1月19日、日曜日。昨日の開店直後、紙袋いっぱいの本を売りにきたのは常連Yさん。新刊書店でチョロチョロ立ち読みして気になってたやつ、田中小実昌のエッセイコレクションやガロ関連、こんな本出てたんだ! と驚くような本などなど。しっかり値をつけて金額を伝えると即承諾。そのまま数冊の本も買っていく。今度仙台に行くんですよーなんて聞かせてくれて、いいですねえ、行きたいなあと話しつつ送り出す。ああ、これだけで十分だなと思ったのだが……。
編集者は卑しいことはするな。要するに、奴隷の仕事はするなということを徹底的に教えられました。上から言われたことだけをするんじゃ奴隷の仕事だ、自ら考えてやれということです。(名田屋昭二)
買い取ったばかりの、坪内祐三・名田屋昭二・内藤誠『編集ばか』の鼎談が軽やかで、するする読める。自ら考えて、選択するってことが当たり前のこととして、広まってほしい。損得はあとまわしでもいいんじゃないかな。
とかなんとか言ってると、日はあっという間に過ぎていく。3月8日(土)、23日(日)、4月20日(日)に当店が関わる催事がある。会場はどれも天久保一丁目。4月のやつは恒例のあれ。去年休んだピープルズ・パークを開催する。いや待て、その前の3月の2本! しっかり暖めてきた企画なのである。
書籍に入荷多数! オンライン・ストア〈平凡〉にもご注目を。
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