2017/02/10

『popeye』839号


『popeye』最新号の特集は“二十歳のとき、何をしていたか?”。
この号が編まれるきっかけになったのは、立花隆と東大のゼミ生(1966年当時)とがつくった『二十歳のころ』だという。てっきりボクは、ムッシュこと、かまやつひろしの名曲“二十才のころ”が発想源だろうと早とちりして、鼻歌まじりに発売を心待ちにしていた。昨年の名特集“仕事とは?”みたいに読み応えのある号になるんだろうなあ、とワクワクしてたのだ。

果たして、出来上がったこの号は流石の内容! 性別、世代、職種を問わずに選ばれた33人の二十歳のころ。「イケてない時期なんて20代のうちに済ませておいたほうが絶対いいんだから」と言ってくれる、リリー・フランキーさんはやっぱり信用できる。お名前をみつけて、いちばんに探したリリーさんの記事を読み終えて、残りの方々のお話もゆっくり楽しもうとほくそ笑む。そうして、ああ、やっぱりオレは雑誌が好きだなあと認識し直す。

で、もしこの号を買った人がいるならば。
特集の後半、“二十歳のときに読んでほしい本と観てほしい映画”を凝視してみてほしい。うちの店の欠片がみつかるはずなので。
好きな雑誌のすばらしい特集号に協力できて嬉しかった! 今日は、それが言いたかっただけ! 『popeye』は書店、コンビニで売ってます。

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