2025/04/30

4/30 店日誌

4月30日、水曜日。いやあ、長かった。今年の4月は色々あった。土浦市〈がばんクリエイティブルーム〉での「2週間/nishukan」内でのトークイベント、翌日朝の野菜売り、だらだらと過ごした部室のような時間の流れは忘れがたい。古着屋〈wearcrab〉の開店2周年パーティーから、その後の打ち上げ。落ち着く間もなく自主企画「PEOPLE’S PARK」の開催準備になだれ込む……。3月中盤からイベント続きで、かなり疲れた。たくさん話して、たくさん飲んだ。若い友人が増えた気がする。

13年目にはいった当店、ピープル・ブックストアはようやく本屋っぽくなった(遅え!)。古本市に本を送ったことで店内が撹拌されて空気が入れ替わった。本棚も整理されて見やすくなった。他者の働きかけがあって、店に動きが出る。手を動かさねば新鮮な状態は保てないのだ。

忙しくもなく暇でもない。安価な本をよく見て買う人が多くて、手応えあり。たまたま通りがかったような人がきて、本に反応してくれて嬉しかった。開けててよかった、昭和の日。今日からもよろしくどうぞ。

5月2日(金)までは通常営業。3日(土)は休んで、4日(日)から6日(火)まで営業します。

2025/04/29

4/29 店日誌

4月29日、火曜日。こりゃ、なかなかヒドい。 何がって「ピープルブックストア日報」だ。基になるブログは勢いのまま、大した推敲もせずに書いている上、印刷前の厳密な直しもしてないから全体にギクシャクしている。IさんKさんなど人名が頻出してわかりづらい。自分で読んでも、これ誰かな? いつの話だ? と困惑する箇所がいくつもある。まあ、いさぎよく印刷して、配ってるだけ良しとしよう。次号はもうちょっとマシに、せめて普通に読める程度にしたい。

たまたま昨日、店に居合わせたイケダくんとミヨシくんは過去にも一度遭遇していて、そのときのことが今号に記されていたのには驚いた。なんでも書いときゃいいとは思わないのだが、書いとけば面白いことが、まれにある。いや、この日誌を正当化したいわけじゃなく、小さな出来事の報告である。

爽やかな祝日。並びの店はどこも閉まってるけど、当店は営業中。日々届く新刊、買い取った古本や音源で、店の表情はわるくない。足を運んでくれれば何かしらが見つかるかも。お暇があれば、ぜひどうぞ。

てなわけで、開店! オンライン・ストア〈平凡〉もよろしくどうぞ〜!

2025/04/28

4/28 店日誌

4月28日、月曜日。朝、店にきて段ボールに本を詰める。ゆうパック100サイズ、びっちり3箱を台車に乗せて筑波大学内の郵便局に向かう。途中、段差に乗り上げる際に持ち手がボキッと折れるもめげずに前進、いつもの局員さんに発送をお願いする。宛先は滋賀県彦根市〈山の湯〉。5月2日(金)からはじまる「春の山の湯 古本&レコード市」に当店も参加するのだ。参加店舗は25店!  全国から古本とレコードがたくさん集まる。6日(木)までの会期中、たくさんのイベントも行われるので、近隣の方はぜひ出かけてほしい。

ひと仕事終えて帰宅、近所を散歩。開店したばかりの〈つるばみコーヒー〉にあいさつをして、豆を2種購入(インドネシアとコスタリカ)。コンビニでコーヒーを買ったのち、お気に入りの公園でサンドイッチ、スコーンの昼食をとる。陽射しが弱くて過ごしやすい。人は少ないが、気持ちのいい場所。

店を整え、ブログを書いている今、13時15分。全然間に合っていないのだが、まあオーケー。連休はざまの月曜日、たしか今日はイケちゃんがくるはずだ。

5月2日(金)までは休まず営業! お暇があればお出かけください。

2025/04/27

4/27 店日誌

4月27日、日曜日。天気がいい。空気もさわやか。初夏というには暑くなく、晩春というほどの深みは感じられない。とにかく気分が軽い。そりゃ、どこかに出かけたくもなるよなあ。自分には店があり、来客の期待もあるから、遠出はしない。特別な催事もない。いつも通りに仕事をするだけだ。滋賀県彦根市〈山の湯〉での古本市に送る本の選定、梱包を終えてしまえば、差し迫った用事なし。しばらくは予定を組まずに気ままに過ごしたい。

連休初日の昨日、開店直後から来客が絶えず面食らった。店内ギュウギュウの激混み状態にはならなかったが、店内あちこちが片付かないまま、時間が過ぎていった(いつも通りと言われれば、それまでなのだけど)。ともあれ、来店と購入に感謝! ふらっときて本を買う人がいて、嬉しかった。

夏葉社の新刊、チェ・スミン(編)『私の小さな日本文学』と山本善行(編)『上林曉の本 海と旅と文と』が到着。どちらもオンライン・ストア〈平凡〉に並べているので、ご注目を。古本やレコード、CDなどもあり。

今日明日、明後日は13時から19時までの営業。お暇があればご来店を。

2025/04/26

4/26 店日誌

実際、読んでいただくとわかる通り、私はただただ気ままに散策し、お酒を飲み、最後はほろ酔いで帰路につくというのを繰り返しているばかりである。(スズキナオ)

4月26日、土曜日。スズキナオ『大阪環状線 降りて 歩いて 飲んでみる』に特別なことは書いてない。普段着のまま、大阪環状線19駅で降り、街を歩いた印象が綴られているだけ。スズキナオは前情報ゼロに近い状態で、知らない店に入り、人と言葉を交わす。すると、思いもよらなかったドアが開き、未知の場所に導かれる。これは何かに似ているけど、なんだろう。しばし考えて、思いつく。

街をさ迷っていると、その迷路のような道すじで、ある時突然、まさに路上の賢者といえそうな人(物)に出会い、彼らの手招きによって、気がつくと、自分の目指していた以上の場所にいる。(…)地図やマニュアルは、アクションを起こすきっかけにはなっても、それだけでは路上に賢者には出会えない。(坪内祐三)

ここで何度となく引用してきた、坪内祐三『ストリートワイズ』の一節だ。スズキナオは期せずしてストリートワイズを実践し、路上の賢者と遭遇している。行き当たりばったりの散策に効率は望めない。期待はずれも少なくない。それでも、都度の状況を受け入れ、歩行を止めなければ、ドアが開く可能性はある。店や人、街全体に謙虚でさえあれば、きっかけは掴めるってことだろう。

昨日届いたのは、上記した『大阪環状線〜』と『IN/SECTS』18号、『世界と私をつなぐ、料理の旅路』。すべてオンライン・ストア〈平凡〉でも購入可能。連休中にちょうどいい本、見つけてほしい。

今日からしばらくは休まず営業。お暇があれば、お出かけください。

2025/04/25

4/25 店日誌

4月25日、金曜日。忽然と消えた自転車。なくなったあとの虚しさ、あっけなさに呆然としている。まったく落ち込まないというと嘘になるけど、過剰に落胆していない。ひとまず、友人から自転車を借りられたし、これまで以上に徒歩の割合を増やせばいいのだ。ぼんやり考えごとをしながら30分から40分、自分の時間を得られるってのも悪くない。慌ただしかった先月、今月を顧みたり、これから向き合うべき点が見出せればいい。まあ焦らず、ゆっくり。歩行の速度で進んでいきたい。

信頼のレーベル〈オクラ印〉が刊行したZINE、Roberto Ernesto Gyemant『LA OTRA SALSA』が到着! 40ページの小冊子とは言え、内容はたっぷり。DJベトことロベルト・エルネスト・ジェイモントによる魂に関わる音楽巡礼。

明日から連休って人も多いのでしょうか。当店はしばらく休ます開けてます。

2025/04/24

4/24 店日誌

4月24日、木曜日。ようやっと本屋の日常が戻ってきた。でも、人がこなくちゃ意味がない。昨日はシラーっとしたまま時間だけが過ぎていった。売上どころか来客もゼロ(遅い時間に友人たちがきてくれたが、彼らには別の用があり、客にあらず)。自分もしばらく慌ただしかったし、世間は連休前だし、色々なタイミングが合わないときもある。不用意には落ち込まず、状況を受け入れるのみ。

ロックステディを聴いている。リユース店で目をつけていたCDを買ってきて、試してみる。わかったのは曲数よりも録音年代が重要ってこと。1967年から72年頃につくられた曲にはなんとも言えない魅力がある。レゲエが生まれる直前のジャマイカ音楽界の熱気。盤を通して感じとりたい。

好天につられて開店前に〈古着屋may〉でTシャツ物色。いくつか試してみるが、珍しくピンとくるものがなく手ぶらで帰ると、ガビーン! 自転車が見当たらない。今朝まで確かにあったはずなのだが……。

今日明日は15時開店。オンライン・ストア〈平凡〉にもご注目を。