10月12日、日曜日。きもちのいい朝。お客さんから頂いたレコード『STUDIO ONE LOVERS』に針をおろすと、ゆったりとしたレゲエが流れ出す。ジャケット以外に文字情報がない盤だからA/B面の判別がしづらいのだけど、ちょっとばかり意識して耳を傾ければ曲名と歌詞とで特定できる。アルトン・エリスの妹(と教えてもらった)、ホーテンス・エリス「グルーヴィ・カインド・オブ・ラブ」ではじまり「ライフ」で終わるのがA面。フレディ・マクレガーやシュガー・マイノットもいるB面で好きなのは、ウィンストン・ジャレット「ノー・マンズ・ランド」。
ハウ・スウィート・イズ、スウィート・ソウル・ロッキング、プリティ・ルックス、ラブ・アンド・アンダースタンディングなんて可愛らしい曲名ばかりなのだが、低音はしっかり太くてウネリがある。UKのラヴァーズ・ロックとは異なるのは、まずヴォーカル。コーラス・ワーク。あとはリディムの土っぽさ。
秋晴れ! 雲が多くなる予報だけれど、明るいうちはドアを開け放して営業したい。

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