2024/09/30

9/30 店日誌

9月30日、月曜日。昨夜出かけた〈Club OctBaSS/Bar DISCOS〉で観た、Eastern.P&SPRAのライブがとてもよかった! 身近な友人たちにバシッとした姿を見せられると刺激を受ける。ワルっぽい素振りをするわけでなく、エモーショナルに聴き手に迫るわけでもなく、普通にカッコいい音楽を聴かせてくれた。ああした場があって、人がいるのは特別なことだと再確認。その後のANDDY TOY STORE、BUSHMINDのパフォーマンスにも痺れた。ストリート・カルチャーの真髄に触れられた気がする。

見知った顔ばかりのフロアではあれ、あの場はじゅうぶんに成立していた。そりゃもっと多くの人が来て、彼らの音楽に触れてくれたら嬉しいのだけれど、無理に連れてこられても困ってしまうだろう。少人数で成り立つ場がもっともっと増えたらいいのかな。みんながどんな風に考えているのか気になるな。

Em Recordsから届いたClan Caiman『pica-pau』The Same『Sync Or Swim』がとてもいい。どちらも大手のお店ではあまり見かけない種類の音源。気になれば、ぜひ聴いてみてほしい。レコード、カセット、CD、サブスクリプション、なんでもござれ。音楽を聴くのは面白い。

今日も通常営業。本の買取に関することなど、お問い合わせはお気軽に。

2024/09/29

9/29 店日誌

9月29日、日曜日。いやーーーー、終わった! 映画『ブリング・ミンヨー・バック!』上映会を何事もなく遂行できて、安心したし手応えもある。開催準備から告知期間、当日まで平熱で、大袈裟に煽ることもなく進行できたのは大きなこと。細かい点まで気を配って、参加者のストレスも小さくできたと思う。もちろん完璧じゃない。それでも、目指すべき方向を定めて、まっすぐに向かっていけたのが喜ばしいのだ。特定のコミュニティ(関係性の定まった人たち)に頼らず集客できたのも、よかった。

数年ぶりの主催企画が民謡クルセイダーズの映画上映ってのもいい巡り合わせだった。監督の森脇さんとにいなさん、フレディ塚本さんと田中克海さん、二木信さんと場をともにできて良かった。会場の土田くん、城島さん、手伝いの新田にも助けられた。小規模の催事ではあれ、色々と試せて、結果を得られるとやっぱり嬉しい。

この後も、10月13日(日)「友部正人 生音公演」、26日(土)「旧石器時間:ケバブジョンソン&pottmann」と近隣の催事に関わっていく。11月3日(日)には天久保一丁目のブロックパーティー「天久保文化祭」も控えている。まだまだ、やるべきことがたくさんある。誰に押しつけられたわけでなく、命令されたのでもない、自主企画。そういうものがバンバン生まれる状況をつくっていきたい。

てなわけで、今日明日は通常営業! 13時から19時まで開けてます。

2024/09/28

9/28 店日誌

読書といえば、頭のみを使うと思っている人が多い。それは、誤解で、手を使うのである。本をもつのにも、手が必要である。頁をめくるにも、手の指がなければ、かなわない。読書とは、手の運動なのである。(草森紳一)

9月28日、土曜日。東京で迎えた朝、お気に入りのドトール・コーヒーで読みはじめた草森紳一『本の読み方 墓場の書斎に閉じこもる』が面白くて、ページをめくる手を止められない。地下鉄、高速バスと乗り継いでかえってくる間も姿勢をかえて、読み耽る。草森氏の著書にしては珍しく分量の少ないエッセイが並んでいるから、すこぶる読みやすい。上記に引用したのは冒頭に置かれた「ウグイスの死」の序盤部分。

6時過ぎにつくば発、首都高の渋滞にずっぽりハマって、8時半ころ東京駅着。お茶の水駅付近以外は馴染みのない文京区を歩き回り、歴史館を見学して変わったカレーを食べてから、メインイベントのコンサートに出かけるも、眠くて眠くて途中退出(休憩まではがんばったのだが、グイッとビールをあおりたくなってしまった)。ああ、それにしても歩き回った! 昨日はめちゃ疲れたよ……。

そんなこんなで、店に着いたら上映会だ。今日は『ブリング・ミンヨー・バック!』上映会のため、13時から16時までの短縮営業。おかげさまで満員御礼。駐車場の余裕なく、追加の席もつくれないため当日受付はなし。どうぞよろしく。

今日は短縮営業、明日明後日はは通常営業! オンライン・ストア〈平凡〉も稼働中!

2024/09/27

休業

今日、9月27日(金)は休みます。

2024/09/26

9/26 店日誌

9月26日、木曜日。コンビニに行くついでに〈古着屋may〉を覗いてみると誰もいない! 店主のホソヤさんの姿もなく、がらんとした店内でHAPPFATのミックステープががんがん響く。数分後、もしかしてどっかに隠れてる? と思って店内をぐるっと回るも同じこと(そりゃそうだ)。人の店に自分しかいない状況はなかなか体験できないな〜と面白がりはじめたところで、ガラッとドアが開いてホソヤさんが帰ってきて、安心する。直近の連休で古賀までラーメンを食べに行ったと話してくれた。

伊豆長岡に住む93歳の祖母がつくった栞を店頭で配布中! なにか本を買ってくれた人はもちろん、そうでない方にも渡すので、ご希望であれば声をかけてほしい。和風かつ古典的(クラシック)な雰囲気で、けっこう手のかかった力作。ばあちゃんの作ったものを自分の店で配れてなんか嬉しい。

は〜! しかし、自分はなにを大事にして、どれを優先するのかをしっかり見極めなきゃいけない。小さな出来事ほどごまかさずに向き合いたい。どこにでもある教訓のようだが、改めてそれを実感している。

今日は通常営業! 明日金曜は休業、明後日土曜は上映会のため短縮営業です。

2024/09/25

9/25 店日誌

9月25日、水曜日。どこかで見かけて気になっていた、マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール監督作品『パリのちいさなオーケストラ』をなんとなく観て、たまげた。なんて豊かに音楽をえがくのだろう! クラシックの世界のこと──その歴史はもちろん、現状も──をなんにも知らない自分なのだが、端々のシーンで涙がこぼれた。音楽が好きでよかった! とつよく感じて、心に火が灯った気がした。感動した、じゃなくて、共感して泣けてしまった。ほとんど話題になってないようなのだが、気になったら観にいってほしい。クラシックに明るくなくても、楽しめるのは約束する。

レコード棚に目を運んで、手に取ったのはエリオット・スミス『ローマ・キャンドル』(ローマン・キャンドルとは読まない……?)。暑い日にはまったく聴く気にならないどころか目にも入っていなかった。すこし肌寒い朝にぴったり。耳にかかる負荷が少ないから、繰り返し聴ける。ジャケットから得るイメージ通りの音楽だと思う。

いま読んでいるのは、西村賢太『雨滴は続く』の文庫本。「貫多の一人勝手な岡惚れの反復運動は、結句はどこまでも無意味な独り合点、独り相撲の虚しき徒労の時間」が延々550ページ弱、延々と続く。魔力的な吸引力があり、手を止められず、ぐいぐい読んでしまう。

今日明日は通常営業。明後日27(金)は休業、翌28日(土)は短縮営業です。

2024/09/24

9/24 雑記

昨日の店日誌として書きなぐったのが、下記の文章。相変わらずの中年イヤイヤ期にいる自分が露呈したように感じて、自転車で走ったことに書き換えたのだが、これも記録かと思い直して、転載する。

                                  

クリエイター気取りの人種がどうも苦手だ。終始ニコニコしていて今様の服装に身を包み、下手すりゃ握手(コラボ)、隙ありゃ自撮り(インスタグラム)、集合写真を好む人たち。家族で集まりバーベキュー、キャンプ、ロック・フェスティバル。陰気な人間にはとても立ち入れない清潔な関係、空間なのだが、中身があるのかは怪しいところ。みんながやってるから……という発想だけのようにも見える。それがダメとは言わないが、オレは関われない。

イヤだキライだと無闇に書くなとおしえてくれる人もいるが、どうにもガマンならない。閉店する店に殺到、予約、行列、記念写真。そんなのおかしいよなーと思うのだ。オシャレな人がシブい酒場に行きたがるのに近い、イヤ〜な感じがある(それは話が違う気も……)。

                                  

このあとに「朝イチで針を落としたのは~」と続けて書いていた。今朝は、The Revolutionaries『VITAL DUB:Well Charged』。天久保一丁目〈Good Near Records〉店主・スエルテくんにお勧めされて、試聴するとベリースムース! とろけるようなメロウ・ダブに魅了されて、即購入。帰宅後に検索すると「つれづレゲエ日記」がヒットして、本作がレヴォリューショナリーズの作品だと判明した(普通にしてたら、 VITAL DUB名義の作品だとしか思えない。裏面には“DUB ME BABY”と書いてもあるし)。

ま、こんな感じで日々過ごしているわけです。