2017/09/02
『青春狂走曲』
“あなたがいま、手にしてくれたこの本は、曽我部恵一、田中貴、丸山晴茂、三人のメンバーそれぞれの人生の凸凹をありのままに映したドキュメンタリー映画みたいなものだ。タイトルは『青春狂走曲』以外に考えられなかった。やみくもに走ったり、躓いて転んだり、死にそうになったり、生き返ったり——そのループをどこで終わらせるか考えている人にも届くような本にしたい、と思った。”
-北沢夏音(「君に捧げる青春の風景」より)
STAND! BOOKSの最新刊『青春狂走曲』が届きました。
この本の著者であり素晴らしき聞き手(話し手よりもことばが溢れる! )、北沢夏音さんが手がけた、サニーデイ・サービス初の単行本です。冒頭にそっと置かれた「君に捧げる青春の風景」(特に上にひいた一節だ!)を読んで心を打ち抜かれ、気持ちが高まりました。そう、ボクは北沢夏音主義。サニーデイの本というよりも、北沢さんのテキストを待ち望んでいたんだと、ページを開いて気がつきました。
販売価格は2484円(税込)。ユース・オブ・トゥデイ。いまを生きる若者たちに。
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「そっちはどうだい うまくやってるかい」
日本ロック史上屈指の名盤と名高いアルバム『東京』(1996年)を発表し、はっぴいえんどの再来と言われ、音楽ファンから絶大な人気を得たバンド、サニーデイ・サービス。2000年に解散するも、2008年に再結成を遂げ、2016年にリリースされた10thアルバム『DANCE TO YOU』は新しいリスナーにも熱狂的に迎えられた。そして2017年6月2日、全22曲トータル85分からなる最新アルバム『Popcorn Ballads』を突如ストリーミング配信オンリーで発表。Apple Music J-POPチャート第1位を獲得するなど、更なる狂騒を巻き起こしている。
デビュー当時から彼らと並走してきたライターの北沢夏音が、40時間に及ぶロングインタビューを敢行。メンバー3人、それぞれの25年間と波乱に満ちた人生を追う。音楽とは、バンドとは、生きることとは。かつての若者たちへ、今日を生きる若者たちへ。
http://stand-books.com/category/books/
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