2022/06/08

6/8 店日誌

6月8日、水曜日。ここ最近、代田橋駅前の書店〈バックパックブックス〉の名前を見聞きする機会が増えた。うちの店で紹介した若者が行ってくれたり、東京在住の知人が「行ってきたよー」と報告してくれたり。大体誰もが楽しかったと伝えてくれる。つくば由来の「ぽっと出系書店」の先輩として、こういう反応は嬉しいかぎり。

もちろん、至らないところも多いだろう(自分の店だって同じこと!)。でも、あの場所で店を開いて、日々を重ねていくユウトの姿には頼もしさも感じる。遠からずまた出かけていって、いっしょにビールを飲めたらいい。

今日も音源、書籍に入荷あり! お暇なときにご来店あれ。

2022/06/07

6/17–7/10「LIGHT HERE,LIGHT NOW」

思いつきを思いついたまま絵に残してきました。
振り返ると、そのあまりの軽さに心許なくなりますが、所詮は思いつきなどそんなものなんだろうと言い聞かせて、それでも不思議なことにいくつかは未だひらめいているように見えます。こうしている間にさえ、チカチカと頭をよぎるものがあります。なんともこの世は灯りに満ちており、風は止むことがないようです。
それではお先に、ごきげんよう。–矢吹純

JUN YABUKI Solo Exhibition「LIGHT HERE,LIGHT NOW」
会期 2022年6月17日(金)〜7月10日(日) 
会場 代官山 蔦屋書店 2号館1階 建築・デザインフロア(東京都渋谷区猿楽町17–5代官山T–SITE)

6/7 店日誌

6月7日、火曜日。梅雨入り。これからしばらくは雨が続きそうだ。そうなると、店は暇だろうか。否、開けてみなけりゃわからない。好天の週末にシラーっと静かになってしまうこともある。遠方や近郊、誰もがあちこちに出かけてしまって、小さな本屋に行く気分じゃないってことなのか。そんな風に考えてみたりはするけど、正解だとは思っていない。

とにかく、店は開けていなけりゃ、はじまらない。ドアさえ開いておけば、いつ、誰が入ってくるかは予想はできないのだ。派手な動きがなくとも、可否の判断は早めずに、店をいい状態にしておきたい。静かな時間でこそ、本をしっかり選んでもらえるわけだし。

間借り中の〈平凡〉はもちろん、メール受注の通販も稼働中。お問い合わせはお気軽に。

2022/06/06

6/6 雑記

午後、曽我大穂さんと電話で話す。5月に開催した「仕立て屋のサーカス・東京公演」のことを中心に話は広がる。まず、サーカス公演がたった1ヶ月前だったと認識して、驚く。もっと、ずっと前の出来事のように記憶していた。

今後の公演予定、組織としての動き方、最近の活動報告なんかを聞いていたら、あっという間に一時間。じわりと力の湧くやり取りができ、手応えがあった。これから大穂さんと時間を共にする機会も増えそうだ。今後も「仕立て屋のサーカス」に注目してほしい。

ほぼ同時に今月17日(金)から始まる展示の準備も進んでいく。作品集『LIGHT HERE,LIGHT NOW』に関わった矢吹純、佐藤拓人、植田浩平の三者はいよいよバンドみたいになってきた。面白くなってきたぞ。

2022/06/05

「UNKWON UNKNOWNS」

「UNKWON UNKOWNS」
日時 2022年6月11日(土) 22時開場/開演
料金    2000円
出演    RYOSUKE,KAWASHIMA,KYURY,SONIC,SB10
会場    B side sounds(茨城県土浦市桜町2−12−1 B1)

6/5 店日誌

6月5日、日曜日。約6年ぶりに通読した、嵐山光三郎『漂流怪人・きだみのる』に序盤から惹き込まれた。散らかり放題の部屋で腹這いになって執筆中のきだみのる、その写真を見て本書に書かれることに嘘はないと実感する。浅尾ハルミンによる装丁、イラストの配置もいい。本全体に適度な工夫が効いていて、読み手を巧みにいざなっていく。

「甘粕は俺がモロッコを旅したことを知っていたさ。大杉栄を憎んでいることも知っていたよ。驚くべき情報網で、こちらの人間関係はつつぬけだった。」(「きだドンはアナキストか」)

今回もっとも興奮したのは、4つめのパート「きだドンはアナキストか」。辻潤を信奉し、ともに酒も交わしたきだみのるが見た大杉栄、伊藤野枝。さらには甘粕正彦。宮島資夫、和田久太郎などの名前も出てくる。きだ個人の眼を通して語られ、描かれるアナキストたちは生々しく人間的だ。この章を的確にまとめた著者・嵐山光三郎の腕に感服する。

ああ、やはり。知らないことばかりなのだ。何が正しく、そうでないかは時間をかけて、自分なりに考えていくしかない。多くの人に影響を与えた言葉、行動はもちろん、知られざるところにも興味深い出来事がある。

本書をはじめ、古本に入荷あり。中古音源の動きもお見逃しなく。

2022/06/04

6/4 店日誌

6月4日、土曜日。一昨日、店に来てくれた〈VOYAGE KIDS〉を営むサカモトタイチさんのインタビューを読んだ(大阪の多様な“つくる”文化を伝え、耕すwebメディア「paper C」に掲載されたもの)。直に触れた人柄、言葉にも好印象を持ったのだけど、この記事にはつよく確かに共感した。「誰かにやれと言われたこと以外の、やりたいことをやったほうがいい。それが希望とか、なにかになればいい」だとか。

京都、奈良に行くことがあっても大阪になかなか足が伸びなかったのは、きっかけがなかったから。やっと、行きたい場所ができた。新世界ってどんなところなんだろうか。

今日、明日は13時開店。気が向いたときに、ご来店あれ。