2014/09/05

Today's YouTube #104



[Pre-Hook] (x3)
Talking all that jazz, talking all that jazz
そんなたわ言ばっか
Telling all that truth, nigga talk your shit
真実を語ってるつもりが お前はクソみてえなことしかほざいてねえ
Nigga talk your shit


[Outro]
That Coltrane, that Charlie Parker, that Charles Mingus
あのコルトレーン あのチャーリー・パーカー あのチャールズ・ミンガス
That Frank Sinatra
あのフランク・シナトラ
Talking all that jazz, talking all that jazz
That Coltrane, that Charlie Parker, that Charles Mingus
That Frank Sinatra
Talking all that jazz, talking all that jazz
そんなジャズ全てについて 語ってる
Talking all that jazz, talking all that jazz
Talking all that jazz, talking all that jazz


@imissstandup suwa 

2014/09/03

横尾香央留さんの2冊





以前にも紹介している、お直し作家の横尾香央留さんの著作のこと。
マブダチの「本屋ブルッックリン」のウェブ・ショップでの販売もはじまりました。『プレゼント』と『変体』の2冊です。

横尾香央留(よこおかおる)
1979年東京生まれ。文化服装学院ニットデザイン科卒業。
ファッションブランドのアトリエにて手作業を担当。2005年、独立。
吉祥寺に作業場をかまえ、刺繍やニットをもちいたお直しを中心に活動。
http://www.1101.com/yokookaoru/2011-10-18.html

2014/09/02

木漏れ日のうた


うつくしきひかりと惣田紗希によるrecord+book『木漏れ日のうた』が入荷しました。
ご覧のとおり、とても綺麗な仕上がりです。青さ。静けさ。音の余韻。そういうものを楽しめる作品なんだと思います。
そっとレコードに針を落として、静かにブックのページをめくってみてください。うつくしいものが見えるかもしれません。
写真は安倍健さん。しん、としています。

***

うつくしきひかりの久々の音源は、新たな音楽の愉しみを提示してくれるものだと思います。
単に「音を聴く」だけでなく、手にとって触って楽しんでいただければとても嬉しいです。

うつくしきひかり:ザ・なつやすみバンドやソロでも活動する透明な歌声を持つナカガワリサと、片想いやザ・なつやすみバンドでの活動はもちろん、ceroやoono yuki等のサポートでも知られるスティール・パン奏者MC.sirafuによるデュオ。ピアノと歌、スティールパン(だけ)というシンプルな話法を用いながらも、とてつもなく豊かな映像を脳裏に映し出す。2012年にリリースされたアルバム『うつくしきひかり』は、あえてネット試聴等を停止していたにもかかわらず口コミで静かに話題を集め、ロングセラーを記録している。

惣田紗希グラフィックデザイナー/イラストレーター。1986年生まれ。栃木県在住。2008年桑沢デザイン研究所卒。デザイン会社にて書籍デザインに従事したのち、2010年よりフリーランス。cero、片想い、とんちれこーど、あだち麗三郎、ザ・なつやすみバンド、うつくしきひかり、yojikとwanda、ヤング、YeYe、Rallye Label、七尾旅人、car10のジャケットなど、数多くのインディーズレーベルの音楽関連のデザインを手掛ける。annanで連載されていた松浦弥太郎「VVG」にてイラストを担当するなど、イラストレーターとしても活動中。


2014/08/31

『IMA』最新号が入荷しました!




いま、一番面白い写真雑誌『IMA』の最新号が入荷しました。
今号の特集は“写真とテクノロジーの密なる関係”。現在進行形の写真の在り方を紹介しています。
大袈裟でなく表紙をめくったその瞬間から、色彩豊かな写真が目に飛び込んでくるので、飽きることなく楽しめます。
販売価格は税込みで2100円。写真はもちろん表現活動に興味のある方みなさまにオススメです。

以下、公式情報を転載します。

***


写真家と旅するフランス
松井康一郎/Normandie
川島小鳥/Clermont-Ferrand

巻頭ストーリー JH・エングストローム
「Tout va Bien」
インタビュー「二極性から生まれる独自的なヴィジュアル・ランゲージ」 文=伊東豊子

特集 写真とテクノロジーの密なる関係
「Limit Telephotography」トレヴァー・パグレン 文=ブラッド・フュールヘルム
「Best Before End」スティーブン・ギル 文=松田青子/菊田樹子
「The Enclave」リチャード・モス 文=山形浩生
「Trace」武田慎平 文=IMA
「ARECIBO」デヴィッド・トーマス・スミス 文=池上高志

スペシャル企画 Book in Book
WIRED × IMA
「ENHANCED VISION」
~テクノロジーはいかに「写真」を拡張するか?~

写真界に聞く、写真とテクノロジーの関係性とは?

トーマス・ルフ
「真実のようなフィクション」 文=クリストファー・シュレック

子どものための写真学校
Lesson1 歴史:杉本博司/森村泰昌/ジェフ・ウォール ほか
Lesson2 理科:トーマス・ルフ/北野 謙 ほか
Lesson3 社会:松江泰治/シャルル・フレジェ/米田知子/石内 都 ほか
Lesson4 生活:梅 佳代/森 栄喜/浅田政志 ほか
Lesson5 図工:サラ・イレンベルガー/鈴木 崇/エレノア・マクネア/うつゆみこ ほか
Lesson6 図書室:写真絵本の世界

Book in Book
『STEP OUT! vol.5』若き写真家のためのポートフォリオ集
富谷昌子/牧口英樹/倉谷 卓/石橋英之/滝沢 広

「Early Color」ソール・ライター 文=八巻由利子

「La Guerre des gosses」レオン・ギンペル 文=リュス・ルバール

Great Photographers×Dior

連載
Photo Planet 世界の写真ニュース
Focus トレンドレポート
New Books 注目の新刊紹介
People シーンを拓くキーパーソン
The Great Master’s View vol.9 リゼット・モデル 文=阿久根佐和子
ホンマタカシ「私ト写真」第1回 磯崎 新
アートフォトコレクターへの道! vol.3
Sales Information
シャーロット・コットン「PHOTOGRAPHER’S FILE 05」 フィル・チャン

2014/08/30

『Spectator』最新号が入荷しました!




のうがきはともあれ、ZENの不思議で魅力的な世界を知ってください。
読んだあとで、あなたのものの見方が、ちょっとだけ、変わっているといいのですが。
-赤田祐一(スペクテイター編集部)

『Spectator』の最新号が入荷しました。
特集は“禅とサブカルチャー”。禅-ZEN-にまつわるあらゆる事柄をスペクテイターらしく料理した、香り高い仕上がりです。
ぱらぱらとめくって思うのは、いつになくヴィジュアルが強いということ。どこか懐かしくって力強い、太文字の図版がページの上で踊っています。
もちろん内容は間違い無し。まだしっかり読めていませんが、思いっきりオススメしますよ。

2014/08/29

トーク・オデュッセイア第二歌にむけて・1


「トーク・オデュッセイア第二歌にむけて」

 ぼくは焦っていた。「本当にやりたいことってなんだろう。世の中「本当」なんてないんだよ。頭では分かっているつもりでも、心のどこかで信じていた、のだと思う。大学院での生活が終わろうとしていた、そんなころだった。
 2012年1月末日。神戸に移り住んで1年。海文堂書店でのイベントを教えてくださったのは、知人の渡邊仁さんだった。聞くところによると仁さんの師匠、小島素治さんを追いかけた本が出版されたらしい。内容もよく把握しないまま店内へ入り、二階への階段を昇った。一番奥にあるイベント・スペースに入ってみると、明らかに年齢層が高い。北沢夏音『Get back, SUB!あるリトル・マガジンの魂』の出版記念イベントが、それであった。

 イベントの後、ぼくたち(ぼくとぼくの奥さん)は急いで『Get Back,SUB!』を読み終えた。この「熱」を自分たちだけで持っているのは不可能だ。どうにかしなくちゃ。結果的にその10ヶ月後、ぼくらもイベントを行うことになる。大学図書館を職場とするぼくの奥さんが、70年代の初めに神戸で発行された小島素治編集の雑誌『SUB』(『季刊サブ』)6冊とその前身『ぶっく・れびゅう』2冊、今では入手困難な全巻を半年で揃えるという「奇跡」をおこし、大学の文化祭に北沢さんをお迎えしてトークショーを開催することができたのだ。2012年11月のことであった。このトークショーが、『SUB』研究会発足の直接のきっかけとなっていく。

「早い話がね、断絶をなくしてみようって思ってるんです。随分偉そうな物言いなんだけどさ。とにかく断絶をなくしたいんだ僕は。その断絶というのは、世代の断絶であって文化の断絶であってコミュニティーの断絶。僕はなんだかそれが全部つながって、とても深い断絶になっている気がするんだ。…」(山口隆『叱り叱られ』幻冬舍、2008年。)

 サンボマスター山口隆さんのインタビュー集である『叱り叱られ』は、ぼくのフェイバリット・ブックの上位に、常にランクインしていた。そして山口さんのこの言葉も、常にぼくの胸の奥底にあったのだ。世の中はなぜ、こんなにバラバラなのだろう。確かに分割していけば見栄えは良くなるし、手のうちに収まるサイズになって、使いやすく接しやすい、口当たりの優しいものが出来上がる。でもその結果、山口さんのいうような「断絶」が生まれてしまったのではないか。ひとつひとつは小粒でスマート。各々が結びつくことのない世界。
 ではこの「断絶」は、いつ生み出されたのだろう。ぼくは北沢さんのお話を聞いていて、それが60年代なのではないかと直感した。つまり60年代を自分たちなりに研究すれば、現代の「断絶」を埋めるきっかけがつかめるかもしれないと思ったのだ。そして何を隠そう、『叱り叱られ』の構成を担当したのが北沢夏音!こんな偶然あるだろうか。いや、もはや偶然ではない、必然である。


トーク・オデュッセイア第二歌にむけて・2


    2013年、『SUB』研究会は「研究会らしい」活動を行った。小島さんが『SUB』の次に創刊した雑誌『ドレッサージ』の編集者だった渡邊仁さんをはじめ、元神戸女学院大学の内田樹先生のゼミで出会った、さまざまな職業、年齢の方々に集まっていただくことができた。雑誌『団塊パンチ』(飛鳥新社、2006年)創刊号に載っていた「60年代の101冊を選ぶ」から各自が一冊を選び発表し合えたことは、大きくぼくの「心の断絶」を埋めてくれた。植草甚一、寺山修司、杉山登志、安井かずみ、サリンジャー、小林信彦。まだまだ知らないことがある。まだまだ「語り継ぐこと」がある。
 
『Get Back, SUB!』で描かれようとしているのは、「断絶の起源」の風景だ。『SUB』を手に取って眺めれば分かるけれど、そこには文学と音楽と美術と民藝が一体となっている、小島素治という人の生活がみえてくる。もしかするとぼくにとっての「本当」は、そこにあるのではないか。
 「『SUB』は、雑誌をつくっている人間にとって<踏み絵>だよ。」(『Get Back, SUB!』141頁)という後藤健夫氏(元『POPEYE』編集部)の言葉が深く印象に残っている。かつて禁教下の人びとは、十字架にかけられた男の絵を踏まされることで、己の宗旨を確認されたという。かつて自分にとっての「本当」を、禁止された時代があったのである。しかし一方で、その「教え」を伝えた人びとは大海原を旅してきたのだ。ぼくたちは『SUB』が休刊した、約40年後の世界を生きている。もうそろそろ、大事なものを踏まされるだけの日々から、おサラバしても良いのではないだろうか。出航の時はもう来ているのだ。
 
  オデュッセイアは、古代ギリシアの英雄オデュッセウスが地中海中を放浪する叙事詩である。60年代の終焉に抗うように船出したタウン誌の元祖『新宿プレイマップ』の元編集長、本間健彦さんの著書から発見した言葉「タウン・オデュッセイア」に触発されて生まれた「トーク・オデュッセイア」には、この言葉に含まれる「漂流」というニュアンスはない。むしろ、大型ガレー船に乗って各地の仲間を探し求める旅の過程をイメージしている。その船の名は『Get Back, SUB!』。北沢夏音船長のパッショネイトな指揮の下、ぼくたちはたまの座礁も考慮に入れて、そろーりそろーり進み出した。
 
今年3月8日に行われた第一歌は、トークに本間健彦さん、ポエトリー・リーディングに成田ヒロシさん、歌に前野健太さんをお迎えし、BIBLIOPHILIC & bookunion 新宿で行われた。まさに出航の宴という観を呈し、大盛り上がりの内に幕を閉じた。
 今回は、ぼくと同い年の植田浩平さんが主催するつくばのPEOPLEという港に錨を降ろして、やけのはらさんをお迎えする。お二人のお話のなかで、どんな「本当」の欠片が飛び出すのか。その欠片をキャッチすべく、今日もぼくはストレッチに余念がないのだ。

-青木真兵 / 『SUB』研究会
1983年東京都生まれ。関西大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。
専門は古代地中海史研究(フェニキア・カルタゴ)。関西大学文学部非常勤講師。『SUB』研究会主宰。