2025/01/13

1/13 店日誌

だから、ただ漫然とラーメン屋の行列の後ろにくっついてていいのかってことだよ。安い店で安いもの食うにしても、自分の守るべきプライドがあるだろうって話じゃねえか。(澤口知之)

1月13日、月曜日。ああ、愉快だなあ、嬉しいなあ。今、こんなこと言う人はすげー少ないし、雑誌に印字されることも皆無に近い。安い高いは別にして、強欲な客がどうにも苦手だ。やたらに写真を撮ったり、うんちくを重ねたり、常連面をしてみたり。つまらん見栄を満たすためのおこないは総じてみっともない。『en-taxi』29号収録の「コックと編集者と、その友人」を読んでそのことを再確認。

ただ、この手の話に正解はないのも分かっている。自分のふるまいが正しいと思ったことはないし、どうにも気を使うことが多いから、無闇に店には入らない。当然だが、どんなに不快な対応を受けたとしても、口コミサイトに書くことはない(できるだけ、読みたくない)。

近隣はもちろん、遠方でも体調を崩している店主が多い。不特定多数と接触する仕事だからか、業種をとわず臨時休業の知らせをよく見聞きする。よく足をはこぶ一軒には「再開未定」の貼り紙があり、先行きが心配になる。

今日も店には入荷あり。オンライン・ストア〈平凡〉にも動きあり。

0 件のコメント: