村くんは歯を磨いているところ。近くの浴場への行き方を教えてもらって歩きだす。天気がいい。桜島も大きく見える。約5分の距離にある〈かごっま温泉〉はデカい音で演歌が流れていて、お客さんの年齢層はけっこう高め。入湯料は460円。一昨日、昨日で入ってきた温泉とは異なる雰囲気。最初はちょっと戸惑うも、いくつかの浴槽に浸かって身体をびろーんと伸ばす。店前の自販機で財宝(鹿児島のミネラルウォーター)を買って、一気に飲み干す。これはこれで、いい気分。

湯湯にもどる前に付近をぶらっと歩いてみると、昨夜の店の位置関係が掴めてくる。天文館、名山町の距離感もなんとなくわかってきた。店に帰ると、ちょうど泰尊くんも来たところ。やあやあ行って、パーティー「旅の途中」の準備がはじまる。

10時過ぎから、出店する人たちが続々と集まってくる。カレー屋、花屋、コーヒー屋、他にもぞくぞく。すでにパーティーが始まった感あり。ただ、立場の違う(ゲストだからね……)自分はちょっとだけ寂しくなり、温泉疲れもあって宿にもどって小休止。あとから、ここで休んでおいてよかったと思い知る。