2025/07/31

7/31 店日誌

7月31日、木曜日。朝、庭に出ると空気がヒヤリとしている。45分みっちり草刈りをしても汗だくにはならず、季節が変わりつつあるのか……と着想してバカらしくなる。まだ7月も終わってない。台風がきたり、水が足りなくなったり、電気代がかさんだりする夏本番は、これからだ。夏っぽい音楽を聴くのは楽しいし、冷房を効かせた室内で本を読むのも大好きなのだけど、ほんとに毎日暑いねェ。夕方になって、風にあたりながら飲むビールが美味いんだよねェ。

今月のハイライトはウィリアム・バロウズ関連書籍の大量買取、値付け後の好反応になるだろうか。正直、こんなにバロウズの本があって大丈夫かと思ったのだけど、ちゃんと受け止めてくれる人がいるんだな。売ってくれた人、買ってくれた人、それぞれに改めて感謝を伝えたい。ありがとうございました。

カリプソ、ハワイアン、ブルーグラス。〈パライソ・レコード〉で買ったレコードに針を降ろすと朝の空気にぴったりはまって嬉しくなる。気分のいい音楽を聴いていると、時間がゆっくり流れていく。

今日も新着入荷あり。オンライン・ストア〈平凡〉にも動きあり。

2025/07/30

7/30 店日誌

7月30日、水曜日。先週末、土浦市立図書館で借りてきたのは橋本治『橋本治という行き方』、『対談集 六人の橋本治』、奥泉光・群像編集部(編)『戦後文学を読む』の3冊。前者2冊は読み終えて、『戦後文学〜』を読んでいるのだけど、これがとても面白い。まず、奥泉光はじめ論者として登場する作家の顔を見られるのが貴重。名前だけみたことあったけど、山城むつみって男の人だったんだ! とか、私服っぽい福永信の発言が鋭いなーとか、端々で目がひらく。

頭が悪くなったからだと思う。みんな教育のレベルが上がって、ま、レベルが高いんだからそんなに頭良くなくてもいいや、と思うようになったんだと思うのね。知識はあるんだけど、思考力はないみたいな。だから、コピペとか言うじゃないですか、あれですよ、日本の教養なんて。

能力をジャッジするという能力が日本になくなってきちゃったから、威勢のいい人を支持するというヘンテコリンなことになったの。威勢のいいだけの人ってどこか抜けているから、きちんと批判されると猛烈に怒るんだよね。

『六人の橋本治』では、天野祐吉との対談「二〇〇九年の時評」が面白かった! 本質的で痛快な言葉がたくさんある。上記以外にも「日本はバブル崩壊という形で、経済がいっぺんは壊れてるんですよ。壊れたんだから、そのことを前提にして考えればいいはずなのに、誰もそう思わない」とか、大事なことだと思う。

「もっとみんなで考えよう」と呼びかける能力は、マスメディアにはもうないと思う。メディアの仕事とは、より多くの人の人たちに何かを考えさせるようにすることなんだと思うけど、小学校の勉強と同じで、簡単に分かる答えを与えすぎるのね。

ラジオを聴いたり、ツイッターを眺めたり、識者の意見に耳を傾けるのもいいのだけど、いちばん重きを置くべきは「自分で考える」「安易な結論に流されない」ってことじゃないかな。橋本治の言葉に触れて、改めて認識した。

今日明日、明後日は15時開店! オンライン・ストア〈平凡〉もよろしくどうぞ〜!

2025/07/29

7/29 雑記

ジョセフ・スペンス、ジャッキー・ミットゥー、アーネスト・ラングリン、トータスと気の向くまま針を降ろして、気分にぴったりだったのは、ジョセフ・スペンス『ハッピー・オール・ザ・タイム』とジャッキー・ミットゥー『キープ・オン・ダンシング』。後者はたった今、ビールを飲みながら聴いている。最高だにゃ〜〜〜。

2025/07/28

7/28 店日誌

7月28日、月曜日。地元の先輩シナさんとスピ子が居合わせて、ビールをプシュッと開けて立ち話。ビッグバンドやらの話題で盛り上がってるところにジョージマとツッツが飛び込んでくる。フジロックに行ってきましたー! サンボで泣きました、山下達郎は人が多かった、夜中のHiroko Yamamuraはもう××××で⚪︎△◻︎で、最高やった〜! とか勢いたっぷりに話してくれて、嬉しくなる。SNSでのどんな報告よりも、生々しくて飾り気がなくて、元気が出た。そうだよねえ、いいよねえ、フジロックは楽しいよなあ。

ジョージマが「mei eharaは上質なカラオケみたいでした」と呟いたのも印象的(彼女はメイエハラのファンである)。受け止め方は人それぞれ。率直な感想を聞かせてくれるのが嬉しいし、面白い。やれベストアクトとか何とかと言わないのも、いいんだな。

オーガスタス・パブロ、キング・タビー、サイエンティスト。常連のイケちゃんが売ってくれたダブ作をCDで聴くと、新鮮な響き。レコードともサブスクとも異なる平面的な低音。カラリと乾いた音像がやけに気持ちよくて、ずーっと聴いていられる。ダブ、と一口にいっても味わいはまったく異なる。いつまでたっても飽きないわけだよなァ。

今日も通常営業。まったく暑いですが……お暇があればお出かけを。

2025/07/27

7/27 店日誌

7月27日、日曜日。5時に庭の草刈りをはじめて40分、汗だくになったところでシャワーを浴びてスッキリ! ぷひゅーっと声が出る。ラジオをつけると、大相撲名古屋場所は新入幕、平幕の力士が優勝争いをしているらしい。新横綱の大ノ里は4敗。とくだん相撲好きでもないのだが、ありゃりゃと呟く。体操を終えて、コーヒー豆を挽いて湯を沸かす。ラジオはFMヨコハマ、サーファー向きの波情報を耳に入れながら、コーヒーを抽出。チロチロ落ちる液体をながめつつ、ブログに書くことを考える。

ツイッターを開くとフジロックの話題が目に入る。現地にいる人、配信を見てる人、あれこれ色々報告してる。オンライン上に逃げ場なし。なんつっても、店にいて仕事をしてりゃ知らないままでいられるわけで、みんな好きなんだから仕方ないよね。オレも嫌いじゃないから気になるのである。

ア! と思うレコードを見つけて、流れのまま〈パライソレコード〉で数枚のレコード、小川さくらの新譜を購入。フォーク、カリプソ、ハワイアン、ラグタイム。このお店で出会うレコードは特別なのだ。

今日明日の営業は13時から19時まで。お暇があれば、ご来店を。

2025/07/26

7/26 店日誌

7月26日、土曜日。久しぶりに土浦市立図書館に出かけて、驚いた。読みたい本、雑誌がたくさんあって、目移りする。文学・随筆の棚の前で動けなくなる。橋本治関連の2冊と気になった文庫本を借りたのち、群像、暮しの手帖、クウネル、アンドプレミアム、スウィッチ、ヴォーグ・ジャパン、ブルータスなどなど気の向くままに雑誌を手にとっていく。パラパラめくったり、記事を読み込んだり。ほどよい数の利用者がいて居心地がいい。土浦市の図書館は素晴らしい。

何度か来たことがあったはずなのに、まじまじと棚を見ていなかったのか。座って本を読むこともしていなかったのか。こんな上質の施設が近所にあったらいいのになあ……と羨みながら図書館を出た。本に関わる仕事をしているなら、自分も頑張らねば! そんな気持ちになるとは全く思っていなかった。

古本には日々、何かしらの入荷あり。新刊や音源にも補充あり。オンライン・ストア〈平凡〉に並べているのは全体の2割程度だろうか。店には、もっとたくさんの本があるので、ぜひ足を向けてほしい。

今日明日、明後日は13時開店! かな〜り暑いので、無理なくお出かけください。

2025/07/25

7/25 店日誌

7月25日、金曜日。マイケル・ハーレイ(ハーレー?)のレコードを聴いてると寝てしまう。とくに朝。庭の草刈り、体操、朝食を終えて、針を降ろす。気がつくと寝ていて短い夢をみる。アシンメトリーって左右非対称の髪型だっけ? と誰かに聞いたところで目が覚めて、ハーレイは変わらず歌ってる。時間にして5分か10分。これくらいの短さがちょうどいい。気持ちはスッキリ、身体もちょっと軽くなる。ああ、今日も暑くなりそうだ。

矢吹純、佐藤拓人と共作したハーレイTシャツ&ZINEは残りわずか。Mサイズはブルーのみ。ナチュラルはXLで、ホワイトはL。希望があれば通販対応もしているので、お声がけはお気軽に。

今日は15時、明日明後日、明々後日は13時開店。お暇があればご来店を〜。