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2018/04/06

パンク・ロック



“トニー・フレッチャーが、ある記事の中でこんなことを書いてたんだ。フレッチャーの最後の一行はこうだった。「座り込むな。パンク・ロッカーだったらクラブを作れ。バンドを組め。雑誌を作れ。映画を作れ。自分の人生でできることを、なんでもいいからやってみろ」。ぼくはこの言葉ですべてを確信した。”
−アラン・ マッギー(パオロ・ヒューイット『クリエイション・レコーズ物語』)より

*
元気がでないときに、となえる言葉。
上にも引いてあるけれど、もう一度。「座り込むな。パンク・ロッカーだったらクラブを作れ。バンドを組め。雑誌を作れ。映画を作れ。自分の人生でできることを、なんでもいいからやってみろ」。こう言われたら言い訳なんかしてられねえ。自分だって好きなことを、好きなようにやってるんだぜ。

*
デイヴ・マーキーとジョーダン・シュワルツによる写真集『WE GOT POWER!』を眺めていると、力が沸く。なにが、どうしてと説明できないのだけど、やる気が出る。理由を求めず、まず動く。若き日にちかったことを思い出す。

*
ただ今、パオロ・ヒューイット『クリエイション・レコーズ物語』(太田出版)を探索中(発見済み! 10/31追記)。デイヴ・マーキー/ジョーダン・シュワルツ『WE GOT POWER!』は販売しています。マイク・ミルズの映画『21センチュリー・ウーマン』でも描かれていた、西海岸パンク・シーンを切り取った素晴らしい写真集。

2017/12/08

明日の店舗内店舗

©ENTERTAINMENT

いよいよ明日からはじまります。
図案化集団ENTERTAINMENTによる「ENTERTAINMENT的店舗内店舗 "someone's collection blues"」。9日(土)から24日(日)まで、当店内に約2週間だけ出現するミュージアム・ショップです。評判が多い写真のコップ、人気のパーカー、Tシャツ、トートバッグはもちろん新作もお目見えするでしょう。当事者である自分もただただ、楽しみとしか言えないのは、現時点ではどんな空間が出来るのか全く予想がつかないから。

とっ散らかったこの場所を、彼ら、ENTERTAINMENTがどんな風につかってくれるのか。それは明日の開店後、15時からの搬入作業後に分かるのでしょう。ボクも、彼らも、きっとキビキビとは動いていません。思案にくれながら、ダラダラしていることもあり得ます。ですので、ご来店は余裕をもってゆっくりと。17時頃を目標にして頂けたらと思います。

お土産持参の激励、通りすがりの冷やかしも歓迎します。気軽にお運びください。

2017/11/15

冬ごもり



今週末からぐっと冷え込むと聞きました。本格的な冬となるのでしょうか。
雪が降ったり、氷雨だったり、笑っちゃうほど寒い日にストーブで暖めた部屋で読む本。すするコーヒー、のみほすビール。どれもこれも、控えめに言っても最高ですよね。そんなときのお供は、この2枚。スフィアン・スティーブンスの『イリノイ』。ジョンとポールの『ENGLISH-JAPANESE』。いつまでたっても終わらないお話と、きづくと止まっているCD。再生ボタンを押すついでに、もう一本冷蔵庫に取りにいく。ああ、やっぱり冬が好きだなあと思うとき、です。

お知らせ! 今週末の日曜日、19日は15時からの営業です(早くても14時半頃)。あらかじめご了承ください。

2017/09/19

『BE YOURSELF』


グラハム・ナッシュをまともに聴いたことがない。
グラハム・ナッシュに関する、自分の乏しい認識は「60年代から活動しているフォーク・シンガー」、「CSN&YのN」ってことだけ。そんな、にわかの好き者がたまたま手にしたのが、この『BE YOURSELF』というアルバムだ。裏面に「A TRIBUTE TO GRAHAM NASH'S SONGS FOR BEGINNERS」と記してあるので、ナッシュへのトリビュート盤であることはすぐ分かった。連なる名前でピンときたのはVETIVERとBONNIE 'PRINCE'BILLY。この2組が関わっているのなら間違い無し、そう踏んで買ってみた。

帰宅後に早速開封、デッキに入れて再生してみる。・・・ああ、まったく! こりゃあ、すごく良いアルバムだ。愛に溢れたトリビュート。一曲目、PORT O BRIEN/PAPERCUTSが演奏する“MILLTARY MADNESS”から、穏やかな風が吹きはじめる。そこからは、ただ身を任せるのみ。あっという間の40分弱。ぼーっとしていると、終わってしまう。秋の日はつるべ落とし。思わず、そんな言葉をつぶやいてしまった。

『BE YOURSELF』はナッシュの1971年作『SONG FOR BEGINNERS』へ捧げられたものらしい。ならば、それも聴いてみるしかない。みじかい秋。読書はもちろんだけど、ゆっくり音楽を聴くのにも、絶好の季節。ほんの少し、生活の速度を落としたくなる。そういう季節。近場の量販店もいいけれど、たまには遠くの中古盤屋に行くのもいい。

今日は振替の休日でした。明日からは通常営業。のんびり、店で待っています。

2017/09/12

パライソレコード



魅惑のオンラインショップ〈パライソレコード〉ここで買い物をすると、ぐっと音楽が好きになる。

2017/09/11

『GARCIA(COMPLIMENTS)』


「なぜパンツが見えるとうれしいのか」。
こんな書き出しのライナーノーツははじめてだ(率直に言えば、ほんの少し不安をおぼえた)。探しに探して、ようやく手にしたジェリー・ガルシアのソロアルバム『GARCIA(COMPLIMENTS)』の国内盤解説、ライナーノーツを執筆したのは湯浅学さん。これがまったく素晴らしい。読んで天晴。脳味噌のしわを伸ばされたような気分になった。

「かねがね私は、グレイトフル・デッドの魅力は、ときに思いがけず出会う女性のパンツに似ている」と説く、湯浅さんのデッド論は一読ならず二読、三読の価値があります。もし、このアルバムをどこかで見つけて、いくつかの盤を選べる状況にあるならば、1989年の日本盤をおすすめします。「それぞれのやり方で気楽にやれば、取りあえずはうまくいく、と。気楽にしていれば思いがけぬ歓びにも多く出会える、と」。湯浅さんがこう言い切るまでの、展開がボクは好きです。

この音源に、このジャケット。絶妙なライナーノーツ。国境を越えた共同作業に、感服します。

2017/01/19

『就職しないで生きるには』


“水彩画をつくるための時間。愛しあう時間。わたしが、いや仲間の多くが金をほしがるのもすべて「自由な時間」を買うためなのだ。自由の時間はえらく高価だ。”(*1)

“人びとは、かつては奴隷たちが主人から買っていたように、自由を買おうと努力している。ところが値がはりすぎる。べらぼうに高い。それで人びとはその金のために結局は生涯をつかいはたす。それでも自由は手に入らないままおわる。”(*2)

久々にレイモンド・マンゴーの『就職しないで生きるには』を通読した。
よく知られた本だけれど、ここには「就職しないで生きる」ための方法は書かれていない。自らの意に添わない労働とは距離を置き、丸腰で社会で相対する80年代初頭の自営業者たちをマンゴーが訪ね歩き、意見を交わした上でまとめられたルポルタージュだ。そう意識して読んでみると、登場するアメリカの独立人たちの多くが、よく笑い、怒り、悲しむエネルギッシュな人物だったと回顧されていて、納得した。

効率よく金は稼げてはいないけれど、自分の時間は好きなようにつかう。手持ちの金は少なくとも、時間を好きにつかう自由は手にする。その理想に近づこうとする人たちが、元気でなけりゃ、どうするのか。結局のところ、時間がなけりゃ、金をつかう余裕も持てないのだ。

“この本の中でレイモンド・マンゴーも、そのことに気づいている。彼は、六〇年代から七〇年代への新しい文化の進行を経験してきた人たちが追求してきたのは、体制からのドロップアウトのつぎに、それなら、どうやって生きのびるか、「生計をたてつつ、同時に自由で、たのしめるしごと—マンゴーのことばでいえば〈根源的利益〉—をどうやってつくりだし、どうやって守りぬくか」という問題だった。その実体をみ、それについて考えることが、この本のねらいだ。”(*3)

繰り返しになるけれど、本書は「自力で生きぬくテキスト」ではない。でも、就職しないで生きるには、「どうしたらいいか」と考えるきっかけをくれる良書だと思う。2017年に生きる人がその後に手にとるべきなのは、定番の松浦弥太郎『最低で最高の本屋』だろうか。はたまた、現在進行形の時代に合わせた応用編『Spectator』2013年の“小商い”特集号、実践編としては木村衣有子『はじまりのコップ 左藤吹きガラス工房奮闘記』野田晶房『渋谷のすみっこでベジ食堂』あたりがいいんじゃないか。

長いこと考えつづけている「金と時間の関係性」についてまとめようと書き出したのだけれど、全く触れることができず・・・。

※2021年3月27日、写真を差し替え。テキストの一部を修正しています。

(*1)「小さな本屋さんをはじめた」より 『就職しないで生きるには』p60-61
(*2)「愛は一軒の家から・・・」より 同書p.206
(*3)「訳者(中山容)あとがき」より 同書p.212-213

2017/01/02

年末年始の3枚




大晦日に自転車で転倒、顔を強打し怪我をしました。
さすがに懲りまして、昨年末には浴びるように飲んでいたビールを今年はすこし控えめに。その代わりでは全くないのですが、某リユース店での音盤探りに例年以上の熱が入りすぐれた作品と数多く出会うことができました。写真のジョージ・ウォーリントン・クインテット、キャット・パワー、ファラオ・サンダースに加えてセロニアス・モンク、エドガー“ジョーンズ”ジョーンズ、マイルス・デイヴィス、銀杏BOYZ、アーネスト・ラングリン、トム・ウェイツ、ヴァシュティ・バニアン・・・なんかが傍らにいるここ数日。良い年になるといいなあ。

本年もよろしくお願い致します。

2016/03/22

祭りのあと


先週末の19日、土曜日に挙行した「PEOPLE'S PARK」に来てくれたみなさん、本当にありがとう。
正直に言って、自分の店の3周年なんてどうでも良くて、日々の営業で知り合い仲良くなった友人達と騒げればいいなーとしか思ってなかった。それでも、ね。ぞくぞくと集まってくる人たちから「おめでとー!」なんて言葉をもらって、ビールもおごってもらっているうちにチラッとよぎった。「もしかして、愛されてるのか。自分の店は?」と。勘違いかもしれないけれど、ほんの一瞬でもそう思えてよかった。懐かしい面々ともたくさん会えて本当に嬉しかった。

バカったれな大騒ぎ。来年もやったる。来れなかった人たちとも呑み倒したいもんね。
というわけで、これからもよろしく。店で、町のどこかで会いましょう。

2016/02/01

Live at cox! -ありがとうございました!-

photo:Yusuke Miyoshi

1月30日、土曜日に挙行した“Live at cox!”は大きな事故もなく、無事に終了致しました。
当日はなんと70人を超える方々にご来場頂き、寒い寒い外気を感じさせない暖かな夜になったのではと思っています。少しばかり窮屈な思いをさせてしまったかもしれませんが、皆様は楽しめましたでしょうか? トウヤマタケオさんの深いところに潜っていくような演奏をご堪能頂けたのなら、企画者一同の胸も軽くなります。そして、是非とも次回の“Live at cox!”にもご来場ください。3月某日に、ピアニストの阿部海太郎さんを迎えるとのこと。

今回の企画に力を添えてくれたwindbellの富田さん、車を誘導してくれた若いふたり、coxのみなさん、ご来場頂いた皆様に感謝します。ありがとうございました。また、どこかで会いましょう。写真を撮ってくれたのは、三好祐介くん。当日の様子が彼のブログで見られます。

最後にトウヤマタケオさん! 本当に素晴らしい演奏でした!

2015/11/30

『北野ファンクラブ』




開店当初からうちの店の本棚に鎮座している『ビートたけし写真集』(ジュノン別冊であることに驚くなかれ)。
ほとんどの人が興味をしめしてくれないまま過ぎた時間は2年半じゃおさまらない。自分でも手に取ることは少なかったから、それは仕方がないのだけれど。

そんな本をこのタイミングで取り上げるのは、ここ最近、動画サイトで『北野ファンクラブ』のアーカイブを懸命に掘りさげているからだ。wikipediaによると、この番組はフジテレビの深夜枠で1991年2月13日から1996年3月22日まで放送されていたらしい。それは、ちょうど自分の幼少期にあたる時期だから、何の疑いももたずテレビを眺めていた頃である。とは言え、早寝早起きが生来の性質であるが故、この番組への思い入れはまったくない。夜中につけてしまったテレビのなかで「ビートたけしが変な話をしていた」という印象が「子どもは見ちゃいけない」という警戒心にすり替えられ、そのまま自主規制の対象としたからだろう。

それが、だ。数日前にとあるきっかけで再生した『北野ファンクラブ』にボクは完全にまいってしまった。
ビートたけしと高田文夫のやり取り、カメラには写らないスタッフの笑い声、確たる理由もなく後ろに立っているハイレグ姿の女性たち、チョークアートの元祖のような黒板に書かれたメッセージ・・・ボクは、そのすべての虜になったのだ。店が暇なら営業中に。もしくは閉店後の一人の時間に。ノート・パソコンを開いて動画を貪るのが何よりも楽しい。悪友たちとの酒宴の場でも、自分がビートたけし役か高田文夫役かを演じているような気分になっている。「えっくすびでお」や「えふしーつー」より、今は「北野ファンクラブ」だ。とにかく全部が面白いので、ゆっくり楽しんでほしいのだけれど、ぱっと選んだ3本を貼付けて、この長々しい話を締めることにする。





2015/03/21

カセットテープ


ポートランドのお土産でもらった、「ミシシッピ・レコード」のミックステープ。
ぐちゃっとしてがさがさしてて面白い。ご親切にきれいに整理してくれていないから、楽しく聴けるんだと思う。
サーッとブランクがあるのも良い。まさか、まさか、と思ったら一本まるまるブランクだったのもご愛嬌(曲名からの想像力でカバーします)。
今のところいちばんしっくりくるのは左下の「I AM THE GRASS」。まず、なんのグラスかと思ったんです。

よく店で流しているので、聴きたいのがあったら遠慮なくリクエストしてください。
のりちゃん、嬉しいお土産をありがとう。未整理って豊かだなあ。

2015/03/16

もうすぐ





もうすぐ春ですね
もうすぐ、開店してから2年が経ちます。

2013/07/15

まわし飲み


いまさらながら痺れてる。
ええと、超カッコ良いと思います。まわし飲み。
「ローリング・ストーンズがブルースを鳴らすこと」と「青柳拓次が民謡を歌うこと」。
この二つは良く似た効用を持っていると思う。
少なくともいまのボクにとっては、そうなのだ。

新大陸はすぐそこに。
そこ、かしこ、あそこにも。

※「音の窓からvol.1」
http://www.otonomad.com/pg440.html

2013/07/09

備忘録 20130709

photo:furuyama natsumi

おかげさまで。
無事に終了することができました。七夕の町内会と黄昏の演奏会。
暑かった。とにかく暑かった。それでも冷房はつけなかった・・・なんとなく、志気が下がるような気がしたから。
汗だくで本をみてもらって、雑誌を掘り起こしてもらって、感謝感謝。
また、あんなことをやりたいなあと思っています。

写真は夜も更けたころの宴会場ピープル。
このあとボクは早々にダウン、それでも朝まで話は止まらず・・・だったとのこと。
ものすごい夏のはじまり。きっと今年はあつくなる。

***

いくつかのお知らせ。
今週の木曜日からはお隣の「千年一日珈琲焙煎所」で、松井一平さんの展示が始まります。
タイトルは「そのた めの メモ」。明日がその搬入日。ボクはとても期待をしてます。
それに合わせて21日には寺尾紗穂さんのライブもあります。

それぞれの詳細は、これこれ

もう一軒のお隣さん。
「manufact jam」でも作家さんの個展があります。竹下鹿丸さんというお方。
「土のかたち 火のかたち」というタイトルで7月20日から。
詳細はこちらでどうぞ。

***

と、いうわけで今週からもよろしくです(今日はお休み)。


2013/06/15

いつかのポパイで


「人生なんて本当は楽しくも面白くもない、とすると、そこで重要になるのは、やめるにはムズカシイ人間稼業を“面白がれるかどうか”だよね。人生は“面白がれるかどうか”にかかってる。人生を面白がろうと、何かを“使ってるヤツ”はカッコいいね。足腰、腕力、体、技、心、感受性、言葉、時間、金・・・・・・。使えるものは誰にでも、いくつかあるはずだよ。」
-秋山道男 / 「秋山道男×リリー・フランキー」 より

いつかのポパイで。

この記事を読んだのは、たしか大学3年のとき。
どうしようもなく、先が見えなかった。すがるように、リリー・フランキーさんの書くものを追いかけていた時期だ。恥ずかしながら、秋山道男さんなんて知らなかったのだけど、リリーさんが「カッコいい」と唸るひと。当然、面白くて魅力的な人なのだろうなあと思って読んだ。なんとなく期待しながら。

そしたらまあ、驚いた。ものすごく面白い。二人の会話にぐいぐい引き込まれた。当時、本当にどうしようもなかった自分に、時間を割いていてくれた友人と、二人で夢中になって読んだ。話した。「そうだ! 俺達もこんな風に生きていきたい! クリエイティブなことがしたい!」 なんて。しかし、なにも出来なかった。というより、しなかった。

相当ガツンときたのだろう。当時のボクはこの記事をコピーして、ファイルにしまった。
その後、いろいろあった。裏切ったり、肩を組んだり、ゲロを吐いたりして、年だけを重ねていった(しかし何だったんだろう、あのときの自分は。恥ずかしくてしかたない・・・なんて考えだすと、止まらないので、先に進む)。

つい最近。ふと、思い出してファイルを取り出した。
なかにはあった。いろいろと恥ずかしい断片が。手に負えない、若気の至り。どうしようもない思い違い。ああ、嫌になると思いながら、見つけたコピーを読み返した。

そして思った。

この人たち、やっぱり面白い。
あのとき、ふたりの話を見つけて良かった。

いま、これを読めてよかったと思えた。
コピーを残したあのときの自分、よくやったぞ。それだけは褒めてやる。いまだって、状況は大して変わっていない。だけれど、出来ることは増えた。それ以上に、出来ないこともはっきりした。

だからこそ、数少ない出来ることに賭けてやる。トコトンやってやろうと思う。
それでも尚、「出来ない」という思い込みからも自由になってやろうとも、思う。
どうにも辻褄が合わないのだが。

「自分が年取ってきて、結構思うのは、“上がっちゃってる大人”ってイヤなんですよね。
  「何でもいいよ」って変に落ち着いてるオトナ。カッコいいって思えない。」 
-リリー・フランキー / 同上

「もう分かった」とか「それは知ってる」なんて言いたくない。
知らないことは素晴らしいこと。不思議なこと、腑に落ちないことこそ、大事にしようと思う。「一体これな何なんだろう?」そんな風に考えることを止めてはいけない。ライク・ア・ローリングストーンだ。そう。更新すべきはブログじゃない。いま、ここに留まっている自分自身だ。

と、いうわけでここでパソコンを閉じることにする。

「あったかくて、じたばたしてる。止まることなく動いてる。
    昨日と今日では、違うことを考えている。
    くすぶったり、嘆いたり、感情的で、気が弱くて。
    無理をしている。不自然で、ぎこちない。わがままで、幼稚で、ハラハラする。
    頑固で、よく歩き、よく笑う。
    なにか、ちまちましているようでどこか、大ざっぱで。

    でも、風の中をきれいに吹かれていたり、

    とても熱いなにかを隠していて、そばにいると愛しさが込み上げてくる。
    僕は、そういう人をかっこいいと思う。
    若いとか大人とか、男でも、女でもなく、僕はそういうかっこよさを持った人に惹かれる。

    “かっこ良くなりたいとか、そんなことを思うなんて、なんて、かっこいいんだろう”」


    -リリー・フランキー / 「かっこいいって、何ですか?」より



2013/06/07

備忘録 20130607



気がつけば6月。

***

久しぶりにわくわくしてる。
mama! milkのあたらしいアルバム、『Duologue』がもうすぐ聴ける。
今作はほぼ二人だけの録音とのこと。soundcloudでの先行視聴で"parade,waltz"を聴いてとても嬉しくなった。
ライブで聴ける、あの曲だ。動画や音源では出会えなかった、あの感じ。
恒輔さんと祐子さん。お二人から手紙をもらったような気分なのだ。
PEOPLEではDeluxe editionを取り扱うことに。

まだ可能が可能のままであったところへ。
詳細はコチラから。 

***

PEOPLEのお店のこと。
はじめってから約2か月。いろんな人に会えたと思うし、いろんな話を聞かせてもらった。
それなりの数の本を手渡せたし、喜んでもらえたような気もする(その逆もあるんだろう)。
慣れてもらった、ここからだ。どんな風にお店で待っていられるか。
まずは自分自身が飽きないように。やれることをやっていこう。

***

しばらくはイベントは無し。
来月にはなにかあるかな。ないかもですが。

***

久しぶりにのぞいたLiving Worldのウェブ・サイト。
“夢中になる、ということ”。ものすごく良い話を聴けました。
そうだ、ボクもまだまだ"Student"でいようと思う。学びたいことだらけだもんな。
身体ごとずっぽりと没入してしまうこと。

いまはそれが大事なんだと思う。

2013/05/13

サラーム・サラーム


なんだろう、これは。
とにかく物凄い熱量だ。途轍もない音楽と出会ってしまった。
運転しながら、足をバタバタ、腕をブンブン、振り回すほかなかった。とにかく驚いた。
ボクには冷静かつ的確にこの表現/表出を説明できない。ただ、驚くしかない。浴びることしかできない。
本作のパーソネルは本田竹廣(p)、ジュニ・ブース(b)、エリック・グラヴァット(ds)。
1974年6月16日、東京、ビクタースタジオにて録音されたとのこと。

この強靭なタッチの持主は、ピアノに挑んで、この楽器の限界をはるかにこえ音をそこから要求する。
本田竹彦(本文ママ)にかかると、ピアノはまたたくまにチューニングが狂い、アクションはその力に耐えかね、弦の振動は抑圧されるのである。
-ライナーノーツより

そうだ。恍惚革命は終わらない。
音楽の新大陸。ボクらはそれをどこまでも、どこまでも目指すのだ。
やっぱり世界は未知ばかり。それがなにより素晴らしい。

***

このレビューが素晴らしい。
“Dramichan”さんによる、記憶の記録。

今はもう稀有の存在となったジャズ喫茶。
スピーカーから鳴り出したピアノの激しい旋律に衝撃を覚え圧倒されてしまったことは今でも鮮明に覚えています。
急いで席を立ち「只今演奏中」の札のそばに掛けられているジャケットを手に取り、この音源が日本人の演奏者であることに驚いたのが、出会いでした。
私にとって一期一会のアルバムです。


http://www.amazon.co.jp/gp/pdp/profile/A299DQPB2J5GPM/ref=cm_cr_dp_pdp


2013/05/08

グッバイ!


ようやく。本当にようやくです。
私、植田浩平は本日をもって「facebook」から退会致しました。
身勝手な友達申請を受諾してくれたみなさま。本当にありがとうございました。短い間でしたが、良い時間を過ごせました。
ごめんなさい。と、合わせて謝ってもおきます。

とは言え、ワタクシごとき雑魚が一匹なにをしようが関係なし。
画面上はそのままです。いつも通りのタイムラインでしょう。
ボクはあたらしい時間を探しにいきます。

ザ・グッバイ!

“はじめました。”