10月5日、土曜日。朝、ピーター・バラカンのラジオを流していると、ポール・マッカートニー、ニッキー・ホプキンス、ルー・リードの名前が出てきて耳を引かれる。ハービー・フラワーズというベーシストの話から「ウォーク・オン・ザ・ワイルドサイド」が流れ出して、この曲を知ったときを思い出す。大学生の頃、ロバート・ハリスがラジオの深夜番組を持っていて、落ち着いた語りが好きでよく聴いていた。あるとき流れたのが件の曲。はんぶん寝ながら、これは誰の曲なのかな……と思ったのをよく覚えている(その後、何かの拍子で曲を把握した)。
2000年代初頭のフジロック、野村訓市ひきいるトリップスター・クルーがロンドンバスで乗りつけていたときも、デカい音で流れていた。横浜日ノ出町で〈ムムムカリー〉を営むヨウヘイくんが野外パーティーでのDJで選曲していて、さすがセンスがいいなあと感心した。ルー・リード、2004年のライブでは演奏されず。シブいライブだったのに、当時の自分はぼけーっと眺めるだけだった。
それにしても、今日のピーターさんの選曲はとてもよかった。曇り空の午前中にぴったり。コーヒーをのみながらぼーっとしていて、満たされた。話と音楽がうまく絡みあって、自然と身体に染み渡った。なんとなんと、ボビー・チャールズ、マデリン・ペルーまで……。
夏葉社の復刊2作、いくつかの出版社からの定番作、スモールプレスの人気作など、新刊本の仕入れに改めて力を入れている。もちろん古本にも日々入荷があるので、お見逃しなく。
今日明日、明後日は13時開店。オンライン・ストア〈平凡〉にもご注目を。
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