2024/07/21

7/21 店日誌

7月21日、日曜日。しずかな午後、ひとりできた若い男性。彼はまず、中古レコードの箱をガサゴソと触りだし、丹念に盤を見ていく。ひとしきり見たのち新譜の棚に移動して、ためつすがめつ手に取って、また戻す。その後は本。気になる本を引き出して、読む。戻したら、また別の本。飽きずにそれを繰り返す。ゆうに1時間は経ったころに会計したのは真空パックされた『DAWN』(中が見られない)とパンクの7インチ。前者は外見が気になったから買うという。後者もまた、知らないバンドだけれど気になったらしい。

へー! キミ、面白いね。いい買い物に立ち会えて、オレは嬉しい。そう言葉にはできなかったが、上気したままステッカーなどのオマケといっしょに袋に入れて、送り出す。開店から数時間、誰もこなかったのだが、そこからだんだんと人がやってきた。昨日の天使は彼だったのかもしれない。

インスタグラムとツイッターにも書いているけど、ここのところ本の買い取りが増えていて、けっこう珍しい本も混ざっている。写真をみてオヤッと思うものがあれば、ぜひ手に取ってみてほしい。

今日は11時から16時までの変則営業。お時間あえば、ご来店を。

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