2025/08/08

8/8 店日誌

朝、目が覚めてからの三時間。この時間が、もっともいいのです。すがすがしい。神々しいまでの、さわやかさですよ。/光が普通になってくると同時に、世間一般が目を覚ましてくるでしょう。余計な音が、次第に増えてくるのです。(野田知佑)

8月8日、金曜日。片岡義男+野田知佑+佐藤秀明『カヌーで来た男』を読んでいて、わかる! と膝をたたきたくなった。野田知佑さんが話すのは夏の朝、4時からの3時間。それも清涼な川の上という極上のシチュエーションを例にあげているのだけど、自分にとっては朝の5時、庭の草を刈ったあとの20分弱、この時間がすがすがしい。汗をかいて集中力が途切れたあと、一息ついて見上げると鳩が電線にとまってる。世間はまだ眠ってる。気温が上がるまでの短い時間、とても静かで心地がいい。

なにげなく針を降ろした、ロン・ウッド『ナウ・ルック』がやけにハマる。なんなら店で売っちゃおうかなーと聴き出したのだが、いったん見送り。なにが特別ってわけじゃない。ヴォーカルもギターもうるさくなくて、バンドのグルーヴも好みである。鍵盤の音色がすごくいい。

今日も通常営業。オンライン・ストア〈平凡〉にもご注目を。

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