2017/05/26

Mr.Cut-Up




デヴィッド・クローネンバーグ監督作品「裸のランチ」の原作者、ウィリアム・S・バロウズ。50年代はビート・ジェネレーションとして、60年代はニューウェーブSFの一員として、70年代はドラッグカルチャーの先達として、そして死ぬまでアンダーグラウンドのカリスマだった彼をモチーフにしたkippoオリジナルデザインTシャツです。

ウィリアム・S・バロウズをモチーフにしたTシャツが入荷しました。その名も「Mr. Cut-Up」。
カラーは3色。上からホワイト、ライトグリーン、ミックスダークグレイ。色によって元のボディが異なるので、サイズ感が異なります。是非、直接手にとって確かめてほしいです。販売価格は3600円(税込)。Kippoオリジナル・デザインのシルクスクリーンプリント仕様。

2017/05/25

『これが「自由ラジオ」だ』


“自分たちもラジオをやりたいっていう人が何人かきたんだけど、ちゃんとしてなければできないって思ってるのね。設備もそうだけど、やることも何時何分から音楽とかね。だからここでやってるのを見ると、すごく安心しちゃうみたい。「ずいぶん気楽にやってますねえ」って。”
-話し手・平野公子 /「自由ラジオをどう考えるか」より

いやはや、痛快。粉川哲夫が編集した『これが「自由ラジオ」だ』を一気に読んだ。
小さくあれ。軽くあれ。自由であれ。これは、自分が、店の運営、進行中のあらゆる活動をおこなう際の前提にしている意識に関する本だった。芹沢高志の『この惑星を遊動する』(および『月面からの眺め』)経由で手にとったからか、通読中にうかんだフレーズはこれだ。堅牢な計画よりも、柔軟な発想。実践しながら修正していく、心構え。芹沢氏いわく「計画とはその場、その時点での将来目安。変わりつづける現実を前にして、変えつづけることが前提である」(*1)

小さくなければできないこと(*2)
マイナーであるということは、虚弱であるということではない(*3)

小さな書物『これが「自由ラジオ」だ』に織り込まれた思想は、刊行から約35年後の商店主にだって有効だ。思考のきっかけ。視点の変換。好奇心に忠実であるための、少しの勇気。刺激を与えてくれる、あぶない道具とも言えるかな。こういう本に触発されたのなら、すぐに動きださねば。…店をはじめる数年前まで、こんなことばかり考えていたんだよなあと、我に返って本を閉じた。

幕引きの引用は懲りることなく、あの本から。

本書の結論としては———

○情報過多の時代、理屈はやめろ。妄想で立ち向かえ。
○ステイ・アンダーグラウンド。メジャーになったらカッコ悪いと思え。
○DIY。レディメイドな雑誌ではなく、ハンドメイドな雑誌を。
○ジャニスの原理を想起せよ。
○無駄の中に真実がある。
○理想を捨てるな。
○週に一度は古本屋を覗こう。
○敵はシステムではなく、自分の中にある。(*4)

(*1)『この惑星を遊動する』(岩波書店)芹沢高志:「私が覚えたいくつかのこと」

(*2)『これが「自由ラジオ」だ』(晶文社)粉川哲夫編:「小さなアンテナがのびる」
(*3)同上:「解放のメディア」
(*4)『証言構成 ポパイの時代』(太田出版)赤田祐一:「あとがきにかえて 妄想戦から現実戦へ」

2017/05/24

『赤い河』


“『生まれてきて 死んでゆく
それは誰しもに与えられた平等なこと
過去は変えられないし ましてや未来のことなんてわからない
だとしたら 目の前にあるこの人生を とことん生きてやろう』って、そう思った。

過去6年間のそんな思いをすっと掬い取り出来たのがこの写真集『赤い河』です。”
-熊谷直子

写真家・熊谷直子の作品集『赤い河』が入荷しました。
販売価格は3240円(税込)。以下、熊谷さんご本人の言葉を全文転載します。

***

2011年東北での震災をきっかけに
気仙沼に足を運ぶようになった。
同年、11月
離れて一人で暮らす母がクモ膜下で倒れ
認知症になり施設で暮らし始める。
毎日泣き崩れていた私に
「自分の人生を生きなさい」と
優しく声をかけてくれたのは
気仙沼のお母さんだった。
その言葉はまるで
実母が私に語りかけているかのように
すっと私の身体に染み渡り、
そしてこんな感情が私の中に生まれてきた。

『生まれてきて 死んでゆく
それは誰しもに与えられた
平等なこと
過去は変えられないし
ましてや未来のことなんてわからない
だとしたら
目の前にあるこの人生を
とことん生きてやろう』
って、そう思った。
過去6年間のそんな思いを
すっと掬い取り
出来たのがこの写真集『赤い河』です。
ぜひゆっくりとした時間の中で
見て欲しいです。
できれば朝の光の中で。


http://kumagainaoko.blogspot.jp/2017/05/blog-post.html

2017/05/23

『L’accordo Contrabbando』

題字・絵:松下さちこ/デザイン:岩佐ゆみ 岩佐駸吾

mama! milkの新作『L’accordo Contrabbando』が届きました。
L’accordo Contrabbandoと綴り、ラコルド・コントラバンドと読むそう。口にすると、よい響きです。前作『Duologue』同様、ライブではおなじみの楽曲を再録・再構成。よりシンプルに。生々しくもやさしい音色。真骨頂である生演奏の余韻を味わうにはうってつけの仕上がりになっています。

販売価格は2160円(税込)。mama! milkがあらたに立ち上げた自主レーベルMUSICA MOSCHATAからのリリースです。今週末にせまった「Live at cox!」の残席はわずかですので、ご予約はお早めに。

***


mama!milk / L’accordo Contrabbando
[ 収 録 楽 曲 ]

1. Kujaku
その昔、あの島にいた一羽の孔雀

2. antique gold
アンティーク・ゴールド
黄金にまつわる冒険譚

3. Andante, Coquettish “kuroneko”
コケティッシュな黒猫のアンダンテ

4. antique gold, Cipango
黄金にまつわる冒険譚、シパンゴのくだり。

5. Vanilla
蠱惑のヴァニラ

6. Rosa moschata
ロサ・モスカータ
ムスク・ローズ、野生の

7. intermezzo op.28
間奏曲第28番

8. Gala de Caras
ガラ・ドゥ・カラス
琥珀の夏

9. antique gold, Manõa
黄金にまつわる冒険譚、幻のマノアの都のくだり。

10. Nude ( * )
ヌードのヴァリエィション

11. ao


12. an Ode
アン・オード
とある歌。大海原をゆく

13. waltz for Hapone
かのハポネのワルツ

14. an Ode, individual
とある歌。それぞれの

15. fermata
フェルマータ。船乗りの夢

16. the moon
月あかりの下で

17. Waltz, waltz
ワルツ, ワルツ

produced by mama!milk
all music composed by Yuko Ikoma
except ( * ) by Kosuke Shimizu & Yuko Ikoma

2017/05/20

『のんべえ春秋』どこでもビール号


いやはや暑い! いますぐビールがのみたい! 
なーんて考えていたら、うってつけの冊子が届きました。『のんべえ春秋』第五号、副題は「どこでもビール号」。カバー写真を見ただけで、ひゃっほうと小躍りしましたよ。撮影場所になった『博多屋』は福岡県大牟田市、最古のビア・ガーデンとのこと(なんと創業70年)。その他、ガラス作家の左藤玲朗さんの近況、創刊25年を迎えた『dancyu』の考察などそそられる記事がずらり。

文筆家・木村衣有子さんが発行する『のんべえ春秋』のモットーは「酔った上での武勇伝を競うわけでもなく、たしなむ程度と腰が引けてもいない、ちょうどいい塩梅」。のんべえでも、そうでなくても、気軽にグイッと引っ掛けてほしいです。1〜4号のバックナンバーも揃っています。

販売価格は864円(税込)。ポケットに入る、ちょうどよい大きさです。

2017/05/19

今年の2枚④



どちらも「パライソレコード」で買いました。魅惑のオンライン・ショップ。
http://paraisorecords.com/