2023/11/08

『骨になる』


ふいに風や光に包まれたとき、からだじゅうが沸き立つ。自分の輪郭が限りなく溶け「我」から離れていく。写真にも映らないこの「感じ」が、山口洋佑の絵には満ちている。

山口洋佑『骨になる』が届きました。
愛知県名古屋市の書店〈ON READING〉の出版レーベル「ELVIS PRESS」から刊行された、画家/イラストレーターの山口洋佑の初作品集(ZINE等は除く)。2011年の「メルへニズム〜夢想の記述展〜」から本作への描きおろし「骨になる」まで、45点を収録。ページを開くごとに広がる世界の奥行き、作品のもつ美しい色彩を存分にお楽しみ頂けます。

販売価格は4840円(税込)。初回入荷分はすべてサイン入り。

11/8 店日誌

11月8日、水曜日。「楽しい、楽しい!楽しもう!」と言って集うことをやめない人たちを見ていると心配になる。どう考えても一定の調子で遊び続けられるわけがないし、毎度楽しいわけもない。その場に関わる個々人がその人のなりの楽しみを見出せていれば良いのだが、それもなかなか難しい。「楽しいことをやろう!」と宣い人を集めた催しがあっという間に破綻したのもつよく記憶に残っている(10年ほど前だけど)。

百歩譲って若ければ、いい。若くたってほんとはダメだけど、当事者が痛い目にあって学べることがあるなら、十分に意味がある。楽しさなんて脆いもので、実感してもあっという間に消えていく。尊い感情だとは思うけど、それだけを頼っていては、先が見えない。じゃあ、どうすればいい? と問われても、すぐには答えを返せないのだが。

数日前から複雑な感情が渦巻いている。どう言葉にするべきか思案しても、なかなか上手く着地できない。一体どうしたものか……と考え続ける以外ないのだろうか。

昨日今日で新刊の入荷多数! これから一つずつ紹介していきます。

2023/11/07

11/7 店日誌

11月7日、火曜日。おもいっきり眠っていて、目が覚めたら外は暴風。生温かい空気。昨夜はカエルがよく鳴いていた。この時期っぽくない気候につられて冬眠を終えてしまったのか、同時に何匹もがゲロゲロ、ガーガーと鳴いていた。たまに起きてもすぐに意識が遠くなり、寝てしまう。でも、カエルの鳴き声を聴いたのは確かな記憶。季節感が失われていく。

先週末からの三連休から一気にワープした感のある週明け。11月3日、4日あたりから7日にびゅんと飛ばされてしまった。時間の流れには逆らえない。どんな風に過ごせるか、どうやって時間を使えるか、考えても仕方ないのだが……(遊びすぎには要注意)。

引き続き、本の入荷多数。100円~300円の均一価格コーナーにもどんどん追加しているので、ご注目を。中古レコード箱を気にする人が増えてきた、ここ最近。本といっしょに買ってくれるの、けっこう嬉しい。

今週は通常通りに営業予定。オンライン・ストア〈平凡〉も稼働中。

2023/11/06

11/6 雑記

一日中、眠っていた。寝ても寝ても、眠いのだから仕方ない。身体が求めるままに横になり、モヤモヤと考えごとをしているうちに眠ってしまう。短い夢を見て目が覚める。それを何度か繰り返したら18時になった。

2023/11/05

11/5 店日誌

11月5日、日曜日。懲りずに学園祭の真っ只中を通り抜ける。数時間遅くなったからか、人の数が全然違う! ちょっとしたテーマパークを思わせる人の波。自転車を降りて全体のペースに合わせてゆっくり歩く。ワッフルを売る学生の声が涸れていた。産婦人科の方が出展案内をしている。家族連れや高校生くらいの若い人たちのグループも目に付く。ちょっとだけ祭りの気配が感じられた。

今日も書籍、音源入荷あり。オンライン・ストア〈平凡〉にも動きあり。連休中は出入りが多く、本の動き方もいつもと違う。日ごとに棚の表情が変わっていく。

13時から17時までの短縮営業! お暇があれば、ご来店を! 

2023/11/04

『HOMES』

サヌキナオヤ『HOMES』が届きました。
〈stacks bookstore〉での同名個展にあわせて制作されたタブロイド型のZINE。チャック付きビニールバッグを開けて、折り畳まれた紙を広げるたびに見える街角が変わる。道をいく人、屋内で仕事をする人、空を飛ぶ鳥、散歩をする犬、山から降りてきた鹿……等々の暮らしの一コマを言葉を用いずにスケッチ。イラストを見ながら想像することで、描かれた街を読み込んでいく。

秀逸な発想と卓抜な画力とで構成されていて、見るほどに感心してしまう。裏面の下部にあるテキスト見つけると、より楽しめると思います。

販売価格は1300円(税込)。オンライン・ストア〈平凡〉でも販売します。

『Shut the Door There’s Nothing Left』



KTYL『Shut the Door There’s Nothing Left』が届きました。
東京都渋谷区〈stacks bookstore〉での個展にあわせて制作された作品集。リングノート形式で、手がけたフライヤーやマーチャンダイズのデザイン案、スケッチなどを収録しています。意匠はさまざま、キュートでポップなものがあれば、モノクロの差し迫った雰囲気のももある。どことなく諸星大二郎を彷彿とさせるタッチもあり、ストリート感だけではない魅力あり。

販売価格は2300円(税込)。初版は200部限定。