2025/08/07

8/7 店日誌

8月7日、木曜日。ラジオで熱中症について話しているのを聞いて思い出す。あれは何年前だろう? 20年は経っているかもしれないが、暑い夏だった。岡山在住の友人Aの家に宿泊し、広島あたりの海辺のフェスに出かけて大いに遊んで、アパートに泊めてもらった。翌朝、サラリーマンのAは仕事に行き、部屋には自分だけ。二日酔い、暑さが相まってあせだく、ふらふら。それにも関わらず、なぜか外に出て歩き出す。猛烈な陽射しにコンクリートが焼かれているなか、頭をクラクラさせながら歩く。

無意味に歩きまわるうち、いよいよフラッとしてきて、路端でしゃがみこむ。どうにかアパートまで戻って階段を上がっているうち両手がジーンと痺れてくる。ジンジン、ジンジン、手が鉄みたいになっていく! これはヤバい! きびすを返して階段を駆け下り、目に入った病院に飛び込む。手が痺れて、全身に力が入りません……そう伝えると、すぐ横になって! と言われて、血圧を測ってもらう。そのまま数分? 数十分寝ていたのか、身体が楽になってから、送り出された。

そもそも、あの病院はどこだったのか。小さな個人医院だったのだけど、よくもまあ見ず知らずの小汚い若者を受け入れ、寝かせてくれたものだ。梅干しを食べて、塩分をとるといいよと声をかけてくれた人、やさしかったなあ。

てなわけで、今日も通常営業。お暇があればお出かけください。

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