11月5日、水曜日。『七人の侍』で面白いなーと思ったのは農村と街とで文化がまったく異なっていたこと。侍、町民、商人などなどが行き交う往来には出来事が溢れていて、無数の人生が散らばっている。人と人とがすれ違うことで喧嘩になったり、笑い合ったり、絶望が深まったりもする。街の往来には予測のつかない偶発性があり、物語を生み出すには絶好の場なのだな。戦国〜江戸時代の町民文化に関する書物をひもといてみたくなった。
開店前にぶらぶら歩いていたら、筑波大の書籍部でちいさな古本市が開催されているのを発見! 漫画、映画パンフがあったり、みすず書房の本がまとまっていたりして予期せぬ遭遇に高揚した。人が歩けばなにかに出会う。無目的な移動=遊歩のはらむ豊かさを再確認。
今日も書籍、音源に入荷あり。今週もどうぞよろしく。
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