2016/04/29

NO MORE BEER


©TACOMA FUJI RECORDS/Lodge ALASKA

大学生のアルコール依存症が深刻な問題となっているフロリダ州では
重犯罪刑務所と隣接して若年層向けの更生施設が散見される。
そこでは刑務所から囚人をゲストに迎え、大音量のダンスミュージックをバックにビクビクしつつも
和気藹々飲み続けるというショック療法が施行され、飲酒癖更生や二日酔い予防、
その治療として効果が注目されている。
このTシャツは更生施設「INSTITUTE OF HANGOVER CURES & PREVENTION 」公式ユニフォーム。
フロントには収容されている学生が海辺で毎朝5万回絶叫しながら復唱することでお馴染みのキャッチコピー
「NO MORE BEER」をプリント。
黒ボディは収容者用ユニフォームのレプリカ、アイスグレイはスーベニアショップで販売されているもの。
が、結果としてこのTシャツをドレスコードにするパーティが開催されるなど、
飲酒愛好家達が好んで着用する皮肉な結果となっている。

このブログを読んでくださってる人ならご存知だと思いますが、ボクはビールが大好きです。中途半端な気持ちじゃなく。それを知ってか、「3周年おめでとう!」なんて言ってくれる方々のほとんどがビールをくれました。缶ビール瓶ビール生ビールのジョッキでも何でも来い! といつも心の準備はしてあるので、どれも美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

ただ、同じようにビールが好きな人ならお分かりだと思いますが、好きな分だけ嫌いになることがあります。激しすぎた翌日のあれ、二日酔いのときだけは本当にダメ。ビールの文字を見るだけで、黄金色の液体の話を聞くだけで、胃がぎゅっと縮みあがります。気持悪い。恥ずかしい。もう絶対酒なんか呑まない。そう誓う人も多いでしょう。その朝だけは。日が暮れる頃までは。・・・ああ、いやだいやだ思い出したくもない、昨夜のこと(たった今、そう思っています)。

そんなあなたに! このボクに! あつらえ向きのTシャツが届きました。
写真のとおりに「NO MORE BEER」。もうビールなんていらない。とびきりに洒落の効いた一枚です。
当店でも人気の「TACOMA FUJI RECORDS」2016年の新作。写真の黒とアイスグレイの2色展開、販売価格は5400円(税込)です。

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"NO MORE BEER" designed by Noriteru Minezaki

Noriteru Minezaki (峯崎ノリテル)
1976年箱根生まれ。((STUDIO))主催。
2000年代前半からアートディレクターとして各方面にて活動。


2016/04/28

サンデー・カレー・チョップ!


昨夜、突然連絡が来た。「日曜日はカレー屋をやります!」と。
声の主はうちの店から遠くない場所にある、ベッカライ・ブロートツァイトではたらくオス君だ。ずいぶんいきなりだねーと笑いながらもそのスピードに感心していると、「毎週やります!」と言うから驚いた。大変でしょー! とは思わずに、こりゃあ面白くなってきたぞ! と机を叩いた。なんせ店名がサンデー・カレー・チョップなのだ。最高じゃないか。それでTシャツをつくれるし、イベント出店だって出来るのでは・・・と勝手な構想は膨らむばかり。きっと手が足りなくなる時もあるだろうけど、どうにか毎週がんばってほしい。少しでもながく続くといいなーと思ってる。

記念すべき初営業は5月1日、13時から。ヒヨコ豆のカレーにブロートツァイト特製ナンが付いて、500円。20食限定とのことです。


ベッカライ・ブロートツァイト
茨城県つくば市天久保2丁目10-20
029-859-3737

9:00~15:00頃(月、火・休)

2016/04/27

『The Home Made Radio Fun Club』 -再々入荷しました!-



“お天気です。二日の酔いです。新しいZINEを作りました。イベントに持ってくとか、友達のお店に置いてもらおうかと思います。
売れたお金は、クラブ活動の部費に変わります。置いてくれるお店の情報等は、また、紹介しますー。じゃね”

昨年知り合った友だち、佐藤拓人君から『The Home Made Radio Fun Club』が届きました。
見ての通り、これはZINEです。いや、これこそが、こういものこそZINEってやつだよ! とボクは思いっきり膝を打ちました。可愛らしい風体と独自の発想、手にとりやすい値段。どれもが文句無し。この透明の袋のなかには『The Home Made Radio Funclub』という冊子と同じ名前のCDR、『Home Made RADiO TALK』と題された紙ぺらが入っています。どれから楽しむか、その順番はめいめい好きなように。

ここから先は、出来るだけフランクに。立ち話のように書いてみる。

いまボクは、封入されたCDRを流しながらキーボードを叩いてる。これがもう、お世辞抜きで最高の選曲なんだ。自分の店で流すのにぴったりだ。そして、ラジオ仕立ての『Home Made RADiO TALK』にも参ってしまった。久々に紙から声が聞こえた気がする。この感覚は北山耕平さんがつくっていた頃の『宝島』———1977年9月号、特集は「宝島共和国国営放送」(髪を伸ばせ! マリワナを吸え!)を開いたときに似てるんだ。紙面に登場するのはほとんど知らない人たちなのだけれど、その声を聞いたら友人になれたような気がするんだな。うひゃあ、めちゃくちゃにハイな気分だ。拓人君、キミは本当に良いセンスをしているよ。

ボクの話はかるく聞き流してほしい。でも、『The Home Made Radio Fun Club』だけは見逃しちゃいけないし、聞き逃すのはもったいない。
500円玉一枚か、100円玉五枚があればあなたはこの作品を手に出来る。それはきっと、そんなに難しくはないはずだよね。

2016/04/26

『LOCKET』No.2 −完売しました!−


“『LOCKET (ロケット)』は主観的な真実を追いかける旅雑誌です。
ここには便利で最新な情報がなければ、WEBの集積から集めた絶景写真もありません。
そういった主語のないインフォメーションは遮断して、見えない風景に隠れた物語に想いを馳せ、一流の先輩たちの言葉に耳を傾けました。
旅をする、あるいは紙に刷るといった行為の意義はそこにあると、イマドキの若者なりに思うのです。”

http://snusmumriken.thebase.in/about

リトル・マガジン『LOCKET』が入荷しました。
上記の挨拶にある通り、「イマドキの若者」内田洋介さん(筑波大卒とのこと!)がつくる旅の雑誌です。確かに若い。甘い。だけれど、なぜだかぐっと惹かれる。それはきっと、内田さん自らの足で歩き、人に会い、あつめた言葉が刷られているからだろうと思います。この度入荷した最新号の特集は“徒歩旅行”。世界を歩く、というキーワードで編まれたなかで面白かったのはインタビュー2本。ルーカスB.B.、中渓宏一両氏のお話にはボクも思わず耳をそばだてました。その他の記事も、読みすすめていくのが楽しみです。

今号の販売価格は1080円(税込)です。トラベル・フォー・オウン・トゥルース。

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LOCKET 02 BACKPACKING ISSUE
ロケット 第2号 徒歩旅行特集

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003 マニフェスト
005 目次
009 47000km
016 徒歩旅行特集
021 空から海へ (北アルプス)
034 ぼくのテント
035 森と山と水の果てに (屋久島)
042 山と街
044 ぼくのマット
045 編集長に会いにいく
(ルーカス B.B. / 『PAPERSKY』編集長)
052 ぼくのバックパック
053 アースウォーカーに会いにいく
(中渓宏一 / 『地球を歩く 木を植える』著者)
060 ぼくの映画
061 愛しのメンディー (アメリカ)
068 ラップランドが教えてくれたこと (北欧)
078 カミーノ前夜
080 君の宗教
081 歩禅
087 部屋からでずに冒険をすること
092 人間の心臓はひとつじゃない!?
095 第2回 ナチュラル・ボーン・ストレンジャー
(永瀬忠志 / 第10回植村直巳冒険賞受賞)

http://snusmumriken.thebase.in/

2016/04/24

『世界のはじまり』


昨日紹介した『夜の木』に合わせて『世界のはじまり』も入荷しました。
こちらもインドの出版社タラ・ブックス刊行。『夜の木』の著者のひとり、バッジュ・シャームとギーター・ヴォルフによる共同作業で生まれたうつくしい本です。「水がほとばしり出て、大気が渦巻き、大地が生まれ、時が刻まれる。季節がめぐり、命が生まれ、芸術が誕生する。そして死が・・・。しかし、終わりの後には新たな始まりがやって来る」。世界のはじまりというテーマ通りの鮮やかさ。是非、お手にとってご覧下さい。

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『世界のはじまり』
バッジュ・シャーム/ギーター・ヴォルフ 青木恵都 訳  
定価:3888円(税込)


 『夜の木』の画家のひとりとして多くの読者を魅了し続けている
現代ゴンド・アートの第一人者バッジュ・シャームが、
中央インドのゴンド民族に伝わる創造神話の豊かな世界に分け入り、
人々の日々の暮らしに息づく数多の物語の本質をすくい上げ、
壮大なスケールで描き上げた画期的な絵本。

ギーター・ヴォルフが紡ぎだす詩的で端正な文章が、
青木恵都のみずみずしい日本語で訳出され、

私たちを深淵な神話的世界へいざなう。

http://www.tamura-do.com/

2016/04/23

『夜の木』(第5刷)


当店のしずかなロング・セラー、『夜の木』の5刷が届きました。
この度の表紙は「客人たちが帰る」の場面。目が覚めるような橙色がまぶしく、凛々しいです。

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“完璧な佇まい。
この本は生きている。手触り、匂い、色合い、すべてが新鮮。
ゆっくり、ゆっくり、ページをめくる。静かな夜に、ひとり味わう。
感覚を研ぐような、贅沢な時間が訪れるはず。”

『夜の木』
シャーム/バーイー/ウルヴェーティ 青木恵都 訳  
定価:3456円(税込)

2008年のボローニャ・ブックファアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドの絵本The Night Life of Treesの日本語版が2012年7月についに出版されました。
発売するやいなや、たちまち品切れとなってしまい、ご迷惑をおかけしましたが、2013年3月に第2刷が出来上がってきました。

世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高のアーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。
 
夜になるとその本性を現すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。神が住むと言われる木。そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。

全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました、まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。
http://www.tamura-do.com/