2024/06/30

6/30 店日誌

6月30日、日曜日。開店前に〈つくば美術館〉で開催中の展示「あなたの灰の中の骨へ 骨の中の灰へ」を観てきた。作家は河津晃平さん。先週、展示のお知らせを店まで持ってきてくれたのと、〈gallery Y〉の細田さんから感想を聞いて行く気になった。うーん、すごい。展示として結実するまでの思考と構想、労力とがガッチリかみあっている。「総合展 写真/映像/空家/清掃/解体」という冠に偽りなし。自分は美術展での映像作品が苦手なのだが、今日の作品はながく、しっかり向き合えた。あいにく会期は今日15時まで……なのだが、間に合えばぜひ足を運んでほしい。

湿度があれど、そこまで暑くならなかった昨日は冷房をつけずに店にいた。入荷したてのNOOLIO『SIDE.C Classics』Vol.7を聴くのに絶好の環境。ミックスされたジャズ、ソウル、レゲエやダブがよくひびく。キーンと冷やした静かな室内で本を読むのも好きだけれど、こんな感じの古本屋ってのもいいんじゃないかな。

若い友人たちと話していると発見が多い。自分のものさしで計れるものなどそう多くない(と言うか、ほとんどない)。とか、当たり前のことを認識、ときに更新できるのは実にありがたい。しっかり話せる人がいるってのは貴重だな。

今日も書籍、音源に入荷あり! オンライン・ストア〈平凡〉にも動きあり。

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