2021/05/11

5/11 家日誌

むこう一年、レコードは買わない。春の頭に突如そう宣言して自分を驚かせた友人が、早くも禁をやぶりレコードを買いはじめた。二、三日酒を抜いて、しばらくのまなくてもいいかなーと話していた人が、実はあのあと酒屋に行っちゃいましたと話してくれた。二人ともいいなあ。好きだなあとしみじみ思う。

まるで磁力に引かれてでもいるように、「手っ取り早い」方角へと私たちの精神は流れて行き、何やら得体の知れない大きなものに呑みこまれ同化される。磁場を形成しているのは集団の世界だから、これは集団と個体の本質的な相違、根本的な対立という問題に他ならないだろう。(「終り良ければ」)

今、よんでいるのは岩田宏『渡り歩き』。2019年2月に刊行された草思社文庫版。この文庫の紙質や重量、文字間、レイアウトが自分の好みにすごく近い。内容が良いことはもちろん、手にする負荷が少ないからか、スルリスルリ、滑るように読めてしまう。

2021/05/10

5/10 家日誌

つくば駅前のラジカセおじさん。その存在を確認してから10年以上は経っているだろう。長い時間をかけて居場所が微妙にかわっていて、今はロータリー前のベンチでよく見かける。つい最近まで、あのおじさんは中華圏の方なのかと認識していた。なんとなく、流している音楽が大陸的だなーと感じていたから。

それが今日の夕方、用があって駅前にいた約15分。すぐ近くに座っていたら、流す音楽は演歌、歌謡曲。おじさん自身の話す言葉は日本語だ。曲の解説というか、ツッコミというか、歌い手の紹介めいたことを話すことがあれば、歌詞への直接な返答だったりを発声していた。ラジカセから流れる音、そのものは耳障りなわけでもない。でもやはり、あの雰囲気、存在感は独特だ。健在を確認できた安心感と胸中のざわつきとが、始終せめぎあっていた。

日暮れどきに外で音楽を聴くのは気持ちがいい。自分も店前の歩道で似たようなことをしているときがある。道ゆく人はどんな風に感じているのだろう。ラジカセおじさんが駅前からいなくなったらと想像すると、少しさみしい。

2021/05/09

本を買い取ります。


※※※本を買い取ります!※※※
PEOPLE BOOKSTOREでは本の買取・査定のご依頼を常時受け付けています。ご不要になった本、大切だけれど置き場所に困っている・・・そんな蔵書がありましたら、お気軽にお声かけください。お問い合わせはメールでもご来店時でも構いません。お持ちくださった本は出来るかぎり早く査定します。

5/9 店日誌

5月9日、日曜日。母の日。開店前に木陰でビールを一杯。その後ちょっと昼寝をして、店を開ける準備をはじめる。店からの徒歩圏内には心地よい場所がいくつかあって、そのどれもがまだ、多くの人には見つかっていない。写真を撮っても特別でないからか、いつ行ってものんびり過ごせる。このまましずかな場所であってほしい。

今日が連休最終日って方もいるのでしょうか。当店は明日、明後日(10日・11日)が連休です。

2021/05/08

Today’s YouTube #379

https://twitter.com/MirageArea_/status/1386648624734490625

5/8 店日誌

5月8日、土曜日。当店と同じ天久保にある〈gallery Y〉で開催中のnatunatuna個展「窓をひとつちょうだい」の会期は明日まで。今日と明日の二日間は、お隣〈千年一日珈琲焙煎所・カフェ〉での「坂巻弓華 個展」とのハシゴが可能。さいわい、この週末は好天のよう。車なら5分ほど、自転車で10分ちょい、徒歩であれば25分。その日の気分で移動手段を選択できるので、なんらかの方法で行き来してほしい。とは言え、展示それぞれ、けっこうな量があるのでご無理はせずに。

さて、昨日のこと。雨の中、わざわざ店に来てくれて、ぐるりと一周半ほどしたあと店を出て、外観の写真を撮っていった人がいた。あれは何を考えての行動だったのか。今も考えているが、明確な答えは出ない。ほしい物がなかったのか。店を撮影するのが趣味なのか。理由はどうあれ許可なく写真を撮るのはやめてほしい。

今日、明日(8日・9日)は13時開店。明後日、明々後日(10日・11日)は連休です。

2021/05/07

5/7 店日誌

5月7日、金曜日。連休明けのど平日。さえない空模様。腰を据えて本を読むのにうってつけの条件が揃っている。音数の少ない、しずかな音楽を聴くのもいい。今日はできるだけぼんやり過ごしたい。

今日は20時まで開けています。明日、明後日も通常営業。