2025/01/23

1/23 店日誌

1月23日、木曜日。ガラッとドアが開いて、立っていたのは『EL CINNAMONS』編集長のトニー李だ。眼があってニヤリ。ひさしぶり! なんて声を交わす前に「江藤淳が山口瞳がいかに山川方夫に冷たく当たっていたか書いてたよ」「同じく冷たく批判されるNは、たぶんあの人だ……」なんて話をはじめる。田中くんもまったくたじろがず、ははァ、そのことはあの人も書いてたな。福田和也のユリイカ、まだ読めてないけど『自伝的批評集:放蕩の果て』は面白かったね。とかなんとか言いながら注文していた『EL CINNAMONS』4号を納品してくれる。

同世代の編集者、文章に眼が効くし、ストリート・ゴシップにもメッポウ詳しい。地元横浜の文化、歴史に対する角度も独特だから面白い。『EL CINNAMONS』の今後とトニー李、田中元樹の仕事にはこれからも要注目。

開店してすぐの〈gallery Y〉細田さんや常連Mさん、先週末に続いて来てくれた学生さん、めずらしく客足が絶えなかった水曜を締めくくったのは最長常連のひとり、Oくんだ。最近行ったばかりらしい門前仲町〈ほどほど〉のことなど聞くうち時間がすぎて、あっという間に20時を過ぎていた。

今日も開店! 買い取った本をバシバシ出していくので、ぜひご来店を!

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